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♪イエスサリー    1962.07
YESSIREE
  原曲:Linda Scott 作詞:あらかわひろし 編曲:宮川泰
  演奏:アンサンブル・レオン
  (コーラス)ブライト・リズム・ボーイズ・オールスターズ 
  録音:1962.06.06 イイノホール
   

一般知名度 私的愛好度 音楽的評価 音響的美感
★★ ★★★★ ★★★★ ★★★★

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これはミコちゃん(弘田三枝子)のオハコ(十八番)だったよなあ。
そういう印象が強い歌でしたが、リンダ・スコット嬢の歌声はどっちに近いのかな?
B面のグッド・ラック・チャームの方が可愛いんで、こっちはあまり聴かなかったな。
愛好度の低さにバチが当たったのか、イエスサリーの盤面に傷をつけてしまいました。
当時はコロンビアのステレオ電蓄でかけていたのですが、クリスタル・カートリッジ
だったので、何と、針圧6グラム! これでガリッとやったらもう致命的でした。
さあ、一大事です。慌てて買い直しにレコード店に直行。まだ売ってました。(ホッ)
という歴史の証拠にジャケットが2枚入ったドーナッツ盤が残っています。(笑)

この歌で面白いのは何といってもここですよね。
 ♪いえ いえ いえっさりー
なんと「うなり」どす。あんたら、いつから、ザ・都はるみになりはったん。
こういうのはノドに良くないのではなかろうか? と妙な心配したりして。(爆)
B面のグッド・ラック・チャームも、
 ♪あ、あ〜ん え! え!
と妙な声出してまして、これは画期的な一枚と言えるでありましょう。(どこが?)

「あらかはひろし」というペンネームはキングレコードのスタッフですよ、とここで
教えて頂いたのは収穫でしたが、ということは、他のレコード会社のレコードでは
普通は使われないのだろうと想像がつきます。
ミコちゃんのイエスサリーはどういう歌詞だったのかしら。
売ってる筈だと思ったけど、この歌のCDは現役商品では入手出来ないみたいだ。
ミコの十八番と思い込んでいたのは私の錯覚だったのかも知れないなあ。(ボケたか)

(追伸)
5日は出張のため、一日早く書き込みました。(いちいち断らんでもいいか:笑)
今回から<短かめ>にしました。書き易く、読み易い。シンプル伊豆ベスト。
伊豆では「私と私」のロケありましたね〜。こらこら、また長くなっちゃうよ。(完)

                   2002/07/04(Thu) 投稿



<アンカーさんよりレス> - 2002/07/04(Thu)
ついに「い」のスタートですね。
毎回たのしいレビューありがとうございます。
この歌はレコードでは聴いたことがなく
(ベスト盤にも入ってませんでしたね)
ドリーム・ボックスで初めて聴きました。
実際どういう風に歌っていたのかすごく興味あったんです。
それが映画「夢で逢いましょ」で舞台で歌う姿が出てきたので
感激でした。
http://peanuts-holiday.m78.com/yumedeaimasho.htm
赤、青、白というフランス国旗みたいなドレスで歌い踊る
ピーナッツ、素敵でした。



<みえちさんよりレス> 2002/07/04(Thu)
イエスサリー!!
良いですよね〜
私も大好きです☆
B面のグッド・ラック・チャームも大好き。
この一枚ってすごっいお得ですよね〜d(>_・ )グッ!

あっ?!
ザ・ピーナッツはすべてお得ですねf(^-^; ポリポリ
今日、立川のルミネに浅草のマルベル堂コーナーが
期間限定だとは思うのですがありました。
ザ・ピーナッツ目当てで行ってみたのですが
私の持っているプロマイドと同じ物で
ガックリして帰ってきました・・。
一種類しか置かないなんて・・・。号(┳◇┳)泣



ミコはウォーウォー blue さんよりレス>- 2002/07/07(Sun) 03:10 No.1155
インファント様、かつてCD2枚組で発売されていた「HIT KIT MIKO」に
この曲が入っていましたけど、ピーナツのものとは歌詞が全く違いました。
ミコちゃんのは、説明不用の漣健児さん。
不思議なことに、どちらも訳詞と書いてあるのに、全く違うんですよ。
前半はホトンド何の共通点もなし、後半は、男性に電車で会った(ピーナッツ)、
バスの停留所(ミコ)くらいの類似点。リンダ・スコットのオリジナルが
手元にないので、原詩と比べられないんですが、漣健児さんって、
かなりハチャメチャな訳をするので有名だったかたですよね。

原詩は、自分のつきあってる彼氏に対する不満みたいな曲だったと思うので、
多分両方ともかなり勝手な創作だと思います。ちなみに、ピーナッツの、
イエ、イエ、イエッサリーの部分は、ミコちゃんは、
ウォー、ウォー、イエッサリーと歌っており、こっちもかなりウナってますね。
オリジナルのリンダのがウナっていたので、それにあわせたモノでしょう。



<インファントの漣犬> - 2002/07/07(Sun) 10:11 No.1156
漣健児さんの訳詞はたしかに訳と言えるか?は別として、とても覚えやすいですね。
ただ漠然とテレビで歌を聞いてるだけで自然と記憶に入ってしまう不思議さがある。
ザ・ピーナッツは、音羽たかし:40曲、あらかはひろし:26曲が主体ですので
漣健児:7曲は少数派。音羽&あらかは版は意識的に覚えないと忘れてしまいそう。
「HIT KIT MIKO」は復刻して欲しいなあ。

ポップス人気が下り坂の時代にミコちゃんのコンサートを聴いたことがありますが、
伴奏がまだ下積み時期のブルーコメッツでしたけど、単にパンチがあるだけじゃなく、
実際のステージでの歌がレコードのそれさえも超える数少ない歌手だと感じました。
バンドを引きずり回すようなパワーがありました。
ザ・ピーナッツは豪華な舞台でビックバンドが伴奏してこそ華やかで素晴らしい。
ミコちゃんはどんな環境でも聴かせてしまうキャリアのようなものを持っていた。
どっちがいいとかいうのじゃなくてどっちも存在感が凄かったと思います。