2006.11.30 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/30(Thu) 20:00 No.3571   <HOME>

◆政府の教育再生会議が29日まとめた緊急提言は次の通り。
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 「いじめ問題への緊急提言」
 すべての子どもにとって学校は安心、安全で楽しい場所でなければなりません。保
護者にとっても、大切な子どもを預ける学校で、子どもの心身が守られ、笑顔で子ど
もが学校から帰宅することが、何より重要なことです。学校でいじめが起こらないよ
うにすること、いじめが起こった場合に速やかに解消することの第1次的責任は校長、
教頭、教員にあります。さらに、各家庭や地域の一人一人が当事者意識を持ち、いじ
めを解決していく環境を整える責任を負っています。教育再生会議有識者委員一同は、
いじめを生む素地をつくらず、いじめを受け、苦しんでいる子どもを救い、さらに、
いじめによって子どもが命を絶つという痛ましい事件を何としても食い止めるため、
学校のみに任せず、教育委員会の関係者、保護者、地域を含むすべての人々が「社会
総がかり」で早急に取り組む必要があると考え、美しい国づくりのために、緊急に以
下のことを提言します。

(1)学校は、子どもに対し、いじめは反社会的な行為として絶対許されないことで
あり、かつ、いじめを見て見ぬふりをする者も加害者であることを徹底して指導する。
<学校に、いじめを訴えやすい場所や仕組みを設けるなどの工夫を><徹底的に調査
を行い、いじめを絶対に許さない姿勢を学校全体に示す>

(2)学校は、問題を起こす子どもに対して、指導、懲戒の基準を明確にし、毅然と
した対応をとる。<例えば、社会奉仕、個別指導、別教室での教育など、規律を確保
するため校内で全教員が一致した対応をとる>

(3)教員は、いじめられている子どもには、守ってくれる人、その子を必要として
いる人が必ずいるとの指導を徹底する。日ごろから、家庭・地域と連携して、子ども
を見守り、子どもと触れ合い、子どもに声をかけ、どんな小さなサインも見逃さない
ようコミュニケーションを図る。いじめ発生時には、子ども、保護者に、学校がとる
解決策を伝える。いじめの問題解決に全力で取り組む中、子どもや保護者が希望する
場合には、いじめを理由とする転校も制度として認められていることも周知する。

(4)教育委員会は、いじめにかかわったり、いじめを放置・助長した教員に、懲戒
処分を適用する。<東京都、神奈川県にならい、全国の教育委員会で検討し、教員の
責任を明確に>

(5)学校は、いじめがあった場合、事態に応じ、個々の教員のみに委ねるのではな
く、校長、教頭、生徒指導担当教員、養護教諭などでチームを作り、学校として解決
に当たる。生徒間での話し合いも実施する。教員もクラス・マネジメントを見直し、
一人一人の子どもとの人間関係を築き直す。教育委員会も、いじめ解決のサポートチー
ムを結成し、学校を支援する。教育委員会は、学校をサポートするスキルを高める。

(6)学校は、いじめがあった場合、それを隠すことなく、いじめを受けている当事
者のプライバシーや二次被害の防止に配慮しつつ、必ず、学校評議員、学校運営協議
会、保護者に報告し、家庭や地域と一体となって、解決に取り組む。学校と保護者と
の信頼が重要である。また、問題は小さなうち(泣いていたり、寂しそうにしていた
り、けんかをしていたりなど)に芽を摘み、悪化するのを未然に防ぐ。<いじめが発
生するのは悪い学校ではない。いじめを解決するのがいい学校との認識を徹底する。
いじめやクラス・マネジメントへの取り組みを学校評価、教員評価にも盛り込む>

(7)いじめを生まない素地をつくり、いじめの解決を図るには、家庭の責任も重大
である。保護者は、子どもにしっかりと向き合わなければならない。日々の生活の中
で、ほめる、励ます、しかるなど親としての責任を果たす。おじいちゃんやおばあちゃ
ん、地域の人たちも子どもたちに声をかけ、子どもの表情や変化を見逃さず、気付い
た点を学校に知らせるなどサポートを積極的に行う。子供たちには「いじめはいけな
い」「いじめに負けない」というメッセージを伝えよう。

(8)いじめ問題については、一過性の対応で終わらせず、教育再生会議としてもさ
らに真剣に取り組むとともに政府が一丸となって取り組む。
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非常に真面目にいじめ問題に向き合った建設的な提言だと私は評価する。
マスコミもこの真意を汲み取って各家庭に直結する役割を担って意義のある報道をし、
率先して、いじめ問題の解決に邁進してほしいと感じた。
ところが、
昨夜のテレビ朝日/報道ステーションを見て、私は呆れ、同時に怒りを覚えた。
メインキャスターの古舘伊知郎の発言では、
「これは現場を知らない連中の作文であって効果は期待出来ない。教育というものは
先生と生徒の間の熱い思いで作られるべきでテキストなどの押しつけは逆効果だ」
というような主旨であった。

キャスターというキャラクターの人気を維持する為に権威に逆らう言葉を吐くことで、
カッコ良さを狙っているのだろうが、熱い思いを醸し出す、なんてことで解決すると
本気で思っているなら大馬鹿者である。教育現場の何を知っているつもりなんだろう。
無責任な立場だからこういう寝言を言っていられるのだ。
こういう言動がいじめ被害者を救済する活動の妨げになることに気づかないのだ。
他の局でも、似たりよったりで、概ね批判的、懐疑的な扱いをしていた。

そんな中で孤軍奮闘とも思えたのは、なんと、みのもんた氏であった。
「出席停止の文面を外したのは残念だが、非常に良い提言だ」と好評価を下していた。
TBSテレビ「みのもんたの朝ズバッ!」での発言だが、自宅待機だって意義があり、
この機会に親子でじっくり話し合うことも大切なんだ。いじめをする生徒は家庭にも
問題があることが多いはず、という核心を突いたコメントがあって、思わず、私も、
そうだ、そうだ、と相槌をうってしまった。

私は、学校の生徒会活動で何か出来ないのだろうかと思ってしまう。
団塊の世代で、2100人というマンモス中学校の生徒会会長をしていた経験からも、
生徒同士の連携で自主的にいじめを防ぐことを取り組むことが可能だと思う。
顧問の先生を置いて、よりきめ細かな状況の把握やケースバイケースの対応が可能に
なると思う。学問だけを教わるのが学校ではないのだ。

高校に入ってすぐに、補導委員というのをやらされた。
最初はお互いのことをわからないだろうから、ということで担任の先生が決めたのだ。
冗談じゃないよ、CIAのようなスパイ活動をやるのかと思ったらそうじゃなくて、
起立、礼、のかけ声をやるので、ああ級長のようなものか、と思っていたら、早朝に
門の脇に立って遅刻者のチェックを交代でやらされた。
顔見知りだと、どんどん大目に見るようないい加減なものだったが、生徒にさせると
いうことはよかったのかも知れない。他には何も問題や事件は起きなかった。
工業高校なんで、卒業すればすぐ就職であり、月謝の安いことで人気のあった公立は、
お金持ちのお坊っちゃん、お嬢さんや、いかれたガキなんかいなかったからだと思う。
今はどうなのかわからないが……。

小学校の4年までは無茶苦茶いじめられたが相手は大概一人であったし、その理由も
よくわかった。
当時は環境に対する僻みで、自分より裕福な子をいじめるのだ。
けっして自分の家が裕福とは思えなかったのだが、イジメっ子の家に遊びに行くと、
それはそれは悲惨な状況がよくわかったものだ。
生きていくのがやっとであり、給食費も払えず、遠足にも行けず、こども預金にも
入れない、そういうのを目の当たりにすると自分の無神経さにも気づくのだった。
いつもいじめてたヤツといつのまにか友達になっていた。むこうも関心があったから
いじめてたのだ。そういう時代のいじめとは現代は本質的に違うのだろう。


2006.11.29 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/29(Wed) 15:01 No.3570   <HOME>

昨日、少年刑務所を作って、そこへ悪質な少年犯罪者をぶちこめばいいと書いたが、
既に少年刑務所というものは実在することがわかった。不勉強だった。

しかし、一般には余り知られていないのは、ここで服役する少年の数が少ない。
全国で8ケ所あるのだが、20歳未満は7人しか入っていないそうだ。
せっかくの設備なので、少年以外も入っており、実態は青年刑務所になっている。
何故、少年はほとんどここに入れられないのかというと、少年法55条というものが
存在するからである。
↓↓↓
第55条 裁判所は、事実審理の結果、少年の被告人を保護処分に付するのか相当で
あると認めるときは、決定をもつて、事件を家庭裁判所に移送しなければならない。

これでは、殆どの場合は温情的な配慮で保護処分になってしまうものと推察される。
温情は善良な少年に適用してほしいものだが、鬼畜のようなガキに適用されるから、
少年院出身者の24%が再び犯罪を犯している。
特に、14〜16歳の凶悪少年の再犯率は何と46%。矯正にもなっていない。
(仮に矯正したところで殺された人は生き返るわけではないが)。
少年法とはもともと太平洋戦争で両親を失って孤児になった子供を守るための法律。
あの当時は食糧難・闇市が横行する時代だったからそれなりの必要はあったが、ここ
十数年の凶悪な犯罪とは全然関係ない。
つまり時代にあわなくなっている。どう考えても少年法は時代錯誤。

政府の教育再生会議が29日にまとめる「いじめ問題への緊急提言」が28日明らか
になった。提言は8項目。
いじめをした児童・生徒に対する「出席停止」は、「子どもにストレスがかかる」
(委員)という懸念などから明記は見送る。
ただし出席停止措置を念頭に「指導、懲戒の基準を明確にする」ことで、学校内の規
律確保を目指す。
 問題の児童・生徒は、学校教育法に基づき市町村教委が出席停止にできる。
こうした規定の厳格適用でいじめ被害の子どもを守る姿勢を打ち出す。
いじめに加担したり、いじめを放置した教員に懲戒処分を適用することや、いじめを
見て見ぬふりをする子どもも「加害者」と明記し、徹底指導を促す。

「出席停止処分」は提言の「目玉」と私は感じたが、この文言を削除しちゃっては
「仏作って魂入れず」であり、これでは効果を期待出来ない。
また、文部科学相は「出席停止は乱暴で、慎重に対応してほしい」などと述べていて、
改革には極めて消極的である。
何事も「ことなかれ主義」で乗り切ろうとしているのだ。
政府〜地方の教育委員会〜学校は、とにかく、自殺騒ぎだけは収まってほしいだけで、
いじめ自体の解決なんか本気で誰も取り組もうとしていないようだ。

「名誉毀損罪」、「侮辱罪」、「傷害罪(精神的なものも含める)」、「強要罪」、
「暴行罪」、「暴行傷害の教唆」、「現場助勢罪」、「恐喝罪」、「器物破損罪」、
「強制わいせつ罪」、「強姦罪」、「強姦致傷罪」、「傷害致死罪」などなど……
成人の場合には確実に懲役刑となるべきこれらの行為が学校で行われると、いじめと
いう極めて軽い言葉に置き換えられてしまう。恐ろしいことである。
おまけに学校も教育委員会もこれら犯罪を隠ぺいし犯罪者天国作りに加担してきた。
これは教育の問題ではなく、犯罪防止策として扱うべきことだったのである。

「罪を犯してはならない」これは人間の基礎であり、幼年期から躾けなければだめ。
それが出来ていないガキには学校で他の勉強をすること自体が無意味である。
だから、出席停止で良いのだ。鬼畜ではない人間に育て直してから出席させなきゃ、
国語・算数・理科・社会など教えるのは、その後でいいのだ。
それで何年か進級が遅れても本人が未熟だったのだから仕方がない。自業自得だ。

 首相は教育再生会議総会で「いじめは社会全体で真剣に取り組むべきだ。政府も
真摯に受け止め、提言を具体化するよう努力したい」と語った。
この緊急提言の具体化で少しは「いじめ」が減ることを期待したい。


2006.11.28 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/28(Tue) 23:57 No.3568   <HOME>

「大局観」という言葉がある。語源は囲碁や将棋の世界から生まれたのかも知れない。
この言葉は非常に大きい意味を持っていると私は思う。
人生は長いのだ。と思うことで随分と救われることが多い。
子供の頃は「宇宙は広い、どんな出来事も些細なものだ」という感覚を持っていた。
そのように考えないと、とてもこの世で心安らかに生きていられない。

常に先のこと(将来)を考えて行動すればよいのだが、なかなかそうはいかない。
こんなことを腹立ちまぎれに言ってしまっては、以後の気まずさで後悔するかも、と、
いう判断がとっさの時にはなかなか出来ない。
そんなことをしちゃっても許してくれたのは、母や祖父母だった。包容力の違いだ。
親父は理不尽な権力者であって暴力も振るうし正論は通じないのだが、こういうのと
生活することで社会勉強になったはずだ。

心が形成されていく過程では、強要されることへの我慢を学ぶ必要がある。
たとえそれが、押しつけであっても、じっと耐え忍ぶ習慣も身につけることが肝要。
だって、会社員になれば使われている身であって、定時に出勤しなきゃいけないのだ。
自分は、毎日、決まりきったことの繰り返しはいやだ、自由に生きたいという人には、
そういう職業もあると思うが、特殊な仕事は狭き門であって、通常は選べない。
だから一律にみんなと同じ行動を強要される。我慢出来ないのは不幸なことになる。

国旗掲揚で起立を強要する。国歌斉唱を強要する。これらは個人の自由を束縛する。
心の問題なので、国家が介入してはいけない、などと教師の一部がほざいている。
起立して国旗を仰ぎ君が代を歌うと、子供が戦争をしたくなるとでもいうのだろうか。
馬鹿馬鹿しくて話にならない。どこからそんな屁理屈が出て来るのだろう。

国旗掲揚と君が代斉唱を学校行事で必ず行うことを私は推奨するつもりはない。
本来は地方自治体が決めるのではなく職員会議で行事の議事進行案を策定すればいい。
そこで「やる」と決まったら、全員が協力し、徹底しなければならない。
教育の現場で「ご賛同頂ける方はご起立願います」なんて進行が言っているのだから、
いじめでも何でもありなんだと馬鹿少年が思っても不思議ではない。
「いじめ反対に、自分は賛同しないから、いじめても良い」という意見があっても、
教師は自分の行動(国旗国歌否定)との矛盾で何も制止出来ないのではなかろうか。

子供は分っているのだ。国旗国歌否定は単なるこじつけであって、体制に反撥をして
面白がっているに過ぎないことをお見通しなのだ。
先生が体制に反撥することを薦めるなら、オレもやってみようと思うのが当然なのだ。
教育というものはもっと毅然とした一貫性がなければならない。
教育の場なんだから、個人の嗜好などで自由に振る舞うことを許すべきではない。
押しつけだ、というのであれば、義務教育自体が押し付けなんである。
教育を受けない自由、教育を受けさせない自由、というものは日本では存在しない。

世の中は自分の思うようにはならない。なにが不自由でなにが自由なのかを理解し、
折り合いをつけることも人生勉強なんである。
学校へは修行に行くのであって、自由に好きなことをしに行く場所ではない。
押しつけとか強要とかいうけど、教育とはそういうものなのである。
押しつけでも国語は教えなきゃ本も読めないし、強要でも算数が出来なきゃ働く事も
出来やしないんだから、そういう面があって当たり前なんである。
学校は必要なことは押し付けて強要しなきゃダメなのだ。

別の視点から考えると世の中を悪くしたもっとも罪作りな法律が「少年法」である。
少年法は「悪質な少年を守り、善良な少年を虐げている法律」なのだから。
罪を犯した少年を保護するのであって、善良な少年は被害にあっても泣き寝入りだ。
こんな馬鹿げた法律はない。さっさと撤廃すべきだ。
善良な市民を悪から守ることが最優先であることが何故高学歴の有識者に分からない
のか不思議である。人権とはそういうものではない。
これだって子供はお見通しの確信犯なのだ。大人になるまで何やっても罪にならない、
こんな特権を活かさなきゃソンだと思って極悪非道を平気でやってるのだ。

少年刑務所というものを作るべきだ。運営費用は加害者の親から徴集すればいい。
いじめとか少年犯罪なんてものは昔からあるが、少年法の存在がある限り減らないの
ではないかと思う。少年犯罪促進法なのだから。
被害者の本人や肉親は少年法の存在が憎くて仕方ないだろう。
こんなに不公平な基本的人権を踏みにじった法律はないと思う。


2006.11.27 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/27(Mon) 18:54 No.3565   <HOME>

いじめ提言、29日取りまとめ=教育再生会議が分科会

 政府の教育再生会議(野依良治座長)は27日午前、教育改革の理念や方向性など
中長期的な課題を検討する「教育再生」分科会の初会合を都内のホテルで開催した。
いじめ問題に関する緊急提言の原案を事務局が提示。29日の全体会合で取りまとめる方針を確認した。

やっと、まともな対策を考えるようになったな、と正常な物の考え方が出来る人間が
政府に居ることで、ほっとした気分だ。

こういう提言には、必ず「反対意見」が付きものである。大論争となるであろう。
しかし、断言する。
反対意見は「それでは他に良い方策があるのか」というと「何もしないこと」である、
という結果になることは明らかなんである。
「政治が悪い」とか「学校が悪い」とか「時代が悪い」とか評論はいくらでも出来る。
だから、みんなで「考えましょう」という結論になるのがオチなのだ。

「考えましょう」という結論ほど無責任なものはない。
考えても何も変らない。行為が伴わないと結果は生まれない。
飲酒運転しないようにしましょう、とキャンペーンを行っても人間の心を持たない
ヤツらはいくらでもやるんだ。いじめだって同じ。
こういう連中は「罰」を与えなければダメだ。

飲酒運転するヤツは、まず第一に運転出来ないように処罰するしかないだろう。
免許を取り上げて、あとは悪事レベルに応じて刑務所に隔離するしかないだろう。
いじめをするヤツは、まず第一にいじめが出来ないように処罰するしかないだろう。
学校に来させないで、あとは悪事レベルに応じて少年院に隔離するしかないだろう。

いじめられている子供は将来の美しい日本を構成する大切な優しさを持った人間だ。
いじめなどを行うガキは、この世に生まれて来たことが間違いなので、生きている
値打がなく、害虫以下の存在だ。大人になっても社会に害毒をまき散らす存在だ。
「いじめている子供も、いじめられている子供も大切な人間」というきれいごとを
言ってても何も改善されっこない。理想論は理想的な人間にしか通用しない。

いじめ問題に関する緊急提言の29日以降の動きに期待したい。
また、どんなアホども(これも害虫の一種)が反対をするのかも見届けたい。


2006.11.26 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/27(Mon) 08:54 No.3564   <HOME>

ちょっとだけ風邪気味。
セキや鼻水は出ず、体温も平熱なんだが、頭痛がしてダルイ。
風邪薬を飲んで家に引きこもっている。

もう10年以上前から典型的な風邪の症状になったことがない。
いつも、なんとなく、という程度で終わってしまう。
ちょっと風邪気味なんでと会社を休んでも翌日は殆ど平常なので
ズル休みのように思われていたかも知れない。
それが良いことなのか、ウイルスと戦う体力もなくてナアナアで
共存しちゃってるのかわからない。

そういえば父母、祖父母ともに病気で寝ているのを見た記憶がない。
そうなったのは死ぬ前だったので老衰で寝ていたので病気じゃない。
遺伝的に今度、自分が病床に寝るときは死ぬときかもしれない。
最低でも、あと20年くらいは生きたいと思うなあ。


2006.11.25 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/26(Sun) 23:38 No.3563   <HOME>

私の布団一式が酷い状態になっていたので買い替えました。
シーツを洗おうとして敷き布団のカバーを外したら、内側の布がボロボロで、
そこから見える綿も変色していて、まさに末期症状。
家内や娘の布団はなんともないので原因は私の異常なほどの寝汗でしょう。
とにかく汗っかきなんで一年中汗をダラダラかいています。
寝汗は子供のころから凄い体質なので、これは体質が虚弱でよくないものと
思ってましたが、なんとか無事に生きています。

どうせまたすぐにダメになるのならということで新しい布団は娘用にして、
娘のお古の布団を私が使うようにしましたが。それでもホカホカです。
いかに私の布団が煎餅のような状態であったかわかるというもの。快適!


2006.11.24 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/24(Fri) 22:56 No.3562   <HOME>

徳島市の眉山の急斜面にある土砂崩れ防止用のコンクリート製壁のくぼみで、
6日間にわたって動けなくなっていた犬を、市西消防署の隊員らが22日、
ロープや安全ネットを使って無事救出した。

久々の心暖まるニュースだった。
人間であろうが犬であろうが「命」というものは尊いものなんだ。

「崖っぷち犬」とか「迷犬ラッキー」なんていうニックネームがつけられてるが、
こういうネーミングする人のセンスは凄いなといつも感心してしまいます。
上の崖でこの犬と姉妹と思われる雌犬も保護されて、ラッキー一号、二号という
呼び方をした局もあったが、我が家の娘は、そうじゃなくて、ネットで助かった
ワンちゃんを「ハッピー」にして、その姉妹犬も同時に里親が見つかるだろうと
いうことで、そちらを「ラッキー」と名付けたら良いというご意見でした。
いずれにしても茶の間を明るくする話題です。

東京都の文化施設「トーキョーワンダーサイト」の事業に石原慎太郎都知事の四男で
画家の延啓氏がかかわり、公費での海外出張もあったことについて同知事は24日の
定例記者会見で、「息子であり立派な芸術家。無給で都として便利に使っており、余
人をもって代え難い」と反論した。
悪事や犯罪ではないが、人間の品位としてどうなのだろう。


2006.11.23 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/23(Thu) 19:49 No.3561   <HOME>

いじめ撲滅の特効薬とも思える本を買いました。

 * 出版社  : 朝日新聞社出版局
 * 出版年  : 2006.09
 * 税込価格 : 1,050円
プロローグ「学校は涙であふれている」
第1章 いじめを即刻、停止させるには?
  ・学校で襲われた女子中学生の悲劇 
  ・少年院の教育で鬼畜たちは人間に戻るか?
  ・いじめの実態は「恐るべき犯罪」、学校は全くの「無力」
  ・学校が”いじめ”を見逃したために被害者は「自殺」
  ・「シャモリンチ」など、いじめの手口は巧妙・残酷
  ・”葬式ごっこ”から20年、なぜいじめは続くのか?
第2章 「鬼畜の心」に人間教育は通じない
  ・人間教育では「いじめ問題」を解決できない! 
  ・小中学生に広まる“いじめ”が原因の深刻なうつ病
  ・フリースクールは「不登校」の子どもたちの避難所
  ・「いじめ宿命論」が被害者救済を阻み、いじめを助長する
  ・いじめと対決する教師たちの深刻な力量不足
第3章 いじめは犯罪だ
  ・いじめとはまさに“学校犯罪”なのだという認識をもつこと 
  ・学校から去る被害者、居座る加害者という矛盾
  ・警察力を学校に導入し、断固たる少年司法で裁く
  ・いじめられた生徒を守るため、加害生徒を退学処分に
第4章 こうして「いじめ」は消滅する
  ・アメリカ教育界はなぜドッジボールを禁止するのか? 
  ・「ゼロ・トレランス」(不寛容)方式の衝撃
  ・スクールカウンセラーとスクールポリス
  ・「君を守り隊」の成功
  ・これが切り札! いじめ情報収集部と校内パトロール部隊 
  ・え、小学生でも少年院に入れちゃうの?
  ・被害生徒の視点に立てば、加害生徒の立ち直りは二の次
  ・歴史に埋もれた「人権主義」の正体
  ・やがて「人権=犯罪者の権利」という図式が出来上がった
  ・最終解決は人間教育か、正義のルールか
座談会 「お父さん、この学校にはいじめがないんだよ」

読物としての本の出来自体は余り上質とはいえないかも知れないし、中身ももっと
濃いものを期待したが、熱意だけは十分に感じ取ることが出来た。
もっと小冊子にして学校や教育委員会、警察などに配布したら良いかも知れない。

本書の主旨は全く曖昧な表現がなく、明解である。
『いじめ=犯罪に対しては,ためらうことなく警察力を導入し,断固たる少年司法で
裁く必要がある』というものであり、まったくもって同感だ。

いじめがなくならない根本的原因については、東京都知事や金八先生役の俳優が言う、
「少々のことでへこたれない精神力を養いなさい」という「いじめ」自体を肯定した
発言が代表格である。いじめられるのも勉強のうちだという、いじめ加害者を野放し
にすることを世間に影響を与える立場の人がほざいている限り、いじめは不滅なのだ。
いじめの犯人への断固たる裁きがなければ、いじめはなくならない。

この本の感想をネットで見つけた。
いじめとは、学校問題などではなく、刑事事件なのだという著者の主張には全面的に
賛成。学校には捜査権がない。確信犯のいじめに対して学校の取れる選択肢は多くは
ないのだ。悪質ないじめに対して、躊躇せず警察へ通報せよという著者の主張は、
”人間は分かりあえる”と教えてきた教育学者達、「思いやり」や「命の大切さ」を
教えるべきだと叫ぶ人権派マスコミには受け入れられないだろうけれど、現実と向き
合っているのはどちらなのか。

いじめ自殺者は毎日のように発生し、今日も相変わらずテレビで、人の気持になって、
いじめをなくそう、というスタンスで番組が作られていた。
加害者をどうするのかという、本当のことを誰も言えないのだ。
「加害者」を駆逐していくような報道は全くないのである。
加害者の心の救済など(無駄だろうが)、あとでゆっくり時間をかけてやったらいい。
すぐにやらなければならないのはいじめ犯罪の捜査をし、犯人を捕まえることなのだ。


2006.11.22ー4 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/23(Thu) 15:28 No.3560   <HOME>

民主党が独自案を出したということは教育基本法の見直しには賛成ということである。
中身は読めばわかるが、大同小異なのであり、要は「手柄」を自分のものにしたい、
野党共闘で自民党の評判を落としたい、というだけのもののようである。

で……実際は基本法そのものの論議よりも、関連質問の方に力が注がれているようだ。
関連とは、いじめ、未履修、やらせ、の三本柱で与党のイメージダウンを図る戦略だ。
マスコミも一緒になって、政府を攻撃している。
そんなことにパワーを注いでなんの意味があるのだろう。

ちゃんと条文を全てありのままに紹介し、解説することがまず大切なことなのである。
これは政府にゴマをするということじゃなくて、マスコミの使命であろう。
テレビ局の方針や評論家の意見は二次的でなければならない。
国民の意識を意図的に彎曲誘導しているのはマスコミの方だとつくづく感じるのだ。

これらの条文を探すのはちょっと面倒だった。
それじゃいけないのじゃないかと思うのは私だけだろうか?


2006.11.22ー3 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/23(Thu) 11:45 No.3559   <HOME>

一方、野党である民主党は、独自の対案を掲げている。
↓↓↓

民主党案(日本国教育基本法案)
(前文)
 心身ともに健やかな人間の育成は、教育の原点である家庭と、学校、地域、社会の、
広義の教育の力によって達成されるものである。
 また、日本国民ひいては人類の未来、我が国及び世界の将来は、教育の成果に依存
する。
 我々が直面する課題は、自由と責任についての正しい認識と、また、人と人、国と
国、宗教と宗教、人類と自然との間に、共に生き、互いに生かされるという共生の精
神を醸成することである。
 我々が目指す教育は、人間の尊厳と平和を重んじ、生命の尊さを知り、真理と正義
を愛し、美しいものを美しいと感ずる心を育み、創造性に富んだ、人格の向上発展を
目指す人間の育成である。
 更に、自立し、自律の精神を持ち、個人や社会に起こる不条理な出来事に対して、
連帯して取り組む豊かな人間性と、公共の精神を大切にする人間の育成である。
 同時に、日本を愛する心を涵養し、祖先を敬い、子孫に想いをいたし、伝統、文化、
芸術を尊び、学術の振興に努め、他国や他文化を理解し、新たな文明の創造を希求す
ることである。
 我々は、教育の使命を以上のように認識し、国政の中心に教育を据え、日本国憲法
の精神と新たな理念に基づく教育に日本の明日を託す決意をもって、ここに日本国教
育基本法を制定する。

第一条(教育の目的)
 教育は、人格の向上発展を目指し、日本国憲法の精神に基づく真の主権者として、
人間の尊厳を重んじ、民主的で文化的な国家、社会及び家庭の形成者たるに必要な資
質を備え、世界の平和と人類の福祉に貢献する心身ともに健やかな人材の育成を期し
て行われなければならない。

第二条(学ぶ権利の保障)
 何人も、生涯にわたって、学問の自由と教育の目的の尊重のもとに、健康で文化的
な生活を営むための学びを十分に奨励され、支援され、及び保障され、その内容を選
択し、及び決定する権利を有する。
第三条(適切かつ最善な教育の機会及び環境の享受等)何人も、その発達段階及びそ
れぞれの状況に応じた、適切かつ最善な教育の機会及び環境を享受する権利を有する。

何人も、人種、性別、言語、宗教、信条、社会的身分、経済的地位又は門地によって、
教育上差別されない。

国及び地方公共団体は、すべての幼児、児童及び生徒の発達段階及びそれぞれの状況
に応じた、適切かつ最善な教育の機会及び環境の確保及び整備のための施策を策定し、
及びこれを実施する責務を有する。

国及び地方公共団体は、経済的理由によって修学困難な者に対して、十分な奨学の方
法を講じなければならない。

第四条(学校教育)
 国及び地方公共団体は、すべての国民及び日本に居住する外国人に対し、意欲をもっ
て学校教育を受けられるよう、適切かつ最善な学校教育の機会及び環境の確保及び整
備に努めなければならない。

学校教育は、我が国の歴史と伝統文化を踏まえつつ、国際社会の変動、科学と技術の
進展その他の社会経済情勢の変化に的確に対応するものでなければならない。

学校教育においては、学校の自主性及び自律性が十分に発揮されなければならない。

法律に定める学校は、その行う教育活動に関し、幼児、児童、生徒及び学生の個人情
報の保護に留意しつつ、必要な情報を本人及び保護者等の関係者に提供し、かつ、多
角的な観点から点検及び評価に努めなければならない。

国及び地方公共団体は、前項の学校が行う情報の提供並びに点検及び評価の円滑な実
施を支援しなければならない。

第五条(教員)
 法律に定める学校は、公の性質を有するものであり、その教員は、全体の奉仕者で
あって、自己の崇高な使命を自覚し、その職責の十全な遂行に努めなければならない。

前項の教員は、その身分が尊重され、その待遇が適正に保障されなければならない。

第一項の教員については、その養成と研修の充実が図られなければならない。

第六条(幼児期の教育)
 幼児期にあるすべての子どもは、その発達段階及びそれぞれの状況に応じて、適切
かつ最善な教育を受ける権利を有する。

国及び地方公共団体は、幼児期の子どもに対する無償教育の漸進的な導入に努めなけ
ればならない。

第七条(普通教育及び義務教育)
 何人も、別に法律で定める期間の普通教育を受ける権利を有する。国民は、その保
護する子どもに、当該普通教育を受けさせる義務を負う。

義務教育は、真の主権者として民主的で文化的な国家、社会及び家庭の形成者を育成
することを目的とし、基礎的な学力の修得及び体力の向上、心身の調和的発達、道徳
心の育成、文化的素養の醸成、国際協調の精神の養成並びに自主自立の精神の体得を
旨として行われるものとする。

国は普通教育の機会を保障し、その最終的な責任を有する。

国は、普通教育に関し、地方公共団体の行う自主的かつ主体的な施策に配慮し、地方
公共団体は、国との適切な役割分担を踏まえつつ、その地域の特性に応じた施策を講
ずるものとする。

国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については授業料は徴収せず、
その他義務教育に関する費用については、保護者の負担は、できる限り軽減されるも
のとする。

第八条(高等教育)
 高等教育は、我が国の学術研究の分野において、その水準の向上及びその多様化を
図るとともに、社会の各分野における創造性に富む担い手を育成することを旨として
行われるものとする。

高等教育を行う学校は、社会に開かれたものとなるよう、職業人としての資質の向上
に資する社会人の受入れの拡大、地域、産業、文化、社会等の活性化に資する人材の
養成を目指す関係者との連携等を積極的に図るものとする。

高等教育については、無償教育の漸進的な導入及び奨学制度の充実等により、能力に
応じ、すべての者に対してこれを利用する機会が与えられるものとする。

第九条
(建学の自由及び私立の学校の振興)
 建学の自由は、別に法律で定めるところにより、教育の目的の尊重のもとに、保障
されるものとする。国及び地方公共団体は、これを最大限尊重し、あわせて、多様な
教育の機会の確保及び整備の観点から、私立の学校への助成及び私立の学校に在籍す
る者への支援に努めなければならない。

第十条(家庭における教育)
 家庭における教育は、教育の原点であり、子どもの基本的な生活習慣、倫理観、自
制心、自尊心等の資質の形成に積極的な役割を果たすことを期待される。保護者は、
子どもの最善の利益のため、その能力及び資力の範囲内で、その養育及び発達につい
ての第一義的な責任を有する。

国及び地方公共団体は、保護者に対して、適切な支援を講じなければならない。

国及び地方公共団体は、健やかな家庭環境を享受できないすべての子どもに対して、
適当な養護、保護及び援助を行わなければならない。

第十一条(地域における教育)
 地域における教育においては、地域住民の自発的取組が尊重され、多くの人々が、
学校及び家庭との連携のもとに、その担い手になることが期待され、そのことを奨励
されるものとする。

第十二条(生涯学習及び社会教育)
 国及び地方公共団体は、国民が生涯を通じて、あらゆる機会に、あらゆる場所にお
いて、多様な学習機会を享受できるよう、社会教育の充実に努めなければならない。

国及び地方公共団体が行う社会教育の充実は、図書館、博物館、公民館等の施設と機
能の整備その他適当な方法によって、図られるものとする。

第十三条(特別な状況に応じた教育)
 障がいを有する子どもは、その尊厳が確保され、共に学ぶ機会の確保に配慮されつ
つ自立や社会参加が促進され、適切な生活を享受するため、特別の養護及び教育を受
ける権利を有する。国及び地方公共団体は、障がい、発達状況、就学状況等、それぞ
れの子どもの状況に応じて、適切かつ最善な支援を講じなければならない。

第十四条(職業教育)
 何人も、学校教育と社会教育を通じて、勤労の尊さを学び、職業に対する素養と能
力を修得するための職業教育を受ける権利を有する。国及び地方公共団体は、職業教
育の振興に努めなければならない。

第十五条(政治教育)
 国政及び地方自治に参画する良識ある真の主権者としての自覚と態度を養うことは、
教育上尊重されなければならない。

法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育その
他政治的活動をしてはならない。

第十六条
(生命及び宗教に関する教育)
 生の意義と死の意味を考察し、生命あるすべてのものを尊ぶ態度を養うことは、教
育上尊重されなければならない。

宗教的な伝統や文化に関する基本的知識の修得及び宗教の意義の理解は、教育上重視
されなければならない。

宗教的感性の涵養及び宗教に関する寛容の態度を養うことは、教育上尊重されなけれ
ばならない。

国、地方公共団体及びそれらが設置する学校は、特定の宗教の信仰を奨励し、又はこ
れに反対するための宗教教育その他宗教的活動をしてはならない。

第十七条
(情報文化社会に関する教育)
 すべての児童及び生徒は、インターネット等を利用した仮想情報空間におけるコミュ
ニケーションの可能性、限界及び問題について、的確に理解し、適切な人間関係を構
築する態度と素養を修得するよう奨励されるものとする。

すべての児童及び生徒は、文化的素養を醸成し、他者との対話、交流及び協働を促進
する基礎となる国語力を身につけるための適切かつ最善な教育の機会を得られるよう
奨励されるものとする。

すべての児童及び生徒は、その健やかな成長に有害な情報から保護されるよう配慮さ
れるものとする。

第十八条(教育行政)
 教育行政は、民主的な運営を旨として行われなければならない。

地方公共団体が行う教育行政は、その施策に民意を反映させるものとし、その長が行
わなければならない。

地方公共団体は、教育行政の向上に資するよう、教育行政に関する民主的な組織を整
備するものとする。

地方公共団体が設置する学校は、保護者、地域住民、学校関係者、教育専門家等が参
画する学校理事会を設置し、主体的・自律的運営を行うものとする。

第十九条
(教育の振興に関する計画)
 政府は、国会の承認を得て、教育の振興に関する基本的な計画を定めるとともに、
これを公表しなければならない。

前項の計画には、我が国の国内総生産に対する教育に関する国の財政支出の比率を指
標として、教育に関する国の予算の確保及び充実の目標が盛り込まれるものとする。

政府は、第一項の計画の実施状況に関し、毎年、国会に報告するとともに、これを公
表しなければならない。

地方公共団体は、その議会の承認を得て、その実情に応じ、地域の教育の振興に関す
る具体的な計画を定めるとともに、これを公表しなければならない。

前項の計画には、教育に関する当該地方公共団体の予算の確保及び充実の目標が盛り
込まれるものとする。

地方公共団体の長は、第四項の計画の実施状況に関し、毎年、その議会に報告すると
ともに、これを公表しなければならない。

第二十条(予算の確保)
 政府及び地方公共団体は、前条第一項又は第四項の計画の実施に必要な予算を安定
的に確保しなければならない。

第二十一条(法令の制定)
 この法律に規定する諸条項を実施するため、必要な法令が制定されなければならな
い。

(附則)第一条(施行期日)
 この法律は、公布の日から施行する。ただし、第十八条第二項から第四項までの規
定は、別に法律で定める日から施行する。

(教育基本法の廃止)
第二条 教育基本法は、廃止する。


2006.11.22ー2 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/23(Thu) 09:07 No.3557   <HOME>

こちらが、改正法案である。


   教育基本法案

 教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)の全部を改正する。

目次

 前文

 第一章 教育の目的及び理念(第一条―第四条)

 第二章 教育の実施に関する基本(第五条―第十五条)

 第三章 教育行政(第十六条・第十七条)

 第四章 法令の制定(第十八条)

 附則

 我々日本国民は、たゆまぬ努力によって築いてきた民主的で文化的な国家を更に発
展させるとともに、世界の平和と人類の福祉の向上に貢献することを願うものである。

 我々は、この理想を実現するため、個人の尊厳を重んじ、真理と正義を希求し、公
共の精神を尊び、豊かな人間性と創造性を備えた人間の育成を期するとともに、伝統
を継承し、新しい文化の創造を目指す教育を推進する。

 ここに、我々は、日本国憲法の精神にのっとり、我が国の未来を切り拓く教育の基
本を確立し、その振興を図るため、この法律を制定する。

   第一章 教育の目的及び理念

 (教育の目的)

第一条 教育は、人格の完成を目指し、平和で民主的な国家及び社会の形成者として
必要な資質を備えた心身ともに健康な国民の育成を期して行われなければならない。

 (教育の目標)

第二条 教育は、その目的を実現するため、学問の自由を尊重しつつ、次に掲げる目
標を達成するよう行われるものとする。

 一 幅広い知識と教養を身に付け、真理を求める態度を養い、豊かな情操と道徳心
を培うとともに、健やかな身体を養うこと。

 二 個人の価値を尊重して、その能力を伸ばし、創造性を培い、自主及び自律の精
神を養うとともに、職業及び生活との関連を重視し、勤労を重んずる態度を養うこと。

 三 正義と責任、男女の平等、自他の敬愛と協力を重んずるとともに、公共の精神
に基づき、主体的に社会の形成に参画し、その発展に寄与する態度を養うこと。

 四 生命を尊び、自然を大切にし、環境の保全に寄与する態度を養うこと。

 五 伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するとともに、
他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うこと。

 (生涯学習の理念)

第三条 国民一人一人が、自己の人格を磨き、豊かな人生を送ることができるよう、
その生涯にわたって、あらゆる機会に、あらゆる場所において学習することができ、
その成果を適切に生かすことのできる社会の実現が図られなければならない。

 (教育の機会均等)

第四条 すべて国民は、ひとしく、その能力に応じた教育を受ける機会を与えられな
ければならず、人種、信条、性別、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教育
上差別されない。

2 国及び地方公共団体は、障害のある者が、その障害の状態に応じ、十分な教育を
受けられるよう、教育上必要な支援を講じなければならない。

3 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によって修学が
困難な者に対して、奨学の措置を講じなければならない。

   第二章 教育の実施に関する基本

 (義務教育)

第五条 国民は、その保護する子に、別に法律で定めるところにより、普通教育を受
けさせる義務を負う。

2 義務教育として行われる普通教育は、各個人の有する能力を伸ばしつつ社会にお
いて自立的に生きる基礎を培い、また、国家及び社会の形成者として必要とされる基
本的な資質を養うことを目的として行われるものとする。

3 国及び地方公共団体は、義務教育の機会を保障し、その水準を確保するため、適
切な役割分担及び相互の協力の下、その実施に責任を負う。

4 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料を徴収
しない。

 (学校教育)

第六条 法律に定める学校は、公の性質を有するものであって、国、地方公共団体及
び法律に定める法人のみが、これを設置することができる。

2 前項の学校においては、教育の目標が達成されるよう、教育を受ける者の心身の
発達に応じて、体系的な教育が組織的に行われなければならない。この場合において、
教育を受ける者が、学校生活を営む上で必要な規律を重んずるとともに、自ら進んで
学習に取り組む意欲を高めることを重視して行われなければならない。

 (大学)

第七条 大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真
理を探究して新たな知見を創造し、これらの成果を広く社会に提供することにより、
社会の発展に寄与するものとする。

2 大学については、自主性、自律性その他の大学における教育及び研究の特性が尊
重されなければならない。

 (私立学校)

第八条 私立学校の有する公の性質及び学校教育において果たす重要な役割にかんが
み、国及び地方公共団体は、その自主性を尊重しつつ、助成その他の適当な方法によっ
て私立学校教育の振興に努めなければならない。

 (教員)

第九条 法律に定める学校の教員は、自己の崇高な使命を深く自覚し、絶えず研究と
修養に励み、その職責の遂行に努めなければならない。

2 前項の教員については、その使命と職責の重要性にかんがみ、その身分は尊重さ
れ、待遇の適正が期せられるとともに、養成と研修の充実が図られなければならない。

 (家庭教育)

第十条 父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであっ
て、生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調
和のとれた発達を図るよう努めるものとする。

2 国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の
機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努め
なければならない。

 (幼児期の教育)

第十一条 幼児期の教育は、生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであるこ
とにかんがみ、国及び地方公共団体は、幼児の健やかな成長に資する良好な環境の整
備その他適当な方法によって、その振興に努めなければならない。

 (社会教育)

第十二条 個人の要望や社会の要請にこたえ、社会において行われる教育は、国及び
地方公共団体によって奨励されなければならない。

2 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館その他の社会教育施設の設置、
学校の施設の利用、学習の機会及び情報の提供その他の適当な方法によって社会教育
の振興に努めなければならない。

 (学校、家庭及び地域住民等の相互の連携協力)

第十三条 学校、家庭及び地域住民その他の関係者は、教育におけるそれぞれの役割
と責任を自覚するとともに、相互の連携及び協力に努めるものとする。

 (政治教育)

第十四条 良識ある公民として必要な政治的教養は、教育上尊重されなければならな
い。

2 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育
その他政治的活動をしてはならない。

 (宗教教育)

第十五条 宗教に関する寛容の態度、宗教に関する一般的な教養及び宗教の社会生活
における地位は、教育上尊重されなければならない。

2 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教
的活動をしてはならない。

   第三章 教育行政

 (教育行政)

第十六条 教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めると
ころにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割
分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない。

2 国は、全国的な教育の機会均等と教育水準の維持向上を図るため、教育に関する
施策を総合的に策定し、実施しなければならない。

3 地方公共団体は、その地域における教育の振興を図るため、その実情に応じた教
育に関する施策を策定し、実施しなければならない。

4 国及び地方公共団体は、教育が円滑かつ継続的に実施されるよう、必要な財政上
の措置を講じなければならない。

 (教育振興基本計画)

第十七条 政府は、教育の振興に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため、
教育の振興に関する施策についての基本的な方針及び講ずべき施策その他必要な事項
について、基本的な計画を定め、これを国会に報告するとともに、公表しなければな
らない。

2 地方公共団体は、前項の計画を参酌し、その地域の実情に応じ、当該地方公共団
体における教育の振興のための施策に関する基本的な計画を定めるよう努めなければ
ならない。

   第四章 法令の制定

第十八条 この法律に規定する諸条項を実施するため、必要な法令が制定されなけれ
ばならない。

   附 則

 (施行期日)

1 この法律は、公布の日から施行する。

 (社会教育法等の一部改正)

2 次に掲げる法律の規定中「教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)」を「教
育基本法(平成十八年法律第▼▼▼号)」に改める。

 一 社会教育法(昭和二十四年法律第二百七号)第一条

 二 産業教育振興法(昭和二十六年法律第二百二十八号)第一条

 三 理科教育振興法(昭和二十八年法律第百八十六号)第一条

 四 高等学校の定時制教育及び通信教育振興法(昭和二十八年法律第二百三十八号)第一条

 五 義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する臨時措置法(昭和二
十九年法律第百五十七号)第一条

 六 国立大学法人法(平成十五年法律第百十二号)第三十七条第一項

 七 独立行政法人国立高等専門学校機構法(平成十五年法律第百十三号)第十六条

 (放送大学学園法及び構造改革特別区域法の一部改正)

3 次に掲げる法律の規定中「教育基本法(昭和二十二年法律第二十五号)第九条第
二項」を「教育基本法(平成十八年法律第▼▼▼号)第十五条第二項」に改める。

 一 放送大学学園法(平成十四年法律第百五十六号)第十八条

 二 構造改革特別区域法(平成十四年法律第百八十九号)第二十条第十七項


     理 由

 我が国の教育をめぐる諸情勢の変化にかんがみ、時代の要請にこたえる我が国の教
育の基本を確立するため、教育基本法の全部を改正し、教育の目的及び理念並びに教
育の実施に関する基本となる事項を定めるとともに、国及び地方公共団体の責務を明
らかにし、教育振興基本計画の策定について定める等の必要がある。これが、この法
律案を提出する理由である。


2006.11.22ー1 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/23(Thu) 08:45 No.3556   <HOME>

教育基本法の改正がマスコミを賑わしているのだが、肝心の基本法条文を殆どの
人は読みもしないで、あ〜だ、こ〜だと言っている。
そんなに長文でもないので、ちゃんと読んで、自分で考えることが必須である。
まずは、現行の基本法の「全て」。


教育基本法

昭和22(1947)年3月31日 法律第25号
昭和22(1947)年3月31日 施行
------------------------------------------------------------------------
 朕は、枢密期間の諮詢を経て、帝国議会の協賛を経た教育基本法を裁可し、ここに
これを公布せしめる。
------------------------------------------------------------------------
教育基本法
 われらは、さきに、日本国憲法を確定し、民主的で文化的な国家を建設して、世界
の平和と人類の福祉に貢献しようとする決意を示した。この理想の実現は、根本にお
いて教育の力にまつべきものである。
 われらは、個人の尊厳を重んじ、真理と平和を希求する人間の育成を期するととも
に、普遍的にしてしかも個性豊かな文化の創造を目指す教育を普及徹底しなければな
らない。
 ここに、日本国憲法の精神に則り、教育の目的を明示して、新しい日本の教育の基
本を確立するため、この法律を制定する。
------------------------------------------------------------------------
第一条(教育の目的)
 教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義
を愛し、個人の価値をたつとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身とも
に健康な国民の育成を期して行わなければならない。

第二条(教育の方針)
 教育の目的は、あらゆる機会に、あらゆる場所において実現されなければならない。
この目的を達成するためには、学問の自由を尊重し、実際生活に即し、自発的精神を
養い、自他の敬愛と協力によつて、文化の創造と発展に貢献するように努めなければ
ならない。

第三条(教育の機会均等)

 すべて国民は、ひとしく、その能力に応ずる教育を受ける機会を与えられなければ
ならないものであつて、人種、信条、社会的身分、経済的地位又は門地によって、教
育上差別されない。

 国及び地方公共団体は、能力があるにもかかわらず、経済的理由によつて修学困難
な者に対して、奨学の方法を講じなければならない。

第四条(義務教育)

 国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う。

 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料は、これ
を徴収しない。

第五条(男女共学)
 男女は、互に敬重し、協力し合わなければならないものであつて、教育上男女の共
学は、認められなければならない。

第六条(学校教育)

 法律に定める学校は、公の性質をもつものであつて、国又は地方公共団体の外、法
律に定める法人のみが、これを設置することができる。

 法律に定める学校の教員は、全体の奉仕者であつて、自己の使命を自覚し、その職
責の遂行に努めなければならない。このためには、教員の身分は、尊重され、その待
遇の適正が、期せられなければならない。

第七条(社会教育)

 家庭教育及び勤労の場所その他社会において行われる教育は、国及び地方公共団体
によつて奨励されなければならない。

 国及び地方公共団体は、図書館、博物館、公民館等の施設の設置、学校の施設の利
用その他適当な方法によつて教育の目的の実現に努めなければならない。

第八条(政治教育)

 良識ある公民たるに必要な政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない。

 法律に定める学校は、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治教育そ
の他政治的活動をしてはならない。

第九条(宗教教育)

 宗教に関する寛容の態度及び宗教の社会生活における地位は、教育上これを尊重し
なければならない。

 国及び地方公共団体が設置する学校は、特定の宗教のための宗教教育その他宗教的
活動をしてはならない。

第十条(教育行政)

 教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われ
るべきものである。

 教育行政は、この自覚のもとに、教育の目的を遂行するに必要な諸条件の整備確立
を目標として行われなければならない。

第十一条(補則)
 この法律に掲げる諸条項を実施するために必要がある場合には、適当な法令が制定
されなければならない。

附則
 この法律は、公布の日から、これを施行する。


2006.11.21 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/23(Thu) 08:24 No.3555   <HOME>

日産自動車は20日、主力車「スカイライン」を5年ぶりに全面改良して発売した。
同社の伝統的な技術の血筋を継承するクルマであることを盛んにPRしているのだが、
私の世代にはそんなウソは通用しない。
「プリンス・スカイライン」の末裔なのだから、元祖は「プリンス自動車」である。
当時の技術面はプリンスが国内では圧倒的だったように記憶している。
単に日産自動車が吸収合併したに過ぎない。
プリンス自動車の優秀な技術陣は、日産自動車のたいした技術もない連中のいじめに
遭って、逃げ出したというウワサがあった。無念であったと思われる。
しかし、当時の素晴らしい性能の言い伝えが、スカイラインという名前で生き残って
きたのだから、技術者としては感慨無量だろうな。


2006.11.20 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/22(Wed) 19:00 No.3554   <HOME>

「15人に1人が不正を働いたり、疑惑を持たれている仕事は他にないだろう。
恥ずかしくて自分の仕事を言えない」と、ある県の知事が嘆いたという。

尊敬される職業というものが昔はあったように思う。
「職業に貴賎なし」とは言うものの、国会議員、知事、市長などは私が逆立ちしても
なれない尊いお仕事だと思うし、「先生」と呼ばれる人達も昔は私なんかとはレベル
の違う人格も備えている人達だと思っていた。
公務員の人は民間に比べて薄給であっても世の中のために懸命に尽すというイメージ
で、尊敬の目で見られていたように思う。

ところが、現代では、もう滅茶苦茶である。
全員がそうではないだろうが、とんでもないヤツの存在割合いが大きくなっている。
受験に強いことがまず勝ち組の秘訣であろうし、バレないように犯罪ギリギリの行為
で金儲けするヤツが勝ち。不条理だろうが何だろうが金儲けの達人が成功者。
仮に税金の使途なんかをきちんとトレース出来たとすると、直接、または間接的に
悪賢いヤツがたっぷり盗み取っていて、大部分が騙されているような気がするなあ。


2006.11.19 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/20(Mon) 17:17 No.3552   <HOME>

日記ではあるものの、このところ毎日「いじめ問題」ばかり考えている。
身の回りに「いじめ問題」が存在するわけではないのだが、他人事ではなく、
人間とは……という哲学的領分にまで達する重要な課題だと思うからである。

今朝の東京新聞に篠原鋭一さんという曹洞宗のご住職の談話が掲載されていた。
その一部だが、
「世界には生きたいのに生きられない命がたくさんある。『私なんかこの世に
いない方がいい』と思っている人は、こういうふうに納得してほしい。
あなたはただ、いるだけでいい。いるだけで家族はうれしい。そして時間の力
を信じましょう。不幸も幸福も永遠には続かない」
これを読んで、いやあこれは凄い真理だなあと感心してしまった。

なかには居ることが疎ましいと思う家族もいるかも知れない。それは悲劇だが、
誰かが一人でも自分が存在していることをうれしいと思ってくれている人間が
いるのではなかろうか?
もし、最悪の場合、誰からも疎まれていたとしても未来永劫そのままだという
わけではないかも知れない。まあとりあえずは40歳くらいまで生きてみたら
何か見えてくるのではないだろうか。死ぬのはそこからでもいいじゃないかな。

いじめ問題というのは「いじめられる側だけの問題ではない」と思う。
いじめの当事者が判明しても、その生徒を追及しても、否認されるのだろう。
両親も「うちの子がするはずない」と言い張るに違いない。
しかしバレなければ、罰せられなければ、それでよいわけではないだろう。
うまく誤魔化せたとして、それが長期的視点で見て、結果OKではなかろう。
これはより大きな犯罪を起こす芽を育成していることに繋がるのだから。

相変わらず「教育基本法の改正」の反対運動が盛んだ。
盛んだ、と言っても、目立つからといって、それが世論の大多数ではないだろうが、
たった便箋二枚程度の条文にそんな重大な意味が含まれているのだろうか?
曰く、
「個人を尊重し人格の完成を目指すものから、国のために喜んで死ねる国民をつくる
ものに変えようとしている」
「改正案は教育への国家介入を許す改悪法」
「法律で愛国心を押し付けるな」
「愛国心教育については、内心の自由を保障する憲法に抵触する恐れがある」
「いじめや必修科目の未履修など現在の教育問題について、教育基本法のどこに責任
があるのか。拙速な強行採決ではなく、十分に議論すべき」
「採決強行は、いじめが原因とみられる子どもの自殺など直面する課題の事実解明と
深い教育的議論を放棄するもの」
「日の丸・君が代の時と同じように、法案が通れば、愛国心の強制が始まる」
「『採決を急ぐな』という国民多数の声を無視した暴挙」
「教育の独立性を規定した十条を踏みにじり、全国学力テストなど教育現場をむしば
む競争主義を導入しようとしている」
「教育ではなく、子どもの調教と呼ぶべきことだ。子どもの人格を尊重したとは考え
られない」
「教育の目標を基本法に盛り込むことは、憲法的にも法理論的にも間違っている」

そうなのかなあ? 考え過ぎじゃないの? わざとこじつけていないか?
強行採決だなんて表現してるけど野党側が真剣に審議に応じなければ何年かかっても
いっしょでしょうが。106時間も討議したというじゃない。まだ足りないの?
そもそも、「強行採決」させようという野党側の作戦なんだろうと思う。確信犯だ。
一見、与党の横暴のような印象を持たせることで、イメージダウンを画策して、選挙
での攻撃ネタにするという野党陣営のもっとも汚く古臭い戦術だとしか思えない。
国民や教育というものを真剣に考えてはいないどころか、自分にとって何が得なのか
ということだけに腐心している情けない野党に成り下がってしまったようだ。


2006.11.18 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/19(Sun) 16:38 No.3550   <HOME>

17日夕方に文部科学大臣から、いじめによる自殺という痛ましい事件が依然として
発生している状況を踏まえ、いじめの問題についての呼びかけが発表された。

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          文部科学大臣からのお願い
「未来のある君たちへ」

 弱いたちばの友だちや同級生をいじめるのは、はずかしいこと。
 仲間といっしょに友だちをいじめるのは、ひきょうなこと。
 君たちもいじめられるたちばになることもあるんだよ。後になって、なぜあんな
はずかしいことをしたのだろう、ばかだったなあと思うより、今、やっているいじ
めをすぐにやめよう。
    *          *         *
 いじめられて苦しんでいる者は、けっして一人ぼっちじゃないんだよ。
 お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、きょうだい、学校の先生、
学校や近所の友達、だれにでもいいから、はずかしがらず、一人でくるしまず、
いじめられていることを話すゆうきをもとう。話せば楽になるからね。きっとみん
なが助けてくれる。

 平成十八年十一月十七日
      文部科学大臣 伊吹 文明
----------------------------------------------

どうも世の中全般に、このような通達を真剣に読まず、扱わず、粗略に扱うことが
かっこいい、と思っている風潮がある。
教育に関わる最高責任者という位置付けの方の発言を軽々しく捉えて良いわけがない。
なのに……
当日夜半過ぎの日本テレビのニュースを見ていたら、私は愕然としてしまった。
たったこれだけのわかりやすい内容の文面を更に省略してしまっていたのだ。
それも、「いじめられて苦しんでいる者は、」以降を抜粋して解説していたのだった。

大切なことは私は前半にあると思う。99%は前半に問題の根幹があると思う。
前半の網に洩れて、それでもなお、いじめが起きてしまった時でも、自殺することを
なんとか回避しようという水際の切羽詰まったときの対処が後半なのである。
文部科学大臣が切に願っていて、お願いしたいことは「いじめをやめよう」という
ことなのである。
他のテレビ局は見ていないので比較は出来ないが、日本テレビの報道局という部署は
無見識で、モノの道理もわからない、宣伝マンのような薄っぺらい頭脳集団だろうと
確信した。ここの報道は気を確かにもって注意深く見聞きした方が良さそうである。


2006.11.17 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/18(Sat) 17:46 No.3549   <HOME>

16日発売の週刊文春を見たら、<新聞不信>というコラムで、
「いじめできれいごとはもうたくさん」という記事があった。
その記事の後半の抜粋である。↓↓↓

 もうきれいごとをいう段階ではなく、この社会では<いじめはなくならない>と
いう前提の記事が必要ではないか。
 昨今の幼児虐待も実際には社会的不満があり、人間的に未熟な親が子どもにあたり
ちらしているという図だろう。それは小中学校のいじめに通じている。
さらにいじめには、恐喝といっていい犯罪まで含まれている。
 単に学枚だけの問題ではなく、家庭教育のいいかげんさがいじめの遠因になって
いることは、各紙の紙面を読むとよくわかる。
 いじめは犯罪であり、それには親も貫任があるとはっきり断言し、そのうえで
ときには学校に警官が導入されても仕方がないと書くべきだ。
 いじめに負けるな、誰かに相談しろ、などと生ぬるいことをいっているから、
加害者は図にのっているのだ。

まったく同感である。
加害者への圧力なしに犯罪が減るわけがない。何をされても我慢しろという論旨は
ことなかれ主義の際たるものだ。これだけ生徒や校長の生真面目な尊い命を無駄に
し続けてよいわけがない。もっと真剣に実効がある策をとるべきなのだ。
連載記事のタイトルも、
「子どもを守る いじめから」(朝日)
「死なないで いじめ 救いの手どこに」(毎日)
「なくせ いじめ自殺」(読売)
といった受身の表現にしかなっていないのだ。こんなバカな発想はないだろう。

「いじめ」というのは子供がやってるのだから大したことはないので、それくらいで
自殺なんかするなよ、という意識が見え見えである。
ところが実際には「恐喝」という犯罪行為だってあるし、暴力もある。
「いじめ」の語句を実際に行われた行為の語句で置き換えてみればはっきりする。

 子どもを守る、恐喝(暴力)から。
 死なないで、恐喝(暴力)からの救いの手どこに。
 なくせ、恐喝(暴力)による自殺。
なんてキャンペーンになってしまうではないか。
こんな連載記事はありえないだろう。寝言言ってないで検挙するしかないじゃないか。
「子供を守る、飲酒運転による轢き逃げから」なんてことが実現可能なのかい。
被害者に救いの手を差し伸べるのは二の次だろうが。
加害者(犯罪者)を野放しにし、加害者の人権を優先するなんて本末転倒である。
性悪なヤツを懲らしめなきゃ社会が成り立っていかない。

娘が小学生の時に、戦争体験の本の感想文を親と子が書くという宿題があった。
その後、それが文集になって配布されたが、私の感想文は非掲載だった。
殆どが、戦争の悲惨さがよくわかった。二度と戦争はごめんだ。戦争からわが子を
守りたい。戦争へ誘導するような教育はなされるべきではない……などなど……
至って類型的で、どこかで見たような作文ばかりで、教師の主義に沿ったものだけが
掲載されていた。

私は、クラスの仲間をのけものにしたり、いじめたりするところから解決しない限り、
戦争というものはなくならない。他人が平和にしてくれるわけじゃなく、自分達が
まず仲良く出来ればそれが次第に大きな友情の輪になって世界平和が実現するのだ。
だから、他人事じゃない。兄弟や父母とも意思の疏通が出来ないようでは、とても、
他国の人と平和を共存出来るわけがない、とか、書いたのだが、おそらくセンセイは、
それと戦争とは別でしょ、と思ったに違いない。
予想外の感想だったのだろう。自分が考えていないことは評価出来ないのである。
こんなところでタブーな「いじめ」の言葉を持ち出してほしくなかったかもしれない。

金八先生役でお馴染みの武田鉄也はこんな風に言っている。
「いじめる奴を説教しても変わらない。問題はいじめられる奴で、大事なのはいじめ
られる奴を鍛えること」
石原都知事と要旨は同じで、これは強者の論理だ。世の中は弱肉強食であり弱い者が
虐待されるのは自然の摂理なんだから、強くなって戦え、ということである。
弱い者は次々に駆逐されるのだという論理。これでは絶対に世界平和は実現しない。
「いじめは昔からあるし、今後も絶対になくならない。問題は自殺することなので、
それをどうしたら防げるかという、極めて狭い問題なのである。」
これが大勢の意見であって、マスコミも殆どが同一色で染まっている。

しかし、これで良いのだろうか?天下の大悪党石川五右衛門の辞世の句とされる、
「石川や浜の真砂は尽きるとも 世に盗人の種は尽きまじ」を、その通りだと認めて、
「世にいじめの種は尽きまじ」なので、これにはお手上げで良いとする世相である。
警察は犯人を捕まえることは二次的で、本来は「犯罪の予防」である筈であるし、
交通取締も違反車の検挙が目的なのではなく、交通違反を少なくすることなのだ。
酔っぱらい運転なんて永遠になくならない。こういう意識では事故は減らない。

加害者連中に対してのアクションというのは、言うは易しで実際には難しい面もある。
だからこそ、そこに人類の叡智を結集して、どうすれば理想に近付けるかを模索する
べきなのだ。
おおげさに言えば、これが出来ないようでは、人類に明るい未来はない。
逆に、これが出来るようになれば、世の中の全ての犯罪行為が消え失せるような未来
が拓けるのかもしれない。
いじめの解決は(自殺の防止じゃないぞ)人類の最大のテーマかも知れない。


2006.11.16 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/17(Fri) 17:02 No.3547   <HOME>


ヒマなので本屋でこんな文庫本を買って読んだ。
あまりにも無教養極まりない人間なので常識というものを摂取しようと試みたと
いうことだから、別に宗教に興味があったわけではありません。
しかし、以前、なんかの雑誌コラムで読んだ内容ですが、外国人と付き合うとき、
自分は仏教を信じているという方が、何も信じない人間だというよりもマシという
事実に驚きました。日本人の多くは私と同じようにあまり信仰心はないのではと
思うからです。

もちろん、こんな本は初心者向けなのであって、本格的に学ぼうとか信じようと
思っているわけではないのですが、例えば「シバの女王」なんて曲は、歴史的な
背景がわからないと、なかにし礼さんの素晴らしい詩の意味もその本質が分からず、
非常に勿体ないことになります。
映画にしてもそうだし、クラシック音楽などはある程度の背景認識がないと感動も
薄くなります。とにかく、作った人の心を理解することが大切だと思いました。

その感想をここに書くつもりはないのですが、ある箇所が非常に印象に残ります。
それは「新約聖書」の方、つまりキリスト教の聖典の記述なんですが……
キリスト様が自筆で書いているわけではなく、言い伝えではあるんですが……
よく知られているのは、実践的な規範として、
「人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい」であり、
考え方は、
「求めなさい。そうすれば、与えられる。探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。だれでも、求める者は受け、探す者は
見つけ、門をたたく者には開かれる。あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の
子供に、石を与えるだろうか。肴を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。このように、
あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知って
いる。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良いものを下さるに違いない」。

ここで、あっと気づいた。
子供を栄養失調にさせて殺してしまう事件があったが、あの親はキリスト様でさえ
想定出来なかった人間外の何か禍々しい魔物じゃなかろうか、ということ。
だって、悪人でさえ自分の子供は大切にするに決まっているということを前提に、
教義が成り立っているのだから、キリスト教ではもう救えないのではなかろうか。
もう善悪を超えた人間外の魔物であり、「人でなし」の規格外の化物に弁護士を
付けて裁判をすること自体が無意味のように思える。

子殺しに至らないまでも、虐待をするヤツは人間ではない。法律なんてものの適用を
するまでもない。性善説に基づく人権擁護に当てはまる対象ではないのだ。
「実母による子殺し」は、例え死者が一人であっても無条件で死刑で良いと思う。
この女どもは人間とはいえないのだから、情状酌量など無用。抹殺しか選択肢はない。
刑務所で生かしておくこと自体が税金の無駄遣いだと思う。


2006.11.15 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/16(Thu) 11:34 No.3546   <HOME>

教育基本法改正案は15日夕、衆院教育基本法特別委員会で、自民、公明の与党の
賛成多数で可決された。
新聞の記事(東京新聞)では、<子ども不在「目は上に」><現場監視さらに……
不安の声><国の権限強化狙う>などと害して「批判調」である。社説も然り。

しかし、何かがおかしい。
民主、共産、社民、国民新の野党4党は、改正自体を反対しているだけであるから、
106時間という審議中も、現在の教育現場の問題は政府が悪いという主旨での、
「批判」を繰り返していただけで、教育基本法改正案の条文について、一言一句を
吟味するという協力的な努力をしていない。
多数決論理が民主主義なのだから、改善点を指摘することで野党の意見を提出する
こと以外では彼等の存在自体が意味をなさない。少数意見でも尊重することが民主
主義なのだが、その意見を出さないで、改正審議自体に反対では議会が成立しない。

野党の反対主旨は、
1.スケジュールを決めて進めるような課題ではない。一ヶ月では短い。
  ↓↓↓
スケジュールを立てることは悪いことではなく、むしろ当たり前である。日程案を
作らないようでは無責任極まりない。一ヶ月を無為に過ごしたのは野党側である。

2.今は教育基本法の改正などを悠長にやっている時ではない。
  ↓↓↓
ならば、さっさと(各論的実践法である)教育指導要領の改正案を提出したら良い。
そのためにも、悠長に教育基本法改正反対などしているヒマはないのだ。
人間が作る法なのだから完全無欠とはいかないだろうが、そこを補うような建設的な
意見を言うべきではなかったか。
いじめや未修課目の問題を解決出来るような法案があるのなら出してみれば良い。

3.国の権限強化をしてはならない。
  ↓↓↓
具体的にどこが問題なのか野党の指摘している箇所がもっと主観的で分かりにくい。
軍国主義へ復活反対とか、国民の自由を奪うとか、そんなことが何処をどう読めば
書いてあるのかを具体的に示さなければならない筈だ。
国から地方自治体や学校への権限委譲を進めて来た結果が、今の状況なのであり、
民主党議員から「いじめという文字が教育指導要領に書かれていない。書かないと
指導出来ないのではないか」という意見も出ているように、野党自体も指導強化を
しなきゃダメともいっている。矛盾と混乱は野党において特に激しい。

結局、なにも反対する根拠がないのではないか?

戦前の「教育勅語」から「教育基本法」への改正時に「個人の権利」という概念を
強く打ち出したために、「自由」という言葉が一人歩きして、なにをやっても良い
ような風潮が蔓延したのが現状であり、改正案は、そうじゃなくて公共性と義務を
強化したように感じる。無責任な自由ではなく、責任ある義務の上に成立する権利
と自由を確立している。素晴らしいとも言えないだろうが、改良・改善であるのは
認められると思う。恐らく誰が作っても同じようなものにしかなりえない。

この教育基本法改正の問題に関しては野党は単純に党利党略のムード的な国民反撥
意識を煽ることだけを目差していた。まず自分の党の存在、しいては議員としての
己の存在を最優先し、国民をないがしろにしたり、誤った誘導をしていた責任は
大きい。これは新聞やマスコミも同罪だ。肝心な論点がさっぱり出てこないばかりか、
ダメ出しばかりで政権批判ばかりやっている。具体的な改善案など見たこともない。
大学まで出た知識と素養は一体どこに消えたのか、税金を使って何を学んだのだろう?


2006.11.14 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/14(Tue) 17:42 No.3545   <HOME>

野党が教育基本法改正に反対していて、それは、やらせ問題の決着がついていない
とか、いじめ対策や未履修課目などの対応さえ出来ていない段階ではそんな審議に
応じられないとか、かなりもめそうである。
何をどう変えようとしてるのか、改正案にどんな問題があるのか勉強してみた。
とりあえず、新旧の比較。↓↓↓
http://seijotcp.hp.infoseek.co.jp/edu0604.html

こういう法案の解釈は専門家じゃないからはっきりしたことは言えないのだけれども、
改正案でいいんじゃないの? どこに問題があるの? という素朴な疑問が浮かんだ。
けっこう改善されているように思うんだけどなあ。
たとえば、こんなのも追加されている。

(家庭教育)第十条
(1)父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、
生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、自立心を育成し、心身の調和の
とれた発達を図るよう努めるものとすること。
(2)国および地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学
習の機会および情報の提供その他家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう
努めなければならないこと。

私は個人的にだけど、
 > 父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有するものであって、
 > 生活のために必要な習慣を身に付けさせるとともに、
ここなんか、とても良いと思うのです。
保護者は子供の教育については真っ先に責任があるんだよと宣告しているわけなので、
授業をおとなしく集中して受けることが出来るとか、学校へ行く前に子供に躾をする
義務があることを鮮明にしたし、ましてや、給食費を払わないとか、国旗・国家を
無視するとか、いじめをするとか基本的な学校生活の心構えが出来ていないのは保護
者の責任が重大で他に責任転嫁することではないと明言していることを評価したい。

おしなべて当たり前の行動的規範を定めているのであり、反対することの為に野党が
存在するみたいな、いちゃもんつけ、揚げ足取りのような時間の無駄は慎むべきだ。
これは「基本法」なので、ここをどうこうしても、現在起きている現場レベルの危機
を救済することは出来ないのだ。さっさと可決して、具体的な細則の整備に入ったら
良いのではないか。こんな段階で審議拒否や引き延ばしをするのは国民を裏切る行為
としか思えない。毎日のように子供がいじめられ、自殺が起きているのだ。

すぐやらなくてはならないこと……
担任の先生には、早く「ギブ・アップ」して、上司に報告し、職員室全体での問題と
して取り上げてもらうようにスピードアップしてほしい。
それで成績の査定が下がってもしょうがないではないか。
そして、「ギブ・アップ」せずに、秘匿していた先生には強烈なペナルティを課して、
より以上の査定ダウンをする評価基準にするべきだ。

「三人寄れば文殊の知恵」というではないか。教頭やカウンセラーの助力を求める。
授業を妨害したり、いじめを繰り返したりする、どうしょうもないガキは、特別の
問題児学級を設けて、すぐにそこに押し込む。給食費不払い児童もそこに入れる。
ここではまともな授業は不可能だろうが、その子の学力が落ちるのは自業自得だ。
それが不満な保護者はカウンセラーと三者面談し、復帰させる場合は保護者が授業を
10日間程度参観することにするとか、再発防止を徹底する。

殆どのケースでは問題が発覚すると「仲良くしなさい」とか「ケンカはやめよう」
などと、子供当事者の関係に起因することだと決めつけている。
そうすることで責任が教師に及ばないように逃げている。
しかし、いじめは加害者と被害者がはっきりしていて、善悪も明解なのだ。
被害者には責任がない一方的犯罪行為なのに、判定者になることから逃げているのだ。
まあ、いじめをするようなガキの親はろくな人間じゃないので、そっちの方が恐くて
被害者側の保護者にだけ良く観察してあげてください、といって現実逃避する。

悪人を悪人といってはいけない、異常者を異常者といえない、おかしな風潮がある。
しかし、お前のやったことは悪いことだとちゃんと分からせないと加害者でいる内は
バレなきゃいいや、弱虫より強い子なんだからいいや、いじめ側なんだからいいや、
と安心していると、とんでもない事件となって、今度は家族ぐるみ全員が世間からの
いじめにあうという羽目になる可能性が大きいのだ。
なにしろ、相手が自殺してしまうという仕返しの核爆発で立場が逆転してしまうのだ。
そういうことをマスコミも「大きな声で」教えてあげなければならない。

4人組のいじめガキは登校出来ず、カウンセラーが家庭訪問しているというし、恐喝
して1500円を奪ったガキは、泣きじゃくってしまって、捜査が進まないといった
加害者側の惨状をもっとトップニュースで伝えるべきだ。
いくら名前を伏せたって、その学校の内部や区域住民には全部バレているはずである。
ほ〜ら、こんなことになってしまうんだよ、と、いじめ進行形のガキと親に対しては
徹底的な脅しのプレッシャーを与えて、毎日ビクビク暮らすように仕向けなきゃダメ。
「自殺した子は天国へ行くが、自殺させたガキは現世で地獄をみる」これで行こう。


2006.11.13 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/14(Tue) 06:53 No.3542   <HOME>

> 中学生の自殺相次ぐ=大阪1年女子、埼玉3年男子−いじめか、学校側対処遅れる?

> 同級生から「ちび」と言われ悩んでいたり金銭の要求があったりするなど、いずれ
> もいじめを苦にしていたとみられる。
> 学校側は「いじめの前兆段階として担任が指導していた」(大阪)、
> 「相談を受けており相手の生徒に早く指導すればよかった」(埼玉)としており、
> 対処が遅れた可能性もある。

いじめ〜自殺問題が連日テレビや新聞で報道されているが適切な対応が全く採られず、
沈静化の目処も立っていない。嘆かわしい現状だし、危機感も政府にはないようだ。
ネットの投稿を見ていたら珍しく核心をついた意見があった。

> いじめを無くしたいなら、
> <いじめをする連中を処罰する制度の確立>(親や教師も含め)
> この一言に尽きます!

私も同感だ。
これしかないのに、やらないことが国や地方自治体の怠慢であり、何もしないこと
自体がむしろ犯罪行為だと思われる。
自殺者の親は都道府県と同時に、法律の不整備が招いた惨劇として国を訴える行動を
起こすべきだと思う。被害者の会を作り、集団訴訟を起こせば良い。

自殺が発生する事が問題なのではなく、いじめが起きていることが問題の本質なのに、
「自殺なんかしないで、頑張って生きなきゃダメだ」という論調に収束されている。
問題をいじめられる側の「弱さ」「脆さ」にあるとしているのは新聞もテレビも同じ。
国家の運営を任された人間も、有識者達もまるで脳味噌が腐っているとしか思えない
思考の膠着化が起きていて、弱者救済への手立てを考えようともしていない。

物事にはスピードとタイミングが必要である。
<NHK受信料不払いを処罰する制度の確立>
<学校での給食費不払いを処罰する制度の確立>
なぜ、こんなこともさっさとやらないのであろうか。
国会議員は何をしているのだろう。

先日、「いじめをすることも個人の自由だ」という子供の発言があって驚いた。
これは日頃の教師の威信失墜が招いた悪影響のひとつだと思われる。
日本国の国旗と国歌を否定し、国旗掲揚や国歌斉唱を拒絶して、日本国憲法の遵守を
拒否することを身をもって生徒の前で示し、それが個人の自由だ、と高らかに宣言。
みんなもこれを見習えというのだから、なにをしてもいいんだと思うのが当然だ。

思考、信教、言論の自由は保証されていても、他人への強要は憲法違反だ。
そもそも憲法違反する自由と言うものは存在しない。
憲法で守られていることをみだりに行使しておいて、憲法を無視することは矛盾し、
そういう整合性のないデタラメなことを率先している教師たちの言うことなど何の
規範にもならないから、教育自体が崩壊してしまっているのだ。


2006.11.12 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/13(Mon) 08:34 No.3541   <HOME>

私はケータイを持っていないので、私に用がある人は従来の固定電話にかけてくる。
だから、鳴ったら出なきゃ、どんな用件だかわからないので、出ざるを得ない。
ところが、日頃おつき合いの少ない私に用事がある人というのはこれまた極小なので、
かかってくる電話の殆どが何らかの勧誘電話である。

「リフォームしませんか」というのが一番多いようだ。「お墓の斡旋」も多い。
マンションを買いませんか(売りませんかも)、サプリメントの紹介もありますな。
けっこうしつっこいのが「先物取引」や「金融商品」。けっこう食い下がる。
いかにもインチキという匂いがプンプンなのがいたので「興味がないからごめん」と
電話を切ったら、「興味がないなんて言い方は失礼じゃないですか」と言い出した。
「人の話も全部聞かないで、興味がないというのは人間の会話になっていない」と、
「あんたはこの電話をかけて給料貰うのだろうが、こっちは自分の休養時間なんだ。
それを邪魔する権利はあなたにはない。興味のないことに時間を費やす義務も無い」。

そんなことを言っては切り、またかかってくる、それを繰り返していたが、
「見込みのない無駄な時間を使ってたら、あんたは低能率者の社員だと評価されるよ。
ノルマってのがあるんじゃないの。早く他の所へ電話して騙さなきゃクビになるよ。
そもそも、こんな仕事はクビにされて辞めた方がいいかもな。正業に就きなさい」
これでブチ切れたのか、以後、電話が鳴りっぱなし。
しょうがないので、放っておいて、買物に出掛けた。以後、かかってこない。

「人に迷惑をかけない」これが人としての最低限のマナー。
これが出来ないヤツは人間とは認められない。
こういう人間の格好をした非人間どもの数が増大しているのが現代。
先日、給食費を払わない親が激増しているニュース報道を見た。
堂々とインタビューに応じていることにも驚いた。
「義務教育なんだから給食費も無料でなきゃおかしいから私は払わない」
なんて、とんでもない無知なことを平気で言っている。

第四条(義務教育)

 国民は、その保護する子女に、九年の普通教育を受けさせる義務を負う。

 国又は地方公共団体の設置する学校における義務教育については、授業料は、これを徴収しない。

現行の教育基本法は私が生まれた年に公布され施行されているのであるが改正法案に
おいても上記部分の根幹は不変である。
すなわち、義務というのは親にあるのであり、国又は地方公共団体の設置する学校は
授業料を負担しなくても良いということなのであって、子供が食べる食事は保護者が
負担するのは当然なのである。なにをデタラメなことをほざいているのだろう。

NHK受信料の不払いといい、自分勝手な屁理屈をつけて、他人に費用を肩代わり
させようとする卑劣な人間が増大していて、盗人猛々しい有様だ。
ちゃんとした人間を前提にした法律はこのような輩には効力がない時代になった。
すべての条項に「罰則規定」を設けなければならない時代なのであるから、改正し、
こいつらを片っ端から検挙してブタ箱に放り込む必要があると思われる。


2006.11.11 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/13(Mon) 07:38 No.3540   <HOME>

二〜三日前の新聞に<消費者金融>大手4社 グレーゾーン廃止で通期決算も赤字と
いう記事が載っていた。

> 消費者金融大手4社の06年9月中間連結決算が8日、出そろった。グレーゾーン金利
> で過去に徴収した利子への返還請求に備え引当金を大幅に積み増した結果、最終(当期
> )損益は4社とも大幅な赤字に転落した。通期の連結最終損益もそろって大幅赤字の見
> 通しで、上場来初の赤字決算となりそうだ。高金利での貸し出しを背景に高い収益を上
> げてきた大手4社は、経営戦略の見直しやリストラなどに動き始めた。

そもそも、消費者金融一社で、何百億円とか利益が出るなんて尋常ではない時代だと
思っていた。サラ金の多重債務の返済に困ってという強盗犯罪が多いのは当然だろう。
昔はサラ金のCMには規制があり、深夜だけとか歯止めがあった筈だ。
CMの内容にも問題がある。便利だよ〜。オシャレだよ〜みたいな感覚でお気軽に、
お財布代わりにど〜ぞ、とばかり、借金することなんか何でもない風潮を作り出して
とにかく欲しいものをすぐ手に入れるのが現代人だという錯覚を植え付けていた。

最近はかなり大人しくなってはいるし、米粒みたいな小さな文字だった年金利なども、
見える大きさになったし、計画的に利用して、とか表示もするようになった。
しかし、そもそもお金のことを計画的に考える人が利用する商品ではないでしょう??
とにかく巧妙だし面白いCMが多いので、これは規制しないと問題だろうと思ってた。
業績不振ともなれば自動的にCMも減少するので結果的に良かったのではなかろうか。


2006.11.10 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/11(Sat) 18:03 No.3538   <HOME>

先日の日記でも書いたことだが「いじめ」がいよいよ社会問題化している。

文部科学省に「いじめが原因で11日に自殺する」という差出人不明の予告手紙が届い
た問題で、石原知事は、いじめを苦にした自殺が相次いでいることについて「甘った
れている」などと指摘。問題解決のために「もうちょっと親がしっかりしたらいい」
との持論を述べた。
「親はなんで(いじめ問題に)関与してこないのかね。まず親が関与すべきじゃない
か。私なんか、子供にけんかの仕方を教えましたよ。そしたら効果があって、たちま
ち相手を倒して番長になっちゃった。そういうことを親が教えればいい」

この論旨には「ちょっとなあ……」と、私は賛同しかねる。
これは強者の論理だ。石原知事のような強い人には弱者が理解出来ないのであろう。

いじめがあった時「いじめる方が悪い」と考える子どもが中学、高校で半数にも満た
ないことが、民間団体の調査で分かった。

こういう記事もあった。

一連の報道で学校へのパッシングが目立つのだが、いじめる連中へのパッシングは
どこへ行ってしまったのだろう。それが最も重要で解決へのたった一つの道なのに。

そもそも、いじめをするヤツが100%悪いに決まっている。
いじめられる方にはなにも落ち度はない。これはいかなる場合に於いてでもそうだ。
いじめなどするヤツは基本的に人間じゃない悪いケモノだ。抹殺されるべき存在だ。
これをもっともっと信念を持って報道すべきである。

自殺した生徒のいじめ側の4人は登校出来ずに家に引きこもっているらしいのだが、
もっと、ここを、この状況を強調して欲しい。
悪い事をすれば悪い酬いがあるのだ、ということをしっかりPRするべきなのだ。
被害者ばかりクローズアップしてどうなるというのだ。
メディアは悪人の味方なのか。善人には人格はなく、加害者の人権だけ養護すると
いう、とんでもない誤った報道姿勢が根本的な問題の解決を妨げているのである。

誰にも迷惑をかけずにひっそりと暮らしている善良な市民に危害が及ぶ恐れがあると
いう状況下でも、群馬県警は身内の極悪人巡査長の指名手配において当初は顔写真の
公開もせず、身長も10センチの幅を持たせるなど、わざと本人が特定出来ないよう
配慮した卑劣な情報公開を行った。これは県民の安全をないがしろにした犯罪報道だ。
悪人を悪人として処理出来ない身内第一主義の実に嘆かわしい状況になっている。

酔っぱらい運転での人身事故でも、被害者のその後はフォローするくせに加害者が
どのような量刑になって、本人や家族がどんな目にあってしまったのかが報道されず、
悲惨なのは加害者になることなのだぞ、という再発防止の目的を達していない。
10万円以下の罰金となる、というような報道では、じゃあ、100円かも知れない
などと誤った認識を持つ恐れがある。
こういう加害者側に回る連中は、そもそもノータリンなわけなので、わかりやすく
罰則の実例を紹介して見せなければ理解出来ないはずなのである。

「いじめ」というとゲーム感覚のイメージで軽い響きであるが、やっていることは
犯罪であり、刑事事件なので、加害者は犯罪者にほかならない。
「少年法」の壁に守られているのは善良な人間ではなく、悪辣非道な犯罪者達なのだ。
これでは少年なら何をしても罪に問われず、犯罪を推奨する悪法になっている。
更正可能である少年という概念は統計的に有為なのかを検証するんが科学というもの。
百歩譲って、少年である時期に再犯を繰り返す人間は確実に更正不可能が実正されて
いるのだから、2回目以後は少年法は不適用とするのが妥当であろう。

学校は治外法権のようなものではなく、公道のような場所であり、先生たちだけが
管理することは不可能なので、犯罪行為があったならば直ちに警察が関与するべきで
さっさと悪ガキは教室からしょっぴって取り調べを行うことが妥当である。
現代の学級は殆ど崩壊していると聞いているし、実際に参観日に行ってみても明らか
に勉強する態度が見受けられない欠陥人間が大きな面をして授業を妨げている。
この悪ガキは明確に先生の「公務執行妨害」という重罪を犯しているのである。
こういうバカ人間とその親には厳罰をもって非を認めさせる必要がある。

このような通常の人間としての倫理を外れる欠陥者は、まとめて処分しないと善良な
ふつうの人間の学ぶ権利や生きる権利を保証出来ない。
全寮制の更正学級を都道府県に一つは設けて、徹底的に人間形成の指導を行えば良い。
そこにおいても改善が見られないならば、更に極悪人用の施設へ島流しにして体罰を
含む強硬な手段で矯正し、18歳を超えてそこを卒業出来ない者は刑務所へ編入させ、
一般の社会から隔離しなければ犯罪の抑止が出来ないであろう。
ここを卒業した者はそれを履歴書に書く必要があるのだから、実質的に前科者と同じ。
いじめを行って人を差別して苦しめた酬いとして差別されることは至って当然である。

「三つ子の魂、百までも」というではないか。犯罪者の更正など無意味である。
飲酒運転を行った者は永久に運転免許を剥奪すべきである。
そういう資質の人間なのである事実を時間の経過で曖昧にする必要は絶対にない。
とにかく事実の吟味は慎重にするべきであるが、間違いない犯罪人と断定出来るなら、
厳罰を与えて、善良な市民とは異なる危険な生き物として区別し、徹底的な監視下に
置いて、再犯を防ぎ、それでも罪を重ねるようなヤツは基本的人権を剥奪して終身刑
として獄中で生涯を終えさせるようにすべきである。

とにかく犯罪者を甘やかしているのが、諸悪の根元である。法律改正が望まれる。


2006.11.9(2) 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/10(Fri) 12:14 No.3536   <HOME>

ウィーン・フィル管楽器群の危機を救ったのは、日本の楽器メーカー、ヤマハである。
1973年、自分自身の楽器の老朽化に直面し、トランペット奏者としての役割に危
機感を抱いたワルター・ジンガーが、ヤマハに相談を持ちかけた。
ジンガー愛用のウィーン・タイプ・ロータリー式トランペット製造の伝統は絶え、新
型の開発はおろか、旧タイプの複製を造ってくれる工房も見当たらない−というのが
当時の実状であった。
 切羽詰まったジンガーの求めに同調して、依頼に相乗りした同僚もいたが、反撥も
また激しかった。
「東洋人に何が判るか」という本能的な嫌悪感、「ドイツあたりのメーカーに頼むな
らまだしも、日本の、それもピアノ・メーカーに開発を依頼するとは何事か」という
発言も、オーケストラ内部に渦巻いた。
しかも、新製品の開発に消極的だった地元メーカーまでが、「ジンガーは、われわれ
の店を潰す気か!」と騒ぎ出した。勝手なものである。
 そんな逆風の中で、ヤマハとウィーン・フィル内部の何人かは、共同で”音造り”
をはじめた。
 楽器製作とは、実に微妙なものである。開発は素材からスタートしなければならな
いのだが、ウィーンで昔は容易に手に入った素材が、そのときには影もカタチもなく
なっていた。そうしたなかでの、当時の感動的なエピソードとして、往年の名トラン
ペット奏者へルムート・ヴォービツシユが、「私は引退しているから」と言って、
伝説的銘器である愛器(ヘッケル)の一部を金挟みで切り取り、「材料研究の一助に」
と差し出したという無償の行為などが伝えられている。

これは当時、オーディオに凝っていた私にヤマハの横浜店の人がくれたパンフレット
に詳しく載っていたのでよく覚えている。
単純に楽器を壊してまで切片をくれたということではなかったのである。
当時も今もそうであろうが、日本の工業製品の精密さは絶対に世界最高なんである。
物作りの真剣さは他国を圧倒するものなのである。
真剣そのものにトランペットの試作品を作ってはウィーンとの間を行き来する姿勢に
彼等も感動したのである。オートバイの超精密なピストンまで作る技術力が管楽器の
製造にも活かされているのである。ミクロの世界の技を目の当たりにしたからこそ、
彼等は、あとは素材だけの問題じゃないかと大きな期待を持ったのであろう。

さて、なにが音色の秘密だったのだろう。
その答はここに↓↓↓あります。
http://www2.yamaha.co.jp/u/musicoasis/kangakki/oa0098.html

このヤマハの誠実さと技術力の凄さに完全に存続の危機に瀕したウィンナオーボエの
製造も依頼されました。
しかし苦労して作ったオーボエが、マーラー、リヒヤルト・シユトラウスならそれな
りの音を出せるのに、ハイドン、モーツァルトになるとまったく駄目というように、
科学がどのように進歩しようと、最後の<何か>はどうしても再現できない。
<吹き心地>もしかりである。感性の次元に話が移ると、開発プロジェクトは難渋を
極め、挫折の危機がいくたびもチームを襲った。
 しかし、結果は成功−と言っていいだろう。誰がどのように使っているのか、詳し
いことは分からないが、ヤマハをはじめ、ムラマツのフルートなど、日本製の楽器が
数多くウィーン・フィルで使われるようになった。
正直に言ってウィーン・モデルの市場は、<極小>というに近い。何年かかったのか、
技術者と職人の何人がこの仕事に携わったのか……苦闘をドキュメントふうに語った
テレビ番組もあり文献もあるらしいが、正確には判らない。確実なことは、開発した
日本メーカーにとって、利益は限りなくゼロ、むしろ永遠の赤字事業になっているの
ではないかということである。
 現在ウィーン・フィルが奏でる独特な響きは、ヤマハが支えているといっても過言
ではありません。ヤマハの楽器開発や音楽に傾ける情熱はウィーン・フィルにも伝わ
り、ウィーン・フィルの伝統的な音を救ったお礼としてウィーン・フィルよりヤマハ
へ感謝状が贈られました。

こういうエピソードは日本人の美点として世界に誇るべきものであろう。
税制面での優遇や産業への援助など国家的にもっと支えてあげなければならないと
感じるのは私だけであろうか。
市場第一主義、成果第一主義というのは、今日〜明日の目先の問題に過ぎない。
もっと大切なことをアメリカの物真似で失おうとしているのが今の日本であろう。


2006.11.9(1) 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/10(Fri) 11:55 No.3534   <HOME>


この本を読みました。
独身の頃は彼女もいなくてヒマなので、コンサートによく出掛けました。
来日オーケストラも聴きましたが、ウィーン・フィルは別格でした。
指揮は故サー・ゲオルグ・ショルティという方で、
ワーグナーの「ニーベルングの指輪」の極めつけのレコード化でも有名。

音楽へのアプローチの面で、ショルティとウィーン・フィルは水と油。
こんなに相性の悪い組合せはないのではないかという通説ではある。
しかし、私は自分の耳と感性を信じたい。
自分が実演で聴いたベートーベンの交響曲第7番は素晴らしい体験だった。
オケと指揮者が取っ組み合いの大喧嘩をしていたのかも知れないけれど、
出て来た音が、凄絶な音楽が魂を揺さぶった。あれは凄かったぞ。

最初の曲目はお馴染みの「美しき青きドナウ」だったけれど、ショルティは
最初の合図だけで、あとは何もしていなかった。
お客さんと一緒に聞き惚れていただけの風情だった。これはオケの音楽なんだと
100%ウィーン・フィルにお任せだった。それでいいんだ、という風に。
その分、ベートーベンでは指揮についてこい、といわんばかりだった。
この2曲の対比ぶりにも仰天したものだ。

弦楽器の響きの美しさは筆舌に尽し難く、世界最高であることに誰も異論はない
ことであろうが、この本を読んで、意外だなと思ったのは、その楽器。
バイオリンを始めとした弦楽器は銘器中の銘器であろうとは、私だけじゃなく、
誰しもそう予想するのではないだろうか、さぞかし高価なものであろうと……
しかし、実際はアメリカのオーケストラをはじめ、NHK交響楽団が使っている
楽器のお値段より、一ケタ〜二ケタは安い品物なのだそうである。

私がきっと素晴らしい楽器なのだろうと思ったのはおっちょこちょいなのでなく、
現世で最高と称される指揮者フルトヴェングラーでさえ、そう勘違いしたのである。
ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督就任の際にウィーン・フィル
同等の流麗な響きをこのオーケストラにも期待した彼は、ウィーン・フィル所有の
楽器と同じメーカーに弦楽5部全ての楽器を製作してもらったのであった。
レムベックという楽器に統一したわけだったが、出て来た音は鈍くて光沢のない
酷い音だったそうで、すぐに従来の楽器に戻したのだという。
(同名だが後年のトーンキュンストラーとは異なるオーケストラでの話)

同じウィーンという立地でありながら、同じ楽器を使ってもウィーン・フィルの音は
出ないものだったのである。
レムベックというメーカーの楽器を使わなければウィーン・フィルの音は出ないが、
レムベックを使えばウィーン・フィルの音が出るわけではないということだ。
演奏にも伝統的な技があり、オーケストラの全員が伝統の担い手だったのである。

さて、これら弦楽器は優に400年は持つといわれている。むしろ音色は熟成される。
ウィーン・フィルは楽器の手入れは専門の技術職人が一切の面倒をみているのだから、
600年は寿命があるので、まだまだずっと安泰でありうる。
しかし、管楽器はそうはいかない。100年以下で、数十年という楽器もあるのだ。
木管楽器はフランスが本場で製造も廃れていないから良いのだが、金管楽器は困る。
どちらもウィーン・フィル特有の響きが必要なので、華やかできらびやかな音色が
得られればよいとか、弾きやすく大きなエネルギーが出れば良いわけでもないのだ。


2006.11.8 投稿者:インファント 投稿日:2006/11/09(Thu) 11:31 No.3532   <HOME>

私の生まれるずっと昔から人のやることや考え方なんてものは変らないのだと思う。
ただ、どんどん恥知らずな人間が増えて、のさばりつつあるような気がする。
倫理とかマナーという概念が次第に失われているのだ。
自分さえ良ければ、とか、自分のことだけしか考えられない欠陥人間が増えている。
自分の幸せの達成のためには、それはけっして寄与しないはずなんだが、それには
気づかない未熟者が多くなっているのだ。

身近な問題では、NHKの受信料不払い問題がある。
全国集計で、一千万件近い未契約者が存在するという。
また不祥事を理由にした百万件を超える不払いなども、もともと支払う気のない便乗
組に決まっている。こんなにも恥知らずの人間が居ることには驚かざるを得ない。
馬鹿正直な人間・家庭だけが負担すればいい。あんなもの払わなくても法律的には
罰っせられないことを知らない無知な連中だとせせら笑っているのかも知れない。

だかしかし、一事が万事という言葉があるように、このような環境で育った子供達は、
盗人にも三分の理(どんなことにでも理屈はつけられるということ)という屁理屈で
世渡りが出来るという信念に汚染され、やがて犯罪者への道を辿ることにもなるのだ。
盗人猛猛しい(盗みや悪事をはたらき、それをとがめられても、ふてぶてしい態度を
とったり逆に居直ったりするさまをののしっていう意味)開き直りぶりをテレビ等で
よく見られるのが最近の風潮でもある。

やはり、どんな事柄においても誠実に生きていかなければならないのだ。
児童虐待なども根は一緒なのだ。
自分さえ良ければ、という考え方は、結局は自分を追い詰めて不幸になってしまう。
子供を慈しみ育てることは自分の幸福に直結するのに何故そう思えないのだろう。
小さい子供を眺めているだけでも何ものにも代え難い幸福感に包まれるし充実した
毎日を送る事が出来る。子供は大きなものを与えてくれる存在なのだ。
おしっこもするし、ウンチもするけど、さっぱりさせてやるとご機嫌な笑顔になる。
泣く時は泣くけど、泣く理由があるし、子供には子供の都合がいろいろとあるんだ。
大人ほど理不尽なことで困らせたりはしない。不機嫌になる親は想像力が足りない。
目先の些事や気分に走らずに大局観を持って人生を生きなきゃダメなんである。

飲酒運転をしても事故さえ起こさねば良い、検問に引っ掛からなければ問題ないとか、
スピード違反、駐車違反、不正な車庫証明など、本人は悪い事だと思っていても自分
一人だけがやってるわけじゃないという言い訳がまかり通ると思っている。
サラリーマンだったので脱税などしたこともないし、生まれてから不正やら犯罪行為
にも全く無縁だ。NHKの受信料をきちんと払ったところで生活には困らない。
なぜ、清々しく生きようと思わないのだろうか。実に爽快なのに。
病んでいるような社会で正気で生きるには、気をたしかに持たなければならないなあ。


2006.11.7 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/08(Wed) 23:52 No.3531   <HOME>

> 漫画家、松本零士さん(68)から「銀河鉄道999」のセリフを無断使用したと抗議され
> ている歌手、槇原敬之さん(37)が7日、自身のHPで“盗作”を全面否定し、松本氏
> に謝罪を求めた。

この男、たしか以前に何か悪い事をして捕まってなかったっけと思い検索したら、

> 1999年8月 覚せい剤取締法違反で逮捕される。本人は300万円の保釈金によって釈放、
> その後に執行猶予付きの有罪判決を受けた。

「バレなければ大丈夫」という類いの犯罪者であったという履歴だ。
覚醒剤所持程度許してやってもいいじゃん、という風潮が若者に広まるのが恐ろしい。
執行猶予が付いていても間違いなく前科者である。これを忘れてはならない。
罪を清算した人間を差別することはいけないことだが、統計の数値は事実であるから、
これは認識しておかなければならない。

刑法犯検挙人員の再犯者率は「40%」で、覚せい剤取締法違反者では「51.2%」
つまり、この人は、以後も50%の確率で、再び犯罪を犯すであろうということ。
したがって「バレなければ大丈夫」という倫理面が欠如した人間が、今回のような
罪を犯したのかもしれないという確率は無視出来ないと思われる。

何を聴くのも個人の自由だが、私はこういう人の作品は聴かないことにしております。


2006.11.6 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/07(Tue) 11:21 No.3530   <HOME>

「のだめカンタービレ」という番組を初めて見た。
以前から放送していたのを知ってはいたが、どうせドタバタした番組だろうと思い
敬遠していたけど、昨夜はベートーベンの第7シンフォニーの一部が流れたので、
ついついずっと眺めてしまった。

原作は漫画だということなので、いかにもそれらしいノリ自体は悪くはないと思う。
上野樹里はこういうキャラクターにはぴったりだろう。
実際はもっと本格的な演技が出来る女優さんなんだろうけど、「のだめ」の役は
この人をおいて他にはいないと思われる。

ドラマの出来としてはこれで良いものなのだろうが、もっと細部にこだわって音楽を
表現してくれれば深い感慨も生まれるようにも思う。
音楽が主題なのであれば、もっと「音」で表現してもらいたいと(私は)感じた。
「楽譜に忠実に演奏してくれ」という指揮者のダメ出しの場面があった。
それは具体的になんなのか、どういうことを指しているのか、突っ込みが足りない。

ちゃんと練習しているのか、今日はもうこれで終わりだ、各自で練習してくれ、と、
いうことになったのだが、それは違うだろ、と思ってしまった。
個人練習のレベルかよ。それじゃ楽譜通りに弾けていないということかい?
それでは合奏そのものが成り立たないでしょ。指揮云々の問題以前にメンバーの力が
足りないという意味だから、2〜3日でどうこうなる話じゃないはずだ。
もっと微細なニュアンスの問題でしょ。個人でとか合奏の技術を向上させる問題では
ない「解釈」という高度な段階のお話だと思うのです。

だったら、そこを具体的に「音」で指摘して、そこをどう直すか、表現やアクセント
を「音」の違いとして聴かせてほしいところで、もっとも重要な場面ではないか。
そこを単なる「録音」を被せて、それもリアル感のないただの演奏を流しているので、
画面に映っているメンバーから出ている響きとは完全に遊離してて作り物である事が
歴然としてしまう。絵空事のドラマなんだから、それでいいじゃないかと見るのなら、
それでもいいけど、せっかくの題材なんだから、もったいないなあ。

オーケストラの演奏がただのBGM効果としてしか音になっていないから臨場感が
なくて、演技パフォーマンスだけで楽しさを表現している。
そうじゃなくて、「演奏」としての音楽の楽しさ、既存の古い枠を超えている有様を
音楽として表出して欲しかった。
それが出来ていたのが「スウィング・ガールス」だったのではなかったか。
(出演者の自演という面もあるが、実際に演奏しなくても、それは出来ると思うのだ)
劇場用映画とテレビ・ドラマじゃ作り方のレベルが違うなんてのは言い訳にならない。
予算とかじゃなく、やり方でなんとでも出来そうに思う。
もっともっと凄いドラマに脱皮してほしいと感じました。一応、来週も見てみよう。


2006.11.5 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/07(Tue) 08:57 No.3527   <HOME>

昨夜のテレビ朝日で、あの「信長の柩」を映像化したのをやっていた。

松本幸四郎は良かった。太田牛一とはこういう風采の人かと思ってしまうほどだ。
他の役者の演技もまあこんなものだろうとは思ったが、全体としては興醒めだった。
ビジュアルで見せることの限界を感じるのだ。
2時間半(実質は2時間)程度で完結しなければならないので話はトントン拍子に
進んでしまう。推理に推理を重ね、それを丹念に実証して行くわくわくする過程が
ないし、秘中の秘ともいえる重大事を登場人物がペラペラしゃべってしまう。
心の中で呻吟している苦悩だからこそ辛いのに(それじゃ見ててわからないから)
口に出して言ってしまう。重みが全く無くなってしまった。
書き物の魅力というのは、やはり絶大だ。
同じ事が私はレコードとDVDでも感じる。
録音は広大な想像力を喚起する世界だが、映像は見たままでお終いである。
わかりやすければいいというものではないとつくづく思った。


2006.11.4 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/04(Sat) 21:51 No.3526   <HOME>

昨日はNHKで「熱中時間〜忙中”趣味”あり〜」」、夜は民放でモーツアルトの
天才脳徹底解明という番組を見たが、この二つは関係がないようであって、関係が
あるようでもあった。

いつもながら茂木健一郎さんのお話はとても面白くわかりやすく興味深いのですが、
モーツアルトは天才なのだけど、その天才の素質というものは皆んなが持っている
可能性があるんだ、というところが意外であった。
なにかのきっかけで「褒められたこと」が脳にとっては重大なトリガーになるらしい。
そして、人間はひとりひとり「実験」をするために生まれて来るのだという。
つまり、どんな「個性と才能」を発揮することが出来るか、人間の可能性の多岐さを
試されているのではないか、という。

それなのに、皆が同じようなことばかり目差していたって生まれて来た甲斐がない。
その点で、「熱中時間」での異様な各人のこだわり方はとても面白い。
昨日は「鉄道マニア」というテーマだったが、な〜んだ、ああいうのか、と思うと、
とんでもない多彩さがあった。なににこだわるかが、それぞれ違うのである。
「それが何の役に立つんですか?」
「それの目的って何ですか?」
「それのどこが楽しいのですか?」
わざとゲストの若い女性(名前知らない)に言わせているのが、返って効果的だった。

「鉄道模型〜ジオラマ」、「建造物からの古レール履歴追跡」「車掌姿フェチ女性」、
「廃線跡熱中人=東急玉川線の支線→砧線を追う」、「自宅が駅舎」その他を百人の
観客=全部これが鉄道マニアが集ってイベント大会のように番組を繰り広げたのだが、
全部説明しないうちに、すぐに反応が現われるのはマニアが共有する感覚なんだろう。
「グリーン車マニア」は座席の写真(各角度から)、寸法、多項目のチェックリスト
まで作って、サービスから何から色んな情報の総合体系を作っていたり、物好きとは
恐ろしい才能が発揮された状態をいうのだろうと感動してしまった。

私が素晴らしいと思うことは、ここには「勝ち組」も「負け組」もないってことです。
モーツアルトは天才だと賞賛されてはいるが「勝ち組」なのかというとそうではない。
借金まみれの彼の葬儀には誰も惨烈してはいない。奥さんが一人で埋葬したのだ。
その埋葬だって、嵐の日で道に迷ったので実際はどこに埋めたのかわからないらしい。
35歳という若さで他界するなんて、常識的には不幸なことである。
芸術家では幸せな生涯だった人は少ないであろうが、本人は幸せだったかも知れない。

鉄道オタクの集まりで印象的だったのは「他人の生き方を認める」という雰囲気だ。
鉄道を風雨などの災害から守る植林だけに興味がある人のことでも何でも、お互いに、
あ、そういうのありなのか、という感嘆に似た、オ〜ッという歓声が上がるのである。
この声がどんなに励みになったことだろう。マニアはマニアを知るというところか。
私達の普段の人間関係も本当はこうでなければならない筈なのだ。
個性の尊重とはこういうモノなのだ。分類なんかしちゃいけないものなのだ。

自分も類型的な生き方をするのじゃなく、日本で、いや、世界中でも、こんなことに
こだわっている人間はいない、というくらいの極めて狭い世界にこだわって生きたい。


2006.11.3 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/04(Sat) 18:28 No.3525   <HOME>

筒井康隆さんにおける差別表現と表現の自由の問題でも過去に論争を巻き起こしたが、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AD%92%E4%BA%95%E5%BA%B7%E9%9A%86
それだけ、差別問題というのは微妙で、そこに便乗し悪用する輩もいるのである。
人種差別はあってはならないことだが、身体障害者への差別も無論しかりである。
しかしながら、身近には様々な障害があることも事実。こんなこともあった……

職場は違ったが、同じ「課」に、耳の不自由な方を採用し、配置されることが決まり、
それではというので、2ヶ月前から、その職場の人達は全員で手話の本を買い求め、
毎日の朝礼で、その特訓を繰り返していた。
市だか県だかの紹介で、やがて配属された方には筆談用のボードを用意したりして、
懸命に仕事の内容の説明をし、必ず一人がつきっきりで教えていたのだが、さっぱり
本人が理解出来ないので、何も仕事が出来ない。

どうしたものかと皆で悩み、色々と対策も考えてみたが、雑談などは全部分っている
ようだし、エッチな話題などニコニコして聞き入っている。
それなのに仕事を教えようとすると、わからない、わからないを繰り返すしてばかり、
結局、仕事など何もしたくはなく遊びに来ているだけではないか、そのように見ると
行動の全てに納得がいくのだ。それに全然聞こえないのでもないみたいでもある。

職場のそんな感じを素早く察知したかのように、突然出社しなくなり、非は受入れに
あるようなことにして退職してしまった。就職努力はした、ということなんだろう。
そこの職場の人達の好意と懸命の努力を踏みにじった実に情けない所業だったと思う。
あのやろう! と全員、手話の本はゴミ箱へ投げ捨てた。
だからといって、全ての聴覚障害者がこのような人間であるわけがないのであるが、
もう二度と、そういう人を受け入れる土壌はこの職場に育つはずはない。
身障者の差別を撤廃する問題で一番大きいのは同じ身障者側にあるのかも知れない。


2006.11.2 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/04(Sat) 17:09 No.3524   <HOME>

夕方のテレビを見ていたら、奈良市職員休暇休職問題をテーマに追跡取材をした
内容を放送していた。
悪質な個人の問題かと理解していたが、必ずしもそうではないようである。

 環境清美部の元職員(42)=懲戒免職=の長期欠勤問題で、奈良市議会は1日、
総務水道委員会(高橋克己委員長、9人)を開いた。問題発覚後の議会委は初めて。
まず福井重忠・助役が「奈良市全体の名誉を傷つけ、心からおわび申し上げます」と
一連の事態を謝罪。議員からは病気休暇制度の見直しや同和対策事業見直しに対する
質問が相次いだ。
 委員全員が出席し、傍聴を希望する市議や報道関係者も詰めかけた。福井助役の謝
罪のあと、平岡譲・市長公室長が今回の事態を報告。部落解放同盟のメンバーだった
元職員に診断書を発行した四つの医療機関への事実照会をはじめ、元職員が実質経営
する建設会社が、9月にあった市発注の入札で談合したという疑惑についても言及。
平岡公室長は「既に公正取引委員会に調査を依頼した」と述べた。また、資料を精査
した結果、元職員に支払われた給料は、01年からの5年8カ月の間に8日出勤し、
約2500万円だったことも明らかにした。
 この日は5人が質問。山本清議員(政翔会)は「なぜこのような長期の病気休暇取
得が許されたのか」とただすと、巽一郎人事課長は「現状では、病名が変われば新た
に休暇を認める制度になっている。今後見直したい」と話した。また松岡克彦議員
(共産)は、診断書が不正でないかしっかりと照会するよう要望。その上で「市と部
落解放同盟の不正常な関係が問題の根本にある」と指摘し、「部落解放同盟との連携
を強化する」との内容で93年に助役名で出された依命通達の廃止を訴えた。
 福井助役は「今回は個人の問題で、組織の問題ではないと認識している」としなが
ら、「同和行政を見直す検討委員会を今月中に発足させ、その内容を踏まえて見直し
を進める」などと答弁した。<11/2毎日新聞>

どうやら不正な休職をしている人間は100名を越すらしい、これを全部税金で負担
しているのだからたまったものじゃない。
奈良だけじゃないらしい。関西圏は特にこの圧力団体が推薦した人間は採用せざるを
えないような風潮らしい。これはれっきとした犯罪行為そのものだ。
胸くそ悪くて、もうこの問題を考えるのも精神衛生上良くないのでやめた。


2006.11.1 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/01(Wed) 18:50 No.3523   <HOME>

毎月、一日になると、勤め人だった頃のことをついつい思い出してしまいます。
情報システム担当だったので、月初日は前月データの締め切り日のため、休暇は
もちろんダメだし、定時で帰れることはないと覚悟していた。
責任感からくる緊張のためか体調を崩したこともなかったし、例え何が起きても
何とかしなきゃならないと張り切っていた面もあった。

殆どがユーザーのミスの後始末なのだが、自分が間違えたこともあった。
システム担当のミスというのは致命的であり、大量のデータが対象となるので、
磁気テープを抱えて新幹線に乗って大阪へ急行したこともあった。
後年はデータの転送などどうにでも出来る時代になったが、昔は特殊なデータは
送るツールがなかったのだ。あの時は冷汗ものだった。

この仕事は自分には向かない、といって二人ほど先輩たちが他職種へ異動したが、
自分はこれは適職だと思ったから天国だった。こんな楽な仕事はないと思ってた。
ストレスが溜って大変だろう、というのが大方の見方だったし、希望者も皆無。
でも私は希代の臆病者なのだが、怪我をしそうだとか、命が危ないという懸念さえ
なければ平気だった。他のことには至って大胆不敵。だって命に別状ないんだもの。

十人十色というけれど、これは人類が生き延びるための天の配慮なんだろう。
個性というものは恐ろしいほどにあるものだと感じる。
それに自分がおっちょこちょいな人間なので、それだけに危険予知能力が優れてた。
考えられるミスを列挙するのは大得意だったのでロジックを考えるのに向いていた。
リカバリーの○○さん、と渾名をつけられるほど、トラブル対応が得意だった。

事故を起こした方は蒼くなってるけど、こっちは事件がないと退屈でしょうがない
方なので、嬉々として解決案を策定する。そういうことが好きなもんだから才能が
発揮されて、普段は廻らない頭が超スピードで回転する。
自分で出来ることと持ち時間の見極めが良くて、必要ならSOSを的確な人に送る。
だから、困ったり悩んだりすることもなく100%解決してきた。

どうもありがとうございました、とお礼を言われると嬉しいけれども、苦労をした
わけじゃないし、楽しかったから、ニコニコしてて叱ったことなんかなかった。
ものすごくいい人だと思われたかも知れない。(笑)
スイッチ入れたけど画面が真っ暗なままなんです、と電話が入ったりするとすぐに
駆けつけて、プラグが抜けているのを発見。こういう場合はこれは傑作なギャクだ、
と笑い話にする。大掃除で机の下や裏を掃除した時に接触したのだろうが、それで
抜けてしまうのは問題なので、ケーブルごと交換してやった。
そこの上司があとで電話をくれて「私でも確認出来ることだったのに申しわけない」
なんて謝ってくれるので、こっちが恐縮してしまった。

こうやって、すぐに対応というか、お世話してあげていると、こちらの都合にもすぐ
対応してくれるので、お互いさまなのだ。
おつき合いの人のネットワークでお互いの気持がとても良い関係になる。
すると会社へ行くのも苦痛じゃなく、楽しくもなる。
今から思っても遅かったけど、学校でも同じだったろうな。いじめ合うなんてことは
お互いに楽しくはないだろうに、ちょっとした気持の持ち方だろうなと感じる。
中にはどうしょうもない行く末は犯罪者になる腐った卵も居るだろうけどね。
そんな場合は先生も力を合わせて腐った卵は棄てなきゃ。
少年法なんて無意味だ。更正なんて出来る人間は初めから悪い事なんかしないって。


2006.10.31 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/11/01(Wed) 16:47 No.3520   <HOME>

とうとう必修科目の履修漏れ問題で校長が自殺してしまった。
今の時代に蔓延る「成果主義」の犠牲者だ。
「成果主義」とは、早い話が「金儲け主義」ということだ。

私は今年定年退職したが、その日付で「職種別賃金制度」が導入された。
製造部門に従事する従業員や一般事務などの仕事は、誰でも出来、誰が
やっても同じ成果しかないので、市場原理に基づいて製造業一般水準や
パート雇用なみの賃金を払えばいい、早い話が中国で生産したっていい、
という経営者側の一方的な理念に会社側べったりの労組も異を唱える事
もなく、唯々諾々と従った。組合執行部は将来の昇進を見込んで自分の
ために、働く仲間を売った。

誰がやっても同じ成果(金儲け)しか出ない職種は企業にはたくさんある。
経理部門やシステム部門など殆どの間接業務がこれに当てはまる。
営業とか開発部門くらいしか商品の販売に戦略的に寄与出来ないことなど、
初めから分っている筈である。他の部門はコストダウンとか品質の安定化
など、縁の下の力持ちの存在であって直接売り上げを増やすわけではない。
金儲け成果というものは存在しえないのに、利益を生み出さない職種なので
儲けを減らしている無駄な部門だという誤った認識にたってしまっている。

成果を数値化しないと具体性がないことは私も理解出来るが、数値項目を
提示しても、それがいくらの「儲け」になるのかという金額換算が出来る
数値項目しか見ないなら、それらの職種には努力目標が原理的に存在する
ことすら出来ない。
本当に誰がやっても同じ結果しか出ないと思っているとは信じ難いのだが、
経営者も賃下げをして儲けを出すという自己の成果を狙っているのだから、
長期的には誤った判断であろうが自分が居る時だけ、自分の評価が上がる
ことを最優先なので、無責任であろうと知った事ではないという発想だ。

それで、今年から25%の賃金カットが実施されている。
まだ勤めている仲間にはとんだ人災だ。まるで倒産して管財人が管理する
企業に勤めているのと同じような境遇になってしまった。
会社は空前の利益を出しているのに、従業員は赤字転落会社なみの処遇だ。
成果主義というものは、公平なようなイメージを与えてはいるが、これは
何を隠そう、あからさまな「差別と弱者いじめ」であるに過ぎない。
経営者側が確信犯なんだから、どうしょうもない。

「お金を儲けて何が悪い」なんていう発言が例の事件でありました。
倫理を踏まえないで、お金を儲けることは「恥」ではなかったか。
恥知らずが大きな顔をして勝ち組だと威張っているイヤな時代になってます。
誰が悪いのだろう。誰がこんな風な世間にしてしまったのだろう。
実際にそうなのかは分からないが、私達、団塊の世代の責任じゃないのかな。
私はさっさと脱落したけど、競争が激しいので、自分さえよければという
自己保身、利己主義風土の醸成を率先実行してしまったのではないだろうか?
本当にそういう連中が多過ぎた。どうしょうもない世代だ。あ〜いやだ。


2006.10.30 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/30(Mon) 19:22 No.3517   <HOME>

今朝から、また「いじめ〜自殺」の話題で新聞もテレビも大騒ぎでした。
現代の何がいけないかというと、責任ある立場の人の潔さがないよね。
校長とか社長とか「長」の付く人が、地位から得る収入だけにしか関心がない。
同様に、医者もそうだけど「先生」と呼ばれる連中がこれもどうしょうもない。
全員がそうではないだろうが、その無責任人間の比率は高まっているだろうネ。

必修科目の履修漏れ問題なんかも処罰がなにもない。
こんなのは、少なくても該当した学校の校長は全員すぐ左遷すべきだろう。
教頭なども格下げしなきゃ。
不適切だった、なんて生易しい問題じゃないはず。彼等は教育者失格なんだから。
赤信号みんなで渡れば恐くない、なんてことを生徒に示したら教育になりません。
戒告処分なんて、実質なにも効果がない。
すみませんでした、なんて、謝って幕引きする問題じゃないだろう。

教育委員会なんてのも、一種の天下り先なんじゃないのかな?
頭も使わず、汗も流さず、地位と収入だけが得られるタナボタの寄生虫なんだろう。
大体がそうだろうと思っているが、豪邸に住んで贅沢な暮らしをしている連中は、
世の中から甘い汁を吸う権利を得た汚い者が大半だと思う。
そこを目差してのお勉強なんだろうから、世の中がダメになって当然なんだろう。
こちとら、学歴も地位も天下り先もない貧乏人だが、潔くて気持がいいや。


2006.10.29 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/29(Sun) 12:03 No.3515   <HOME>

今朝のサンデーモーニングという番組中の「風を読む」コーナーで教育の問題を
とりあげていた。
これは昨今始まった問題ではなく、永遠の課題なんだと思う。
とにかく、親が学校に期待すること、子供が望んでいること、教師が考えている
こと、政府が意図していること、それらすべてが異常なことを理想としている。
矛盾ばかりの目標に向っているのだから、ますますおかしくなって当然なのだ。
私が子供のころから、ずっと変だったのであって、急に異常化したんじゃない。

学校なんてものはもっとシンプルなことを目標としているはずなんだ。
義務教育という言葉が示すように、中学校までは人間として生きていく上での
基本的な学習をさせて、本人や家族がどう反対しようとも強引にでも基本的な
教育を施さねばならない。たった、それだけのことなんだ。
団体生活でのマナーを身に付け、基礎的な学問を学ぶ。それだけのことなんだ。
何が不得意で、何が得意なのかも、理解して、自分というものがわかることも
その中で自然と個性が芽生えることにもなる。
散々にいじめられたけど、それも修行のひとつ。そういうヤクザもののような
生徒も先生も現実に居るということと、自分との折り合いをつけることも勉強だ。

自分がいじめられた経験があるし、赤ちゃんの時から娘を観察していると自分と
同じ憶病者だということがわかり、これは同じようなことで悩むことになるなと
思っていたから、授業参観などの後の面談で先生にどうなのか聞いてみた。
休み時間などみんなと遊ばないで一人でお絵書きなんかしていますが、それはね、
個性だと私は思っているんですよ。その行動や生活姿勢には何も問題はないです。
これが先生の感覚で、へぇ〜と私は思った。昔なら問題児扱いだったはず。
いじめに逢ってないですか、と問うと、あははは……と先生は笑って、言った。
あんなに自己主張をはっきり言う子は珍しいくらいです。そういう子は絶対に
いじめの対象にはなりません。ご安心ください。だってさ。

私の時代は徒競走なんてのは単純に背の順で区切られて、よ〜い、ドン、だった。
それが今は、走行タイムで区切って、差が顕著につかないように配慮されている。
おまけに一番でゴールしたからといって賞品なんか出ないらしい。

随分と運動音痴の子に優しい時代になったものだと呆れるばかりである。
私は徒競走は万年ビリだった。
ある時、一人が転んだのだが、その子が立ち上がるまで待ってて、やはりビリを
走っていたという母の証言もある。そんなだから、父はもう来なかったし祖母が
お昼のお弁当の時間になるころやってきた。
このお昼の扱いも近頃は変化していて教室で給食を食べるらしい。
これは全員の父母や祖父母がお弁当を持って参加出来るとは限らないからという
理由らしい。細かな配慮をするようになったものだ。

驚いたのは娘が中学生の時、男女混合の「騎馬戦」なんかがあったこと。
男女平等という校長の基本方針で、女生徒もこれをやらされるのである。
これが教育の指導者の考えることなのか、と、私は唖然とした。権利が平等なので、
同じ事をすることが平等なんかじゃない。こんなことが大学も出てわからんとは!
幸い怪我した女の子はいなくて良かったが、どうせ、いつかは大事に至るのだ。
それで非難されて止めるに決まっている。事件が起きなきゃ気がつかぬ大馬鹿者だ。
いちおう、私は担任の先生には言っておいた。女生徒の騎馬戦はやめさせなさい。
そもそも騎馬戦とか棒倒しなんて競技はスポーツとはいえない。
学校でやる運動会の主旨から考えて、観客の受けなんて狙ってはいけない。
安全第一で即刻やめた方がいいですよ、と言ったら、その先生も同じ意見だった。
校長たち前時代的大馬鹿者の老人パワーに屈しているようであった。

もっと呆れたのは、卒業式だ。
国歌斉唱・国旗掲揚で、ご賛同頂ける方は御起立願います、と、きたもんだ!
私はもちろん、起立して、国歌も堂々と歌ってやったぞ。
ここは教育の場である。
あの国歌、あの国旗のせいで、日本は侵略戦争を引き起こしたという論議は結構。
それを論じるのは、この卒業式ではないのだ。
「決められたことは守る」その大切さ、「協調性を学ぶ」その意図を学習すること
が教育の基幹である。個人の思想の自由とこれとは別物である。

個人の自由に何でも好き勝手に振る舞って良い、そんなことは絶対に許されない。
日の丸を国旗と認めない自由なんて存在しない。君が代を国歌と認めないのも同じ。
そんな自由を認めたら、教育も日々の生活も成り立たなくなってしまう。
学校へ生きたくない意志の尊重。教えたくない意志の尊重なんて認めてどうする。
イヤなヤツを殺す自由。欲しい物を盗む自由。強姦する自由。それと同等のことを
教育者自らが肯定している。国歌斉唱・国旗掲揚へのテロ的破壊活動を行っている。

東京都だったかは訓戒・減給処分を行い、それに反対して裁判沙汰になっている。
世も末とはこのことだ。処分自体が甘い。教師失格なんだからクビにしなきゃダメ。
「例え国家が決めようが、クラスのみんなで決めたことであったとしても自分自身が
納得出来ない場合は、それに同調する必要はないのです。それが個人の意志の尊重」
そんなことじゃ、何も子供に教えられない。こんな教師に教わったら異常人格者が
形成されてしまう。この恐ろしさにも気づかず、ムードだけで煽動しているんだ。

卒業式も生徒の自主性に任せたパフォーマンス・ショーに堕落してしまっている。
楽しくやるのが一番だ、という理由なんだろうが、厳粛さなど吹っ飛んでいる。
「螢の光」「仰げば尊し」なんか当然歌われない。
学校生活への別れの心情を歌ったり、先生への思慕を歌うなんて馬鹿馬鹿しいのだ。
もっとかっこよく若者向けに作られた流行歌(これも騙しの手口なんだがネ)を
歌って、若者らしい(って何だか本人たちもわかってないくせに)門出を祝う、と
いう感覚でいる。そこには育ててくれた親や教師への感謝なんて何もないんだ。

これは先生方が毅然と出来ていないからだ。教える立場の人間が未熟者だからだ。
教育をする人間がきちんとした教育を受けていないから無理なんだろう。
今の世の中は、お金がすべて。金持ちになるために、その近道として受験に有利な
学校へ行き、受験テクニックを磨いているだけ。人間を磨こうなんて誰も思わない。
あらゆる環境が昔も良くはなかったが、今もさっぱり良くなっていない。
世の中が良くなるなんてことは幻想なのだろう。
自分自身をしっかり見据えて生きることが、どんな時代でも大切なのだと思う。


2006.10.28 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/28(Sat) 22:35 No.3514   <HOME>

「いじめ」の問題が深刻化している。
「いじめ」なんかに無縁の人は幸せであるが、私には他人ごととは感じられない。
小学生の時はクラスで一番のいじめの標的だった。
憶病者で気が弱いものだから、年中泣かされていた。
私がすぐ泣くものだから、それが面白くてやってたのだろう。
私が泣くまで徹底的にやられるのだから始末が悪かった。
5年生くらいで、そういうものは収まったのだが、本当に学校がイヤだった。
成績は50人余りの中でいつもトップクラスだったから、勉強がイヤというわけ
ではなく、いじめられるのがイヤだった。
気分的な問題なんだが、それが体調へも影響し、朝、学校へ着くなり吐いたり、
急激な腹痛に襲われたりした。一年中ビクビクしていた。

今でもそうなのだろうと思うが、学校の先生なんてものは大概ダメな人間がなる。
いわゆる「でもしか先生」が大半である。
まともな企業に就職出来ないから、先生でも……先生しか……なんである。
おまけに「いじめ」なんていう問題意識用語がない時代だから、いじめられる方が
悪いに決まっているという時代だったのだ。オーバーではない本当のことだ。
知恵遅れの子や身体の不自由な子は差別されるどころか、悲惨な程に虐待されてた。
先生も身から出た錆みたいに放置して、学校へ来ない方が有難いと顔に出していた。
そんな時代が昭和だったのだから、今が悪くなっているのではない。それが問題だ
と弱者の立場を考える余裕が出て来た良い時代になってきたのである。

体育の時間が最も辛かった。私は普通の子が出来ることが9割以上も出来なかった。
出来ないからといって先生は許さない。出来るまで教えるというなら話はわかるが、
出来ないことを徹底的に辱めるのだ。わざと一人でやらせるのだ。恥をかかせては、
クラスの笑い者にして、どうだ面白いだろうと他の生徒の人気を集めるのだった。
それでは通信簿は「1」かというと、そうは出来ないのだ。保健・体育だったから、
保健の成績が良ければ「3」にしかならない。先生は悔しかっただろうな。
5年生の時は、これだけが「3」で、あとは全部「5」だった。
6年になったら、担任が変り、もっとあからさまヤツになって、無理矢理に成績を
落とされた。金持ちのPTA役員の子が二人いて、色々とプレゼントをもらったり
していたので贔屓してやらなきゃダメだから、私の「5」は5科目に減ったのだ。

直接いじめるヤツはあまり悪党じゃなくて、僻みっぽいコンプレックスの固まりの
ような情けないヤツが殆どだった。精神面での発達が遅れている馬鹿なんである。
今だって同じようなものだろう。賢い人間はいじめなんかやりゃしないのだから。
だから、いじめられた方が自殺をするなんて、とんでもないことだ。
私も悔しい思いは幾度も味わったが、悪いのはこっちじゃないし罰を受けなければ
ならない立場ではないのに何で自分を死刑にしなきゃならないんだ。
だから、いつかはどんな陰湿な手段でもいいから仕返しをしたかったが、自分を
追い詰めるようなことは理不尽だからしなかった。

これだけは、苛められている人に言いたい。自分を大切にしなきゃいけない。
なぜ被害者がもっと悲惨な目にあわなきゃならない。理屈が通らない。
いじめを回避する一番の特効薬は、クラスに友達を作ることだ。
たくさんは要らない。一人だけでもいいから親友に近いほど仲良くなることだ。
今はもっと人数が少ないだろうけど、昔は50人以上いたのだから気の合うヤツは
必ず居るものなのだ。友人が一人いるだけで、もういじめには逢いにくくなるんだ。
それと、いじめられたら大騒ぎした方がいい。
私は、ワアワア泣いて、廊下へ走り出したり、家に帰ったりした。
これはヤバイと相手も思う。何度か繰り返すと先生もほっておけなくなる。
いじめがあったぞ、と、高らかに宣伝しちゃうのだ。その方がいい。

中学生にもなって、いじめなんかするなんて、知能が人間の水準に達していない。
現代の子はそういう意味でいつまでも成長出来ていないのかも知れない。
既に小学生の高学年で収まっていたが、中学生からはいじめからは無縁になった。
生徒会の役員になってしまったからだ。
友人が私をもっと積極的な人間に変えるんだと一念発起してクラスをとりまとめ、
選挙運動なんかやって生徒会副会長にされてしまった。後で会長にまでなった。
そうなると、いじめは不可能になるんだ。
ある日、私の靴箱から何故か靴が出せない。なんとスニーカーが釘付けになってる。
一般生徒ならこれは泣き寝入りだろうが、生徒会顧問の先生に見てもらった。
さあ、翌日の職員室は大変な騒動になっていた。犯人グループが捕まったのだった。
職員室の床に正座させられて竹刀で猛烈に殴られている。まるで軍隊のようだった。
一生徒に対する悪戯では済まない。生徒会と学校に対する挑戦と受取られたのだ。
虎の威を借りた狐のようではあるが、いじめは自分でなんとかしなきゃダメなんだ。
とにかく自分を責めるのが一番いけない。他の対抗手段を考えよう。


2006.10.27 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/27(Fri) 17:25 No.3512   <HOME>

今年も文化の日が近づき、文化勲章やら、文化功労者が選定された。
文化功労者の一人には高倉健が選ばれている。
どういう基準で選ぶのか分からんが、なんだかムードだけで選んでいないかな。
高倉健といえば、仁侠映画のチャンピオンだろう。これで名を売ったのだ。
青少年の心の育成にどんなに悪影響を与えたか計り知れない、と私は思うのだ。
実際、彼の映画の虚像に憧れて、道を過った人や既に命まで失った人達がいる
であろうことは容易に想像出来る。これが歴史的認識というものだ。
また、彼は一人の女性歌手の魂も救ってあげることが出来なかった情けない男だ。
ただ、自分勝手に好きな事を好き放題にやって生きていただけじゃないのか?
こういう人が文化功労者としての栄誉を受けるに値するのだろうか? 疑問だ。

歌舞伎俳優という人種も必ずといって良いほど選出される。
ところが歌舞伎の名門というのは世襲制なので、自動的に名人の位になるのだ。
機会均等ではない。大部屋俳優は例え技術が日本一であっても地位は低いまま。
だから生まれた時点で収入面も地位も確立している。歌舞伎が嫌いでなければ、
どんなに大根役者でも、一生安泰で申し分ない環境と名声が保証されている。
評価が低くて落ちぶれて失職したなんて前例がないのが、その証拠。
生まれただけで、文化勲章やら文化功労者になれるなんて、不平等極まりない。
功労など無く実際には技術の向上や発展に寄与出来ていないのではなかろうか。

真の文化貢献者は世の中の底辺を支えている一般の人達ではないかと思う次第。


2006.10.26 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/26(Thu) 23:57 No.3511   <HOME>

日本シリーズ。日本ハム・ファイターズ優勝。
前身の東映フライヤーズ時代以来、44年ぶり2度目の日本一ということだが、
1962年の水原茂監督の胴揚げや優勝パレードもよく覚えている。
当時は、10チャンネルで駒沢球場からのパ・リーグのテレビ中継もあったんだ。

それにしても、あのしぶとい中日ドラゴンズによく勝ったものだと感心する。
去年の阪神タイガースもいいところを見せられずにあっけなく敗退したのだが、
どうもセ・リーグの優勝球団は相手チームを甘く見過ぎているような気もする。
ファイターズはドラゴンズの急所をしっかり把握して挑んだのではなかろうか。
中日も是非、来年もがんばってリベンジしてほしい。もっと強い筈なんだからネ。


2006.10.25 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/25(Wed) 14:19 No.3510   <HOME>

今日は駅まで徒歩で買物に出かけた。歩かないと体に悪いからだ。
そもそも子供の頃からスポーツというものをやったことがないのだ。
だから、せめて歩く程度のことはしなきゃマズイだろうとは思う。

スポーツが苦手なのは、(恐らく世界一の)憶病者だからなのだ。
本当に怖がりなのだ。ただ走るだけでも転ぶのが恐いくらいだ。
ジャングルジムなど昇ったことはないし、ブランコも上手く漕げない。
マット運動など怪我しそうで恐ろしげだし、飛び箱なんて跳べたことは皆無。
体育の時間は恐怖の時間、おまけに先生が皆の前でバカにするのも辛かった。

今、いじめとかで先生が率先してやってたなんて大問題化されているのだが、
あんなのは昔は日常茶飯事。私など年中苛められていたんだからネ。
とにかくスポーツは身の危険を感じるので、なにも出来なかった。
当然ながら、泳ぐことも出来ない。水からは逃げ回っていた。
人間は絶対に沈む。必ず溺れて死ぬ、としか考えられないのだからしょうがない。
そのくせ見るのは好きだ。自分では出来るわけがないことをやってるのは凄いと
思うからだ。特に野球が好きだ。

硬球というものを手に持ってみると、こんな石みたいなものを平気で投げたり、
おまけにそれを変化させてみたり、弾丸みたいな恐ろしい早さのものを打ち返し、
とんでもない遠くへかっ飛ばすなんて、奇跡を起こしてるとしか思えない。
会社のグラウンドでやってる練習をちょくちょく見にいってたら、好きなんだね、
と声をかけられて、打ってみる? なんてバットを渡されたんだけど……
まあ、その球の早いこと、変化球の恐いこと、打席に立ってるだけで精一杯でした。

もっとも、その時に投げてくれた人は、元大洋ホエールズのピッチャーなんですよ。
球速は一流だったらしいのですが、コントロールがダメで辞めたそうなんだって。
そりゃ凄いよね。シュ〜〜ッって風を切る音が球の後から聴こえてくる感じだもの。
人が悪いよネ。もっと普通の人に投げてもらいたかった。
練習すれば打てるよ、なんて、バッティングセンターへ一緒に行ってくれたけども、
バットに当たって前へ飛ぶのは、時速80キロのボックスでだけでした。
100キロの場所では何とか当たりはするけども、チップして足にぶつかるのが痛い。
150キロのプロ野球の世界って想像を絶します。

お昼休みにキャッチボールくらいはしないと運動不足だろうな、と思って仲間入りを
させてもらうと捕り方が悪いせいだろうけど左手がイテテテ……となってしまう。
色々考えて、スポーツ店でグローブを三つ買って来た。
事務所の女性二人にそれを渡して、三人で一緒にキャッチボールをするんです。
女の子だから、ふわ〜と投げるので、私の手も痛くならない。これはいい。
周りの男どもは、独身貴族の考えることは違う、このグルーブ高級品だぜ、と呆れ顔。
ところがネ。女性も慣れてくると、私より球速が出て来るんだな、これが……。

そんな運動音痴の私でも唯一体を動かす趣味でハマったものがある。ボーリングだ。
いやだやだというのにつき合わされて生まれて初めてやったゲームで131点とった。
お前すげえ素質があるんじゃねえの、なんて言われて嬉しくなった。
素質なんかあるわけがないけれど、スポーツ類で「人並みに出来る」ことがある、と
いうことだけで、これはいいもんだ、とすっかり好きになってしまった。
足に落とすくらいしか危険性がない、ことが、恐怖を感じないことがなによりだった。

ボーリング場の会員になって、マイ・ボールも作って、ロッカーを借りて、衣装まで
こしらえてしまった。仲間と一緒に「サイドワインダー」なんてロゴを染めてみたり。
会社の帰りには殆ど毎日寄って投げてから帰宅した。
ある日、サービス・デーだったので、営業時間ギリギリまで投げ抜いた日があった。
翌日、今日は眠くて……と会社でお仲間に言ったら、何をしてたの、と聞かれたので、
昨夜、24ゲーム投げたから、と言ったら、信じられねえ、と驚嘆の目で見られた。
それだけやってても決して図抜けて上手くなったわけではなかった。
「人並みに出来る」ことで十分に嬉しかったのである。

会員なので大会のお知らせを毎回目にするし、フロントでも良く誘われるのだったが、
「今回、初めての試みで、定例会で優勝した人を除いた大会を企画したんですよ」と
声をかけられて、それなら恥ずかしくないかも、と、初めて大会に出てしまった。
ところが……二つのレーンを交互に使うあの順番さえ私にはわからないし、練習を
見ていたら、皆さんプロみたいにフォームが奇麗だし、ああ、出るんじゃなかったと
後悔していたんです。90レーンで繰り広げられる派手さにも畏縮してしまいました。

ところが……奇跡というものは起きるんです。
4ゲームトータル=897ピンで、私が優勝しちゃったんです。信じられない出来事。
レーンコンディションがかなり遅いな、という感覚はありました。
私のボールは殆ど曲らないんです。そういう風に作ってもらっているのです。
運動神経がないから、ほとんど真直ぐにしか投げられないからです。
それが当日のレーンに合ってたようでした。ボール一つ半くらい食い込むんです。
他の人は凄いカーブ軌道になってしまうので、その日はコントロールが難しかった。
私の15ポンド9オンスの遅いスピードが回転を良くして、やたらにピンを倒すんで、
結果としてストライクが続発。もともとスペアは得意なんで良いスコアになった。
こんなのマグレ以外の何ものでもないので、逆にもう出場するのが恥ずかしくなった。
後にも先にもスポーツ関係で賞を頂いたのは、それっきり。

当時は、体重=60キロ(身長172)で体調もよく、トランペットも20年以上も
吹いていたし、散歩が好きで、二時間くらい歩き回っていたから、過激なスポーツは
しなかったけど体に良いことをしていたのかも知れない。
現在は体重が75キロもあって家でゴロゴロしてるだけ、考えたらボーリングの球を
三つも四つも体にぶら下げているような体重増なんだから心臓にも過負荷だろうし、
血圧が上がるのも当然かもしれない。もっと体を動かさないといけないなあ……


2006.10.24 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/24(Tue) 15:23 No.3509   <HOME>

今日は文藝春秋11月号の団塊世代「幸福への一千日計画」(堺谷太一)を
読んでいました。
「職縁社会」からの自らの脱皮という点で、職場の仲間に逢いたいなあ、などと
思うのは後ろ向きな発想なんだなと思いました。
これからは「自尊好縁」を薦めたい、というのが、今月号の主旨。
「自尊好縁」なんて聞き慣れない熟語ですが、これは、自らの考えを尊しとして
好みの縁で結ばれた仲間を集め合おう、という考え方です。

まず、「他人の意見」に惑わされないことが大事。「他人の意見」とは何かというと、
いわゆる世間、つまり職縁社会なのです。それが途切れるのだから「自分が正しい」
という自信を持つ、これが「自尊」。
また、ものごとを「損か得か」で判断することをやめなくてはいけません。職縁社会
は客観的な社会ですから、経済的な観点から「損か得か」は他人も判断出来ましたが、
「満足が大きいか、小さいか」は本人にしか判断出来ません。

ところが30年以上もサラリーマンをしていると(私の場合は41年もだよ)、何が
幸せで何が不幸かを自分で判断出来なくなります。(一般的な人のことだけどネ)
本当にしたいことから目をそむけるように教えられて生きてきたのです。
その不幸な呪縛から定年後は自由になったわけです。第二の人生は「有利」よりも、
「好き」を選ぶべきです。そして好きこそものの上手なのです。

ほんとうに好きかどうかが分かる目安は二つあります。
一つは「それをいくらやっても疲れないもの」、
もう一つは「それについてはいつでも誰とでも喋りたいもの」です。
さらに、この「好き」を探す場合に留意するべきことは、「三つの自由です」。
「世間からの自由」「経済からの自由」「未来からの自由」です。
さあ、もう引用はやめましょう。だって、自分がやってること、やってきたこと、
そのまんま、でいいんだとわかったんだもの。

世間からの自由とは、ザ・ピーナッツのサイトなんかやってて、世間から何だろ、と
思われることなんか気にしないこと。もっと世の中の役に立とうなんて思う必要なし。

経済からの自由とは、ザ・ピーナッツのサイトをやった結果、おカネが儲かるなんて
ことはないのだから、金儲け目的からの自由があります。

未来からの自由では。資格を取得して、それを将来何かの役に立てようという発想も、
自らを呪縛しています。将来も絶対に何の役にも立たない、ザ・ピーナッツ・サイト
をやっていくこと、満足感はここから生まれるのです。

高齢者にとって幸せな社会とは高齢者が自らの日々に「楽しみ」と「誇り」が持てる
社会なんだそうです。これは他人が与えてくれるものじゃないんです。
自分の心・気持の課題です。
「楽しみ」と「誇り」をもって、これからもサイト運営をエンジョイします。


2006.10.23 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/23(Mon) 17:57 No.3508   <HOME>

今日もハローワークに失業認定を受けに行ってきました。
毎度のことながら、若い方でも失業者がうじゃうじゃいるのですね。
昔は、あんた働く気があるのか、と脅されるとかウワサで聞いたけど、
そんなおっかないところじゃございません。(笑)
最初の手続きでも、事情を説明すると、えっ、あの工場がなくなるの?
そりゃ残念ですよね〜、なんて同情してくれました。

素敵なお嬢さんだったので、それから行くと目で探したりしていますが、
よくみるとそんなに凄い美人でもないかなと冷静になったりしています。
(おいおい、なにをしに行ってるんだ)
失業認定というのは遅刻も許されません。その時間帯に行かないと給付が
28日分頂けなくなります(先送りになるのかな?)。
でも20分くらい早めに受け付けてくれるので、時間ギリギリに行くのは
絶対にソンです。お勤めの人と一緒に家を出るのが賢い選択。

認定が終わったら(15分くらいで終わります)その足で求人情報検索の
パソコンがあるコーナーへ移動します。
就職の意思をもって、そのための活動をしていることが雇用保険給付条件。
ちなみに給付金額水準というものは毎年8月に見直しが行われるのですが、
私は、21万8680円/28日分(給付最上限)となっています。
これは個人情報でも何でもなく、国のサイトで見ることができる情報です。
これを上回るお給料を無能な59歳の人に支払う求人なんてありゃしません。
まあ、特別な資格などを持っている人であれば適職があるかもしれません。

59歳という年齢を前提で求人検索したら何もないのでは、と思ったけれど、
これが、結構あるものなのです。でも、これはネ、理由があるのです。
昔はいざ知らず、現在は男女雇用機会平等法とかもあって、雇用機会は平等
でなければならないという理念が活かされているために、年齢も性別同様に
差別するならば、その理由を明確に示すための根拠が必要なようなんです。
だから、年齢不問となっていても実際は若い女性の事務員を欲しいのだろう
という感じを察知する必要があります。59歳を欲しいケースは非現実的。

この歳になって今更ながら社会勉強をしている感覚もあります。
現在、どういう人材を労働者として求めているのか、よくわかります。
介護ヘルパーなど慢性的な人出不足のようで、たくさん出てきます。
正社員は欲しくないけど、パートでの募集はかなりあります。
こんな大事なことをパートに? というお仕事もコスト最優先で考えている
時代になっているようです。
かなり興味深いお仕事を今日は発見しましたのでプリントしてお持ち帰り。
でも東京なんで、ちょっと通勤が大変だから見送りますけどね。

その足で、血圧の定期検診。先生が、あれっと首をかしげて計り直しする。
思わず、こっちも、ええっ、となったが、120〜70という良すぎる値で
先生が、あれれ、となったのがわかって、なあ〜んだ、と、一安心。
最近はストレス皆無だから調子がいいみたいなんです。
以前、退職した方を招いて会食をしたときに退職時にはくたくたにやつれて、
大丈夫なのかな、と心配した人がやたらに元気になってて仰天。
こりゃあ、どっちが現役だかわかんねえ、やっぱ現役は辛いもんなんだなと
感じましたが、それは特に中間管理職層がその傾向が強かったようですね。
お給料は安くとも私のような終身非管理者の方がお気楽であったのでしょう。
サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ、でなければなりませんよね。


2006.10.22 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/22(Sun) 10:33 No.3506   <HOME>

早期退職制度を利用させて頂いて繰り上げ定年で会社を辞めてから半年が経過。
団塊世代の定年退職問題を一足先に味わっているわけですが、先日、NHKで
団塊世代のこれからといったテーマで討論会があり、それを見ていたのだけど、
定年なんてのは、どこの世代でも発生していたわけで、なにをいまさらという
妙な感覚を抱いた。

働くなんてことは生活の為にやっていたことなので、まだまだ働きたいなんて
感覚はまったく私にはない。そう宣言してしまうと雇用保険給付が頂けない
ので、いちおうすぐに再就職したいという建て前で書類は出してはいるものの、
この歳の人間を労働力として歓迎する企業なんかあるわけがないのであるから
結果はいっしょで相変わらず自由気ままに生活している。

仕事人間なんていう概念から最も遠いところに自分を置いていたために退職を
しても、ああ、さっぱりした、というだけで、仕事を懐かしいなんて、そんな
面はこれっぽっちもない。
だけど、会社へ行って一緒に過ごしていた仲間たちと会えないのは寂しいな。
これだけは痛切に感じます。
たまには逢って話がしたいなあ、と思っても、工場が閉鎖されてしまったので、
散り散りバラバラで遠方に出向かないと会えない。まあ、しょうがないかな。


2006.10.21 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/21(Sat) 18:40 No.3503   <HOME>

今日から日記帳に改めましたが、最新の書込みは、そのまま暫くご覧頂けます。

旧掲示板に皆様から頂戴した貴重なご投稿は過去掲示板倉庫に保管してあります。
↓↓↓ (もちろん玄関のインデックスからも入れます)
http://homepage.mac.com/infant/log/kakoban.html

かなり懐かしい書込みも見ることが出来ますので、どうぞご利用ください。


お引っ越しです 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/20(Fri) 14:09 No.3502   <HOME>

今日から新しい掲示板を開設しましたので引っ越します。
↓↓↓
http://s03.as.wakwak.ne.jp/bbs/mkres5knx/mkres5k.cgi?infant

どうぞ、引き続き、遊びに来て下さい。

こちらの板は、今後、インファント日記として活用する予定です。
(書込みはできません)


オーディオ話(その後) 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/17(Tue) 11:25 No.3489   <HOME>

サイトのコンテンツ更新は中断しちゃうし、掲示板はお休みしちゃうし、
来訪される方には誠に申し訳ない限りです。

あの、ですが……気分的に停滞しているのではないのです。むしろ最昂揚状態。
あれから、CDR−HD1500で、CD−Rを120枚くらい焼いています。

これで焼いたCD−Rの音の魅力ときたら病みつきになります。(なってます)
昨日から、新たにmaxell(音楽用)を試してみました。
ああ……またこれが凄い。こいつ絶品だ。きっと。

昔、カートリッジを色々買って来て、とっかえひっかえして聴いた時期があったけど、
色んな響きがするのだから、各社のCD−Rで全部聴いてみたい気がしてきました。

三菱化学のアゾ系が重心が低い音でアナログ風で好きでしたが、この機器になって、
太陽誘電(ザッツブランド=シニアン系)がスタンダードの風格で、これで決まりか
と思ったが、日立(マクセルブランド=シニアン系)がアクティブな音色で魅力が
あって、これも凄い。今のところ、ポップス&歌謡曲ならば、これが最高かな?
TDKとかビクターもお店にあったが、聴いてないので最高かは不明なんだけどネ。

楽曲の編集(スタートと末端部の処理)や、並び買えはパソコンでやった方が便利で、
これにパソコンを占有させていたので、迷惑メールの削除などが滞ってましたが、
ぼちぼちCD−R焼きも一段落しますのでサイトの更新や掲示板再開をする予定です。


Re: オーディオ話(その後) アマクサのシロ - 2006/10/20(Fri) 00:53 No.3495  


インファントさん。
恐れ入りました!そんな短い期間でCD−Rを120枚も焼いたの凄いなぁラベルのプリントもしなければならないよね。


Re: オーディオ話(その後) インファント@管理人 - 2006/10/20(Fri) 06:51 No.3498   <HOME>


今度採用した機器は録音用CD−Rしか使えず、その中で好きな音質のものは
プリンタブルがなかったので、ラベル印刷はやってません。
だもので、すぐにケースに仕舞わないと何が入っているのかわからなくなって
プレーヤーで聴いてみたりしています。(♪お馬鹿さんなのわたし)


Re: オーディオ話(その後) インファント@管理人 - 2006/10/20(Fri) 10:46 No.3500   <HOME>


もうデジタルの時代になったんだから、音なんて皆同じさ。
というご意見の方もいらっしゃるかも知れませんが、全然違うんだな、これが。
例えば、ザ・ピーナッツの大量のCD群。同じ曲でも音はそれぞれ違うのです。
おおまかに区分すると……

ザ・ピーナッツ・デビュー20周年企画ころまでのCD。
 ザ・ピーナッツ・ドリーム・ボックス(10枚組)
 可愛い ピーナッツ!
 バカンスだよ ピーナッツ!
 ポップスだよ ピーナッツ!
 レッツ・ゴー・ピーナッツ!
 スタンダードだよ ピーナッツ!
 恋する ピーナッツ!
 ときめきの ピーナッツ!
 アナザー・サイド・ピーナッツ!
 さらに、ザ・ピーナッツ全集(6枚組)
これらはアナログ・レコードのバランスのままに素直にデジタル化された音色。

ザ・ピーナッツ・シングルスの時期のCD。
 ザ・ピーナッツ・シングルス〜可愛い花〜(2枚組)
 ザ・ピーナッツ・シングルス〜恋のバカンス〜(2枚組)
 ザ・ピーナッツ・シングルス〜恋のフーガ〜(2枚組)
 ザ・ピーナッツ・シングルス〜モスラの歌〜(2枚組)
 さらに、ザ・ピーナッツ・ドリームCD−BOX(5枚組)
これらは、リマスタリングでメリハリが付き、ややコントラストが強く聴こえる。
幾分かは最近のJ−POPの音色に慣れた耳に相応しい音作りが意識されている。

ザ・ピーナッツ・メモリアルBOX(10枚組)以降のCDリリース
最近のCD全てに当てはまるが、再度のリマスタリングが行われていると推察する。
アナログのマスターテープ音源からの吸い上げが見事である。進歩を感じる。
当時のアナログ・テープ装置の環境を何らかの手段で再現したという感じがする。
商品までの音色の面倒見が良くなり、コンプレッサーなどを用いて聴き応えがある
ように工夫がされていても嫌な響きにはならず、非常に感触がいい。
 
商品のCDでも俄然”音”が良くなっている。
私達の作るCD−Rダビングも様々なファクターで色々な音色が得られるのです。
昨日ネット注文で届いた日立マクセルの録音用CD−Rは残念、期待外れでした。
同じマクセルでもシリーズが違うと音色が異なることが判明した。
100枚もまとめ買いしたので約一万円損した気分だが、お勉強コストと割り切る。
今日、やはり誘電だろうと思い、セラミックコート品を100枚注文し直しました。
ヤマハのオーディオマスターは誘電の低速メディアと相性がとても良いらしいし、
他のメーカーのは実際には誘電が作っているらしいから、この際無視します。

オーディオマスター使っての結果の良かったものがあったら、教えてネ。


本日より書込み可能です 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/19(Thu) 05:53 No.3490   <HOME>

書込み停止を解除しました。どうぞ、ご利用ください。

ついでに<更新情報>
シャボン玉ホリデーの思い出コーナーに昭和40年を追加しました。
↓↓↓
http://homepage.mac.com/infant/home/syabon00.html


更新情報 インファント@管理人 - 2006/10/19(Thu) 15:45 No.3491   <HOME>


レコード随想に、「セプテンバー・ソング 」を追加しました。
↓↓↓
http://homepage.mac.com/infant/home/243.html


Re: 本日より書込み可能です アマクサのシロ - 2006/10/20(Fri) 00:41 No.3494  


インファントさん。
書き込みが再開されてホッとしてます(^^♪

確かに「ピーナッツ・デラックス」「ゴールデン・デラックス」「ダブル・デラックス」はCD化して欲しいけど「ベスト盤」が多数重複してしまいますな^_^;。
「ダブル・デラックス」はベスト盤の部分は端折って良いと思うけど前の二つは完全版で出して欲しいと思います。


Re: 本日より書込み可能です 直樹 - 2006/10/20(Fri) 02:04 No.3496  


BBSの投稿に『パスワード』を義務付けたらいかがですか。
たぶん迷惑な書き込みは減少すると思います。
閲覧もパスワードをお願いします。


Re: 本日より書込み可能です インファント@管理人 - 2006/10/20(Fri) 06:42 No.3497   <HOME>


>BBSの投稿に『パスワード』を義務付けたらいかがですか。

このタイプの掲示板には、その機能がありません。
迷惑書込み防止のための方策が講じられるタイプへの移行を検討中です。


Re: 本日より書込み可能です のりえ - 2006/10/20(Fri) 10:44 No.3499   <HOME>


インファントさん おはようございます。
掲示板の再開 安心しました〜〜〜っ。


「セプテンバー・ソング」
心地良い大人の世界なのですね。
おしゃれですし息もぴったり。
音源化されるといいですね。
こんな世界もとってもすてきです。


書込み停止を解除しました 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/14(Sat) 00:27 No.3485   <HOME>

また、これで、暫く様子をみます。


Re: 書込み停止を解除しました ジャンケン娘 - 2006/10/14(Sat) 08:05 No.3486   <HOME>


ホッと、いたしました。でも、低俗な書き込みをする人たちって、何の目的でしているんでしょうね?よっぽど暇なのかしら?

先日、復刻版の「モスラ」「モスラ対ゴジラ」「地球最大の決戦」のコミックを読み返していました。三作品とも「小美人」が可愛いのです。作家の方が やはり「ピーナッツ」さんをイメージして書いたのでしょうね。


Stardust 投稿者:woopie 投稿日:2006/09/30(Sat) 10:09 No.3431   <HOME>

はじめまして
 以前、何回かたちよらせていただきましたが、書き込むのは初めてです。
私も、ピーナッツやクレイジーキャッツは、子供の頃からのアイドルです。
 先日、私のサイトにスターダストのことで書き込みがあり、また立ち寄らせていただきました。

 「シャボン玉ホリデー」のラストに流れるスターダストですが、
インディアン・ハープではないんですよ。
あの音はギターです。
 タバハラスが演奏していることは間違いないのですが、リードギターが
普通より音程を高く調弦しているため、そんな風に誤解されたのかもしれません。
 たしか五味さんの本にインディアン・ハープと書かれていましたね。

 ピーナッツはもとより、オーディオも興味深い話題がいっぱいで、ためになりました。これからもよろしくお願いします。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/09/30(Sat) 10:59 No.3433   <HOME>


レキントギター(音程が五度上)などでメロディーを弾いているということですね。

友人に譲ってしまった彼等のレコードのジャケットでは、兄弟が手に持っているのは、
普通のギターと鶴岡雅義(東京ロマンチカ)さんが使っているような小型のギターを
持っていました。
それなのに、演奏;ロス・インディオス・タバラハス(インディアン・ハープ)と
書いてあるのですよ。(笑)

インディアン・ハープ奏者であったことは間違いないのでしょうが、解説を書く人も、
(私も)インディアン・ハープ自体見たことも聞いたこともないものだから、これが
インディアン・ハープの音色か、ギターそっくりだな(爆)と思ってた。

インディアン・ハープ=アルパとしたら、あんな奏法は不可能ですね。
日テレの物置きから発掘したという「スターダスト」のシングル盤(持っています)
も演奏インディアン・ハープと表記してあるのが誤解の根元でしょうね。

ああ、すっきりした。ありがとうございました。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/09/30(Sat) 18:20 No.3434   <HOME>


woopieさんのサイトにお邪魔してみました。ギター王国という感じですね。
タバハラスのことをこんなに詳細に知ることが出来るのはここだけかも知れませんネ。

ところで、今頃気づいたのですが……
「ザ・ピーナッツ・トリビュート」というCDアルバムが、1999年に出ていて、
その最終曲に「スターダスト」の演奏が入っていました。

萩谷清という方が、コピー演奏されているのですが、これが「ギター・ソロ」でした。
この時点で、「インディアン・ハープ」の音色ではないのだ、とわかっていたはず。
ど〜もニブイなあ、と、我ながら呆れます。

woopieさんの「スター・ダスト」の演奏。上記CDよりタバハラスの演奏に近い。
ちゃんと細かな処が拾われていて素晴らしいです。帰って来たタバハラスって感じ。
「マリアエレーナ」はもっとそっくり。
このグループは時代も背景も環境も超越した、ユニークさを感じ、古くないですね。


Re: Stardust アマクサのシロ - 2006/10/01(Sun) 16:57 No.3436  


woopieさん。
おかげ様で長年探していたロス・インディオス・タバラスの「スターダスト」の入ったCDを見つけることが出来ました。
「SWEET AND SAVAGE」早速TOWERに注文しました僅かながら在庫があるようです。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/10/01(Sun) 17:44 No.3437   <HOME>


↓これね。 (ちょっと写真を大きめに)



Re: Stardust woopie - 2006/10/01(Sun) 20:09 No.3438   <HOME>


こんばんは
私の拙い演奏をお聞きいただき恐縮です。
このアルバム、日本では昭和34年に発売されているんですよ。
タイトルは「南国のギター」です。
LPが出始めて間もない頃で、私の持っているレコードはモノラルです。
もちろんCDでももっています。
 LIVING STEREOというのは、当時からすばらしく音の良いレコードとして、
とくにクラシックのハイフェッツなどのレコードが有名ですね。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/10/02(Mon) 14:46 No.3439   <HOME>


> このアルバム、日本では昭和34年に発売されているんですよ。

凄いですね。この時期からステレオ録音されていたなんて。先見の明があります。
45/45方式レコードのオリジナルはRCAビクターだからなんでしょうか。
「スターダスト/踊るインディアン」のシングル盤もモノラルの盤でしたから、
CDでステレオ録音を初めて聴いて感激しました。

ザ・ピーナッツのデビューも昭和34年ですが、ステレオ録音は昭和35年8月
発売の「月影のナポリ/白鳥の恋」以降であり、これは国内では最先端でしょう。
昭和35年2月の「乙女の祈り」はSP盤も出ていた時代ですから激変の年です。
まだまだステレオ再生出来る機器は一般家庭には入っていなかった時代です。
我が家にステレオ電蓄が登場したのは昭和37年の暮のオヤジのボーナス時期。
家電製品ではないオーディオ製品の導入は昭和40年からで、我が家だけではなく、
世の中の平均的なステレオ時代到来はこのあたりからだと私は思っています。

不思議なのはザ・ピーナッツのステレオ録音は時代が古い方が素晴らしいのです。
特に昭和35年、36年は珠玉の録音です。空気感が見事で美音でチャーミング。
どうもこれはザ・ピーナッツに限ったことではないような面もあるようですネ。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/10/02(Mon) 16:45 No.3440   <HOME>


忘れないうちに、ということで、随想に追記しました。

http://homepage.mac.com/infant/home/236.html


Re: Stardust アマクサのシロ - 2006/10/08(Sun) 00:15 No.3462  


タバハラスの「STARDUST」が遂に我が手に(^^♪49年も前に録音されたなんて信じられないですね。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/10/08(Sun) 09:58 No.3464   <HOME>


アマクサのシロさん、CD入手おめでとうございます。
あれだけお茶の間に流れた音楽なのに殆ど日が当たらないのは妙ですよね。
どうぞ家宝にして愛聴してください。


Re: Stardust アマクサのシロ - 2006/10/08(Sun) 19:28 No.3467  


インファントさん。
>あれだけお茶の間に流れた音楽なのに殆ど日が当たらないのは妙ですよね<
「STARDUST」は国内盤では何故か収録されていませんね。
タバハラスの曲で我が国では「マリアエレナ」と並んで知られていると思うんだけどな。
ベスト盤でも必ずスルーされていますよ可成マイナーな曲は入れてるくせに^_^;担当者の職務怠慢で御座るよ。


Re: Stardust インファント@管理人 - 2006/10/14(Sat) 00:24 No.3484   <HOME>


スターダストのシングル盤(モノラル)我が家の奥地で発見、

実物大写真を貼っておきました。↓
http://homepage.mac.com/infant/home/236.html


オーディオ話 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/28(Thu) 21:42 No.3429   <HOME>

おもちゃ箱のオーディオ話コーナーに、
☆アナログ音源(レコードなど)からCDを作ってみよう(その2)☆を追加しました。

http://homepage.mac.com/infant/omotya/CD-R3.html


Re: オーディオ話 インファント@管理人 - 2006/10/04(Wed) 17:54 No.3448   <HOME>


更に追記しました。↓
http://homepage.mac.com/infant/omotya/CD-R3.html

現在、これに夢中でありまして、ザ・ピーナッツ・コンテンツの更新が停滞しております。
そのうち再開しますので、姑くのご猶予を……


いけね インファント@管理人 - 2006/10/05(Thu) 02:56 No.3449   <HOME>


アップロード忘れてました。今、更新しました。


Re: オーディオ話 hiro-sumire - 2006/10/05(Thu) 10:14 No.3450  


このコーナーも楽しみにしております。

項目5.の手順の最後のCD−Rまで行かないと
最高音質が聴けないと言うことですね。

あともともとアナログ環境で演奏→デジタル録音→CD化
など演奏環境、録音条件などによって音質の有意差はあるのでしょうか?
たとえばデジタル環境で作成されたシンセサイザー作品などを
デジタル録音(マイクを使用せず)CD化されたような
場合でも目覚しい音質向上感が得られるのでしょうか?

出来れば教えていただきたいです

機会があれば教えていただきたいなぁ


Re: オーディオ話 インファント@管理人 - 2006/10/05(Thu) 14:07 No.3451   <HOME>


長い論文(?)を書いてしまったので、当機の特徴を簡潔に整理してみます。

1.ADコンバーター(アナログ→デジタル変換)は暖かめの表現となります。
2.デジタル入力ソース(BSデジタル放送ダイレクト)録音は試していません。
3.CDからの取込みは、パソコン同様にクオリティ劣化は起こり得ません。
  (データ品位の保証をする必要もないため、10倍速で取込まれます)
4.DAコンバーター(デジタル→アナログ変換)の性能は本格的な接続をして
  おらず、ヘッドフォン端子で聴いただけなので、評価出来ていません。
5.CD−Rの焼きつけでの「オーディオマスター」の機能は、どのような録音を
  されたCDソースに対しても効果があると思われます。

シンセサイザー作品の場合はCDダビングでの違いを聴くことになりますので、
上記、(3)と(5)のルートとなります。
面白いことに「興味の薄いジャンルや歌い手のものでは違いがわかりにくい」。
人間は好きなものにこそ、それだけ聞き耳をたてているんですね。
シンセサイザー作品の音色が好きな方は、恐らくなによりも、このジャンルでこそ
「オーディオマスター」の効果が一番大きい、と感じられることになるでしょう。


Re: オーディオ話 hiro-sumire - 2006/10/05(Thu) 14:25 No.3452  


ありがとうございます。
少しわかってきた気もします。
こればっかりは聴いてみないとわかんないですね。

論文はうれしく拝見しています。
評論家ではなく
同じ音楽を聴いている方の懇切丁寧なレポートには
心がぐらぐら揺れます。

飲んだつもり貯金始めるか?


Re: オーディオ話 のりえ - 2006/10/07(Sat) 09:18 No.3456   <HOME>


インファントさんおはようございます
私もオーディオのお話 拝見させていただけました。
音作りも 愛情なのですよね。
インファントさんが大好きな音楽を 大事に大事にされる
そのお姿に とっても感動します。
愛情をかければ 音も応えてくれるのですね。

すべてがそうであるといいなぁ、って
ふと想ってしまいました。
これからも 心を感じられるページ作り、
がんばってください。
楽しみにしています。


Re: オーディオ話 インファント@管理人 - 2006/10/07(Sat) 17:30 No.3460   <HOME>


ここ数年のことだと思いますが「ピュア・オーディオ」という言葉が流行っています。
現代はビジュアルの時代なので「音」は添え物的に冷たくあしらわれてしまがち。
それに対して「純粋に音響を追求しようじゃないか」という意味だと理解しています。

映画、テレビ、ゲームと視覚も刺激する媒体が多い中で、オーディオはまるで書物を
読むような面があり、少ないようでいて、奥深い情報量が秘められていると思います。
永六輔さんがラジオは想像力のメディアだと言っていますが、オーディオもそうです。

オーディオ機器には音楽に誠実に作られている本物の世界があります。
そんなことまでやったって、という面にこだわった職人の良い仕事があります。
ピュアな精神で作られたものは、それに相応しい品格が漂って、音に現われます。
聴き手も、ピュアに音楽に接したいとも思います。
音楽はグレードを云々するような世界ではありませんが、所詮音を媒介として私達は
音楽を聴くわけなので、音がどうでもよいものではない筈なんです。

もっと感動を得たいのです。もっと楽しくなりたい。もっと悲しみを味わいたい。
歌い手だけでなく、演奏をしている人達の音をちゃんと聴き取りたい。
ホール録音での空間の響きを感じとりたい。だって、音の芸術なんですから。
クラシックだけが芸術じゃないんです。聴き手の心を動かせるものは演歌であろうと
ポップスであろうと皆、平等に芸術作品です。そもそも人間が皆、平等なんですから。

ザ・ピーナッツの音楽が最高だ、とは客観的には言い切れませんが、好きなんだから、
しょうがない。理性を抜きにして語れば「最高」なんです。
クラシックのCDといっしょで、ただテレビや新聞を眺めていても、売り込んだりは
してくれませんから、能動的にこちらから動かなければ聴くことも出来ません。
しかし、愛好して、良い音で鳴らしたい気持があれば、時代を超えて素晴らしい音で
蘇る世界なんです。だからオーディオはやめられません。


『歌伝説・ザ・ピーナッツの世界』の布教活動 投稿者:直樹 投稿日:2006/10/03(Tue) 16:11 No.3444  

九月下旬から親族訪問の旅行に行きました。NHKの『歌伝説・ザ・ピーナッツの世界』の番組を未見の63歳の従兄弟にDVD−Rを作製して見て貰いました。ザ・ピーナッツさんの現役時代の素晴らしさを従兄弟方は絶賛していました。ザ・ピーナッツさんみたいなデュオは二度と現れないと言いました。同番組の再放送やDVDビデオ化の予定がございませんので、自家製のDVD−Rを親戚や知人に見せて活動しています。早くDVDビデオを販売してほしいですね。


ゆっくり待ちましょうよ インファント@管理人 - 2006/10/03(Tue) 17:53 No.3445   <HOME>


ここの掲示板を見に来られるような方は100%再放送(地上波含め)希望だと
思うので、ここで布教活動しても意義はないようですネ。
NHKにはお願いメールをしましたが、少数意見なら無視されるかも知れない。
多数決の世の中だから、私が信じる良い意見が採用されるとは限りません。
世の中を変えようなんて、大それたことを私は思ってもおりません。
殆ど自己満足のサイトですが、やっていると知らないことを教えてくれる方がいて、
有難いものだと、つくづく感じるこの頃です。
のんびり、ゆったりとやって行きます。ゆっくりとおつき合いください。


パパはママにイカレてる 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/10/01(Sun) 06:59 No.3435   <HOME>

昨夜、NHK教育テレビの<ETVワイド”団塊”が日本を変える>を見ていたら、
ザ・ピーナッツの「パパはママにイカレてる」がBGMで流れました。
ふつうは「恋のバカンス」なんか使うのでしょうが、珍しい選曲でした。

しかし、「パパはママが好き」が常識的なタイトルと思うが、「イカレてる」とは、
ずいぶんと思い切ったもんです。
NHK「みんなの歌」で歌った時は「パパはママが好き」が題名でしたネ。さすがに。


Re: パパはママにイカレてる Erdnuss - 2006/10/03(Tue) 00:45 No.3441  


仲良しのパパとママの姿が思い浮かびそうな、ほのぼのとしたいい曲ですね!私も大好きです。それにしても「子供が一ダース」なんてすごい(笑)少子化が問題になっている今にはミスマッチかも!?

実はつい最近まで、「今日も今日とで二人、おそろいでお出かけよ」の部分を「今日も京都で二人」と思い込んでました(^^;

オリジナルの曲を聴いたことがない私は、元の詩ではパパとママは古い街へ出かけるのかなぁと思い込み、訳詩を書いた人は古い街=古都=京都にしたのかと勝手に想像していました。

ちなみにオリジナル曲では、パパがママにイカれてるだけではなく、ママもパパにイカれてます。

日本語で「♪パパ、アマ、マンマ、マンマ、アマ、パパ」の部分は元の曲では「Papa aime maman, maman aime papa」(=パパはママが好き、ママはパパが好き)です。

オリジナルは1960年のフランスのヒット曲らしいですが、その6年前、アメリカではパパもママもマンボにイカれてたみたいですね。「Papa Loves Mambo」、1954年のペリー・コモのヒット曲でした。(私が始めて聴いたのは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーU」でした)

♪ろくに〜歌詞も〜読まず〜に
のんき〜なErdnuss〜


Re: パパはママにイカレてる のりえ - 2006/10/03(Tue) 01:50 No.3442   <HOME>


インファントさん こんばんわ〜〜〜っ
いゃ〜ん これって 私のことだわ〜〜〜っ!
結婚以来 あと数日で20年だーーーっ!
愛されて20年 ダーリンありがと〜〜〜っ!(勝手に盛り上ってマス)

「これはおいしい。」だってさ
ってところが とってもかわいいですよねっ

どうも失礼いたしましたっ(*^^*)


Re: パパはママにイカレてる インファント@管理人 - 2006/10/03(Tue) 08:28 No.3443   <HOME>


Erdnussさん、楽しい投稿をありがとうございます。
「今日も今日とて……」なんて言い方も時代を感じさせますネ。
「おうちは女中任せ」なんて裕福なご家庭のようですが「パパは何でも知っている」
とか「うちのママは世界一」なんてアメリカのホームドラマの冷蔵庫や牛乳瓶の
大きさに憧れました。(古い)
今歌うなら「おうちは家政婦任せ」になるのかなあ。ちょっとニュアンスが変だな。

NHK「みんなの歌」での「パパはママが好き」の歌詞です。↓
------------------------------------------------------------------------
♪うちのパパとママとはとても甘い夫婦 ママはパパが大好きパパもママが好きさ
 ママにこにこ パパにこにこ ぼくもにこにこ みんなにこにこ
♪ママの炊いたご飯はいつもおこげだけど パパはいつもにこにこ文句ひとつ出ない
 ママしおれる パパなだめる ママ笑えば パパ微笑む
 (半音、転調して)
♪冬になれば生まれる可愛い可愛い赤ちゃん 僕も少し威張れるだって兄貴だもの
 ママごきげんパパごきげん ぼくもごきげん みんなごきげん 
 ヤンヤー(ヤンヤー) ヤヤヤヤー(ヤヤヤヤー)
 ヤンヤー(ヤンヤー) ヤヤヤヤー(ヤヤヤヤー) ヤンヤーーーー ヤヤヤヤ!
チャチャチャのリズムでとてもパンチの効いた歌唱でした。時折、遠くスマイリーさ
んと思われる「ウー!」が入ったような。残念ながらピーナッツのお二人は登場せず、
クレイ・アニメ(粘土人形)の三人家族が、子犬と一緒に小さなお家に住んでいると
いう絵柄だったと思います。姉弟そろってテレビに合わせて歌ったのですが、僕は
「なだめる」の意味が解らず「なめだる」と歌い、よく笑われました。
-------------------------------------------------------------------------
ラ星さんという方が投稿してくれた歌詞の再録。ラ星さんお元気かしら。

のりえさん、おはようです。
お子様は一ダースは居ないと思いますが、なんでも一番上が寂しがりやさんなので、
添い寝してやらないと寝ついてくれないとか(笑)。
やっぱり、パパはママにイカレてるからなんでしょうネ。

ピーナッツがテレビで歌う時はフェードアウトじゃなくて、最後にPapa aime maman」
と言って、ジャーンで終わるのも可愛らしかったと記憶しています。


珍しい放送 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/29(Fri) 17:28 No.3430   <HOME>

お知らせです。
FMでザ・ピーナッツのエド・サリバン・ショー出演時の放送音源が聴けますよ。
NHK−FM
http://www.nhk.or.jp/zanmai/next.html
番組名は「洋楽ヒット三昧」10月9日(月・体育の日)13時〜22:45です。


日本経済新聞夕刊「懐かしの風景」 投稿者:Erdnuss 投稿日:2006/09/27(Wed) 20:49 No.3425  

インファントさま、こんばんは。
こちらの掲示板には初カキコのErdnussです。

9月20日付日本経済新聞夕刊「懐かしの風景」で渋谷駅周辺がモスラに破壊された街として取り上げられていました。

その記事によりますと、「インファントの娘」を作詞作曲した「池すすむ」というのは脚本を書いた関沢新一さんのペンネームとのことでした。

本サイトのレコード随想を拝見したところ、「池すすむ」は梶田興治助監督説と、渡辺晋さん説の二つがあるとのことですが、ひょっとしてこれは新説でしょうか?

ちなみにこの記事を書いた紀行写真家の南正時さんは関沢新一さんとは同じ渋谷の町内会のご近所同士だそうで、関沢さんは渋谷が新しい街によみがえるのを願って、映画では自身が住んでいる街を破壊したそうです。


新説大歓迎 インファント@管理人 - 2006/09/27(Wed) 22:38 No.3427   <HOME>


Erdnussさん、初めまして&新情報をありがとうございます。

「インファントの娘」の方ではなく、「モスラの歌」のことをちょっと書きますが、
こちらはザ・ピーナッツ引退後5年も経ってファンの要望でシングル盤が出ましたが、
その際、作詞が「由紀こうじ(梶田興治監督のペンネーム)」となっていました。
ところが実際は、本多猪四郎、田中友幸、関沢新一の共作であったことが判明した為、
1992年からは、この表記に改められています。

「インファントの娘」の随想では新たに「宮川泰説」も登場させ、更に混乱を煽って
おりますが、どうも「池すすむ」は、お一人のペンネームではないような気もします。
作詞はもしかすると映画の脚本を書いている関沢新一説が強力かも知れません。
しかしながら、作曲も池すすむですから関沢さんが作曲をされたとは思えないのです。
作曲は宮川泰説が強力かも知れません。それを総合的にナベプロ軍団のコタツ会議で
まとめたのかも知れません。せっかくだからレコードを出そうよってネ。

他のサイトでは、池すすむ=渡辺プロのスタッフの代名詞、という説もあります。
しかし……ここに登場する方々は皆さんが故人。
色んな情報がどれもこれも聞き伝えなので精度が怪しいのです。
しょうがないので、想像を巡らせて楽しみましょう。それがまた愉しみです。


ちょっとだけかも? 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/25(Mon) 07:14 No.3412   <HOME>

東京12チャンネル 午後7時〜9時28分
「名曲ベストヒット歌謡〜昭和30年代 各年間ベスト5〜」にザ・ピーナッツの
映像が出る見込みです。ちょっとだけよ、かも知れませんが。


Re: ちょっとだけかも? テクニカラー - 2006/09/25(Mon) 07:38 No.3413  


貴重なピーナッツの映像なので 
録画して備えようと思います。 

それにしてもピーナッツの出演映画は
DVDにならないのでしょうか。
個人的にはファンになるきっかけになった
「私と私」を希望。
1万円でも買っちゃうな。


Re: ちょっとだけかも? マヨネコ - 2006/09/25(Mon) 07:43 No.3414  


録画し忘れた先週のカラオケ番組↓のほうが、映像も多くて良かったカモ。
  http://www.ntv.co.jp/variety/index.html
  (バックナンバーで、番組タイトルが見られるだけです。)
マナ・カナに「恋のバカンス」をフルコーラス歌わせると、けっこう面白そうなんですけど・・・
テレビ東京さん 名曲の時間・・・にでも いかがなものでしょう。


Re: ちょっとだけかも? 直樹 - 2006/09/25(Mon) 10:43 No.3415  


TV東京さんは余り期待しない方がいいと思います。ザ・ピーナッツさんが現役当時特に印象に残る出演番組がテレ東さんにはございませんでした。


想定内でした。 直樹 - 2006/09/25(Mon) 21:56 No.3418  


NHKさんの『歌伝説・ザ.ピーナッツの世界』を超える番組は当分無理のようです。TV東京さんはいつも中途半端な様子ですね。


Re: ちょっとだけかも? ありがとう - 2006/09/27(Wed) 11:06 No.3422  


ここには初めておじゃましました。よろしくお願いします。
東京12チャンネルの時代、あのねのね司会で「ヤンヤン歌うスタジオ」という番組がありました。
ピーナッツさんも何回か出演した記憶があります。


Re: ちょっとだけかも? インファント@管理人 - 2006/09/27(Wed) 12:41 No.3423   <HOME>


ありがとうさん、こっちでは初めてでしたか。いつも見ているような。(笑)
そうでした。今はもう「テレビ東京」で、東京12チャンネルは「×」でした。
「あのねのね」も「ヤンヤン歌うスタジオ」も懐かしいキーワードですネ。

ウィキペディア(Wikipedia)で調べたら、1977年9月25日〜1987年9月27日までの
放送なんで、ザ・ピーナッツはもう引退しておりました。

この番組の前身として、1974年よりフォーリーブス司会による「歌え!ヤンヤン」
という番組が放送されておりましたので、ここに出演されたものと思います。


TV東京さんの件 直樹 - 2006/09/27(Wed) 21:37 No.3426  


東京12チャンネルの時代から『なつかしの歌声』等の懐メロ番組が得意の放送局でした。自局のザ・ピーナッツさんの映像は皆無と存じます。キャンデーズ以降はVTRが有りました。とにかく昭和40年代はVTRのテープが高価な時代ですから弱小のTV東京さんは消去していると思います。
ザ・ピーナッツさん全盛期の映像はNHKさんや日本TVさんとTBS並びにフジTVさんに残っていると想像されます。


微更新情報 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/24(Sun) 16:19 No.3408   <HOME>

LP参照ページに曲別のデータも付与させました。今後、拡大適用予定。

http://homepage.mac.com/infant/home/SKD243.html


Re: 微更新情報 インファント@管理人 - 2006/09/24(Sun) 16:37 No.3409   <HOME>


↓ 同上
http://homepage.mac.com/infant/home/sja59.html


Re: 微更新情報 インファント@管理人 - 2006/09/24(Sun) 16:49 No.3410   <HOME>


↓ 同上
http://homepage.mac.com/infant/home/SAK18.html


Re: 微更新情報 インファント@管理人 - 2006/09/24(Sun) 18:07 No.3411   <HOME>


↓ 同上
http://homepage.mac.com/infant/home/skd39.html


Re: 微更新情報 インファント@管理人 - 2006/09/25(Mon) 21:56 No.3417   <HOME>


↓ 同上
http://homepage.mac.com/infant/home/4k2.html


Re: 微更新情報 インファント@管理人 - 2006/09/26(Tue) 21:43 No.3420   <HOME>


↓ 同上
http://homepage.mac.com/infant/home/SKA37.html


南京豆男 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/14(Thu) 17:23 No.3371   <HOME>

現在、有閑オヤジ状態なので(これからも)、「電車男」の再放送にハマっています。
ヲタク心理も、生身の女性に憧れてどうしたらいいのかわからない気持もわかります。
ドラマだから内容を膨らませたり、デフォルメしてはいますが、基本的に真実の心を
物語にされているのでしょう。

ただ、自分とは、ここが違うな〜と思う面が多々あります。
何故、本来の自分ではない、彼女に気に入られるような男性になろうとしているのか。
そこだけが理解出来ない。それはウソをつき通すことになる。
もともと女性にモテるタイプならば、相手に応じて演出とかするのでしょうが、彼は
そうじゃなく、「誠実さ」だけしか魅力がない筈なんです。

ありのままの自分を晒け出して、それで相手に気に入られないなら、諦めればいい。
現在第7話で、本放送を知らないし、本も、話もしらないけど、ヲタク・グッズ等を
捨てる話の進行には合点がいかない。それも自分の心の一部じゃないのか。
お袋や妹にはザ・ピーナッツ関係はちと抑えた方がいいよ、とか、言われましたが、
私は家内にザ・ピーナッツ・アイテムを全部見せてあげたよ。でも嫌われなかった。
ザ・ピーナッツは女性ファンが多いということも幸いしたかも知れない。(笑)


Re: 南京豆男 インファント@管理人 - 2006/09/15(Fri) 17:03 No.3373   <HOME>


> ありのままの自分を晒け出して、それで相手に気に入られないなら、諦めればいい。

第8話で、そういう晒け出す展開になってました。(爆沈)
制作者の意図のままに反応する私って、実に素直な人だ。(=単細胞ということ?)

この中でやっているチャットって面白そう。でもあんなに早く入力出来ないよ。
あと、使っている言葉がよくわからない。解説書が要るなあ。(笑)


Re: 南京豆男 インファント@管理人 - 2006/09/15(Fri) 17:39 No.3374   <HOME>


電車男がエルメスの誕生日のお祝いにフィギュア人形あげたら喜んでくれた。
おお! 感動的。(笑) 私もフィギュア持ってますよ。
左のコがそれで、「最終兵器彼女」の「ちせ」ちゃんです。

あ、お呼びでない。まちがいなくお呼びでないッスね。


Re: 南京豆男 まりこ - 2006/09/15(Fri) 23:54 No.3377  


>この中でやっているチャットって面白そう。でもあんなに早く入力出来ないよ。
あと、使っている言葉がよくわからない。解説書が要るなあ。(笑)

横レス失礼します!
あの場面、脚色だと思います〜。通常、某巨大掲示板では、ああいったチャットはないはず・・・。自分で更新をポチっとなしないと表示がされないと思います。
・・・と見事にヲタクになった女の独り言でした(笑)

チャットっておもしろいですよ〜!一時期ハマって大変でした(体内時計が狂いまくりで・・・)


Re: 南京豆男 インファント@管理人 - 2006/09/16(Sat) 10:30 No.3381   <HOME>


まりこさん、チャット出来るのですね。尊敬しちゃいます。(笑)
電車男の次の展開が気になります。
きっと新たな障害が待っているのでしょうね。
でも、ハッピィーエンドになるんでしたよね。
早く月曜日になればいいのに……


Re: 南京豆男 水無 - 2006/09/16(Sat) 11:43 No.3383   <HOME>


画像のちせちゃん以外のフィギュアは全て水無がUFOキャッチャー系のゲームで取ってきた景品だったりします。
カワイイから取るんだけど、段々置き場に困ってきます。
でも懲りずにやってしまいます・・・カワイイから(笑)

お呼びでないところ失礼致しました〜


Re: 若大将男 ジャンケン娘 - 2006/09/16(Sat) 23:09 No.3387   <HOME>


何と タイムリーなんでしょう。本日、テレビで「劇場版」を見ました。笑って、泣いての作品でした。テレビドラマの方は見ていませんが 「劇場版」はハマりました。つい、DVDを注文してしまった僕でした・・。(笑)


見逃し男 インファント@管理人 - 2006/09/17(Sun) 08:04 No.3388   <HOME>


あらま、映画やってたんですね。他のことに夢中で見逃しました。
でも、見ない方が今後の展開を知らずに済むので良かったのかも???
女性とどうやっておつき合いすればいいのかわからなかった自分は、
他人事とは思えないリアリティがあって感情移入しちゃいます。


失恋常連男 インファント@管理人 - 2006/09/19(Tue) 17:11 No.3394   <HOME>


いよいよ再放送の電車男も次回(明日かな?)が最終回のようです。
色々あったけど、最後はハッピーエンドなんだろうと思います。

ああやって「愛のネットワーク」的な絆というのもいいもんですね。
ここはザ・ピーナッツ関連が主体の板なんですけど、もうひとつ、
個人的なことを(相談でもいいと思うし)書ける掲示板を用意して
います。裏掲示板というとこでしょうか(笑)。

http://mypage.odn.ne.jp/home/infant_peanuts

「失恋しちゃって、もう死にたい気分なんですが」なんていうのは
まさに大先輩で、死なずに生きてきましたのでご助言出来ますよ。
どうぞご利用下さい。


Re: 酔い男 ジャンケン娘 - 2006/09/19(Tue) 17:50 No.3395   <HOME>


この劇場版のテレビ放映の時に テレビドラマのスペシャルの予告をしていた記憶があります。かなり酔っていたので 間違いだったら すいません・・。


下戸男 インファント@管理人 - 2006/09/19(Tue) 18:59 No.3396   <HOME>


ありがとうございます。良い酔い方ですね。早速、ネット検索で見つけました。

電車男デラックス〜最後の聖戦〜(フジテレビ系23日後9:00)

 エルメス(伊東美咲)と電車男(伊藤淳史)の1年後の恋の行方を描く。電車男は、
自分の恋愛の運命が記されているという宝石を求めてタヒチへ赴く。エルメスには、
IT企業の社長・前園(北村一輝)との見合い話が持ち上がる。

絶対、見ようっと! (ザ・ピーナッツの話題はどこへ行った:笑)


Re: 購買男 ジャンケン娘 - 2006/09/19(Tue) 20:09 No.3397   <HOME>


本日、劇場版DVDが届きました。今度の休みの前夜に楽しむことにします。何と「舞台版」の「電車男」のDVDもあるんですねー!!びっくりです。

やはり ドラマのスペシャル版はあるのですね。


調査男 インファント@管理人 - 2006/09/20(Wed) 13:46 No.3400   <HOME>


最終回は今日ではなかったようです。今後の放送予定。

9/21(木)15:00〜
電車男(再/終)#11「史上最大の告白!!涙の卒業式」

9/23(土)15:55〜
<土曜ワイド>「電車男・もう一つの最終回スペシャル(再)」

9/23(土)21:00〜
<土曜プレミアム>「電車男DELUXE 最後の聖戦」


最後の聖戦 インファント@管理人 - 2006/09/23(Sat) 23:56 No.3407   <HOME>


宮川泰先生の「宇宙戦艦ヤマト」がBGMでふんだんに使われていました。
音源は「交響組曲」からのようでした。
<序曲>、<誕生>の前半、<真っ赤なスカーフ>など、こういうドラマにも
合うのか、と、ちょっぴり驚き。
バカバカしく面白かったけど、泣ける場面はなかったな〜。


掲示板のお誕生日 投稿者:のりえ 投稿日:2006/09/22(Fri) 09:19 No.3402   <HOME>

わぁ〜〜〜っ
インファントさんおはようございます〜〜〜っ
今日は この掲示板のお誕生日の日ですね〜〜〜っ
本当に本当におめでとうございますっ
3年・・・素晴らしいですっ
素晴らしい区切りになりますねっ

こんなすてきな場所を
いつもありがとうございますっ
いつも拝見しています
人の心を大切にされる誠実なインファントさん。
これからますますインファントさんのページが充実されることを祈っています。
今日はおめでとうごさいます〜〜〜っ。


Re: 掲示板のお誕生日 インファント@管理人 - 2006/09/22(Fri) 13:01 No.3403   <HOME>


ほんとだ。掲示板の誕生日は意識していなかったです。
気配り頂いてありがとうございます。
なかなかこの心配りというものが昨今の世の中から消えつつあるようで、
温かなお気持に感謝いたします。今後もよろしくお願いします。


Re: 掲示板のお誕生日 satomino - 2006/09/22(Fri) 22:28 No.3404  


お誕生日おめでとうございます。
オフ会以降楽しい一時を頂き感謝申し上げます。
しかし、インファント様のある意味強引なクロージングは楽しくある意味快感でございます。中年/高齢者(75才?だけど)の星として気張って頂ければ幸いでございます。ホームページの画面「ヘッド部分;最初の画面ですが」もう少しスッキリ出来ないでしょうか?見難い部分があります。完璧を目指すと共に究極を追求されているインファントさん!マイナーチェンジは出来ないでしょうね?!今のままでも素敵なのですが我がままなファンとして、satomino仕様への変換?「とんでもない!」にチェック(笑い)させて頂きました。


ちょっとだけよ インファント@管理人 - 2006/09/23(Sat) 00:09 No.3405   <HOME>


マイナーチェンジしてみました。(殆ど変ってねえ:カゲの声)

http://homepage.mac.com/infant/home/index.html


Re: 掲示板のお誕生日 ジャンケン娘 - 2006/09/23(Sat) 20:14 No.3406   <HOME>


お誕生日 おめでとうございます。これからも どうか宜しくお願いいたします。

ここは 心のオアシスですし、聖なる泉ですね。


インファントの娘 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/20(Wed) 19:19 No.3401   <HOME>

今日、miyagawa-world<作曲家・宮川泰先生のファンのためのホームページ>の中の
miyagawa-world掲示板を見て、あっと思いました。
「インファントの娘」のレコード随想に、その内容を加筆しました。

http://homepage.mac.com/infant/home/070.html


ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ  投稿者:satomino 投稿日:2006/09/20(Wed) 06:58 No.3398  

歌伝説観る度に紅白最後の出演で歌った「ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ 」に感動しています。この歌は16年間の活動を凝縮しているようで歌・踊り・衣装等も最高です。この曲をCDで聞きたいのですが、適当なCD有りませんか?大音量で聞いてみたいsatominoより


Re: ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ  インファント@管理人 - 2006/09/20(Wed) 09:57 No.3399   <HOME>


「ブギ・ウギ・ビューグル・ボーイ」は、通常のレコーディング・バージョンは
存在しないため、「さよならコンサート」でのライブ録音で聴くことになります。
この録音はライブでありながらも大変素晴らしく東京ユニオンの演奏も白熱して
聴き応えがあり、お薦めではあるのです。

しかしながら、特殊な音源のために一枚もののCD商品は出ておりません。
こちらのCD−BOXが入手可能と思われますが、BOXなので高価です。

http://homepage.mac.com/infant/omotya/1126pe.html

このBOXは全シングルの網羅とレア音源が入っており、ザ・ピーナッツの歌の
蒐集をする場合のベースになると思います。
ここにはLPアルバムの曲が入っていないので、これの企画CDで補完するという
図式になろうかとも思います。

過去のザ・ピーナッツ・ドリーム・ボックス(10枚組)にも入っておりましたが、
アマゾンで見たら、ユーズド価格が何故か定価の倍の金額に膨れておりました。


更新情報 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/19(Tue) 07:51 No.3391   <HOME>

プロフィールのページに「ザ・ピーナッツ芸能活動概要図」を付けました。

http://homepage.mac.com/infant/home/profile.html

一番下までスクロールしてみてネ。


Re: 更新情報 直樹 - 2006/09/19(Tue) 16:00 No.3393  


楽しく拝見させて戴きました。『ザ・ピーナッツさんの芸能活動概要図』は大変貴重な文献になりました。
ザ・ピーナッツさん関連の公式DVD−ビデオ等が販売がございませんので感謝致します。今の渡辺プロダクションは衰退してしまい残念ですね。


『歌伝説 ザ・ピーナッツ』のリピート放送は? 投稿者:直樹 投稿日:2006/09/16(Sat) 12:31 No.3384  

ほんとうに、NHKさんはBSエンターティメント『歌伝説 ザ・ピーナッツの世界』はリピート放送はどうなったのでしょうか!通常はNHKのBSエンターティメントの放送はBS−2&BS−hiで交互に一回はリピート放送が有りますが、今回のザ・ピーナッツの世界はございませんね。
なお民間放送局ではスポンサーや放送局の都合で制作は不可能と存じます。日本の歌謡曲業界は不毛の時代になりつつあります。NHKさんに日本の歌謡ポップス番組の活路を見ています。


Re: 『歌伝説 ザ・ピーナッツ』のリピート放送は? インファント@管理人 - 2006/09/16(Sat) 18:24 No.3385   <HOME>


どうしちゃったんでしょうね?
盛り上がってるのは私らだけなのかしら?


Re: 『歌伝説 ザ・ピーナッツ』のリピート放送は? ジャンケン娘 - 2006/09/16(Sat) 20:25 No.3386   <HOME>


秋は 番組の改正のシーズンですから NHKもご多分に漏れず・・かもしれません。それも影響しているのかもしれませんね。


『歌伝説 ザ・ピーナッツ』のリピート放送は? 直樹 - 2006/09/19(Tue) 07:33 No.3390  


歌伝説はDVD化の話も無く寂しい、また昔構想が有った『引退・ラストコンサート』のDVD化もお流れのご様子でザ・ピーナッツさんの映像化はなかなか進展しませんね。
CDだけでは我慢出来ません。シャボン玉ホリデーはキネコで保存されていますが、VTRは無さそうですね。せっかく『歌伝説・ザ・ピーナッツの世界』で世間が盛り上がったのに
もったいない気持ちです。


久々のオーディオ熱 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/13(Wed) 15:41 No.3367   <HOME>

「YAMAHA HDD/CDレコーダー CDR-HD1500」というものを買いました。
http://www.yamaha.co.jp/product/av/prd/hifi/cdr-hd1500/
ハード・ディスクは別売なので、メーカー推奨のモノを格納しました。
日立 Deskstar T7K250 HDT722525DLAT80 250GB *HD1500推奨

アナログからの録音機器やCD−R作成機器は既に上質な環境を所有していますが、
これの魅力は、<AudioMASTER>の搭載です。
この仕様はかなり以前から同社のCD−R機器で搭載済みでしたがオーディオ機器
として3年前に登場したものの改良機です。

早速、「決定版 ザ・ピーナッツ」を元に、CD−Rを試しに作ってみました。
 通常モード(規定):オリジナルCDと遜色なし。
 オーディオマスター:CDを凌駕する、きめ細かさ、豊かな倍音が得られる。
これは驚異です。
コピーがオリジナルを上回るなんて、そんなことありえないだろ。常識ではそうです。
しかし、CDの能力をまともに再生する機器はこの世にまだ存在していないのです。
市販品ではCDプレーヤーとしての機能部分だけで400万円以上のものがあります。
それでもパーフェクトとは言えないのです。(アナログでもそうでしたが)
CDプレーヤーの動作を楽にしてあげる。それが<AudioMASTER>だと思います。

一方、この機器には(250GBの場合)、390時間という曲の保持が出来ます。
圧縮音源ならこんなの当たり前ですが、こちらは純正16ビットの非圧縮サウンド。
ザ・ピーナッツの音楽など当然、全部入ってしまいます。
じゃあ、ここから直接再生すれば、もっといいのではないか、そう思いました。
しかし、この世は面白いものです。そうでもないのです。

とっても穏やかで聴きやすく、デジタルとは思えないような滑らかさで聴けるので、
これでいいじゃないか、という気にもなる暖かいサウンドではありました。
しかし、ここがデジタル機器での陥りやすい落とし穴で、満足させちゃう音作りが
出来ているので、デジタル時代になってオーディオは廃れてしまったんです。
これはDAコンバーターやアナログ回路が音のマニアにはまだまだ甘いと思います。
そうは思わない方が精神衛生上は好ましいのでしょうがね。(笑)
そのうち……
ザ・ピーナッツの記事を書き切ったら、オーディオ関連のコンテンツを充実させます。


CDR-HD1500 インファント@管理人 - 2006/09/13(Wed) 23:39 No.3368   <HOME>


<AudioMASTER> いやはや、もう、全くすごい。
オーディオ40年やってきたけど、こんなに驚いたのは初めてだ!
こんなことがあるなんて、信じられない。

きっと超高級CDプレイヤーなんて、こんな音で鳴るのだろう。
CDにはこんな素晴らしい音が秘められていたのだ。
ありとあらゆるジャンルのCDが全て生き返るよう。


Re: 久々のオーディオ熱 マヨネコ - 2006/09/16(Sat) 08:53 No.3379  


是非とも ミュージックバード(PCM衛星デジタルラジオ)を
手元に置いて聴いてくださいな。
  http://www.musicbird.jp/whats/whats.html
コイツは、今時珍しく非圧縮ですのでクオリティは抜群!
チャンネルこそ少なくなってきた(他の衛星に移行)けれども
そこそこの番組(ジャンル)は、網羅してるから まぁ満足です。
そして 古きFMアナログチューナーとオープンデッキの懐かしい
感覚で手当たり次第 あの時?の音楽をGETしてみては?
月々CD1枚ほどの価格で、今主流の「NETダウンロード」より
はるかに安くて音質がイイです。
私は残念ながら時間の関係上 有効利用にいたってません。
オーディオ脱線 楽しく読まさせていただきます。
週間FMファンも今じゃ片付けてしまって、行方不明ですので。
長岡鉄男さん の時代のように、わくわくしながら待ってます。


Re: 久々のオーディオ熱 インファント@管理人 - 2006/09/16(Sat) 10:40 No.3382   <HOME>


この商品はまさにマヨネコさんが紹介してくれた放送のエアチェック録音に最適だと
雑誌「ステレオ」今月号に紹介されていました。
自分で作ったCDの高音質化だけをテストして満足していましたが、昨日は録音面を
試してみました。アナログ・レコードからの収録です。

これがとんでもなく素晴らしい音質で録れました。
いままで使っていた外づけのADコンバーターは何だったのかと嘆きたくなるような
玩具と本物の違いみたいな圧倒的質感。
これまでやってきた日々はなんだった……嬉しいような、悲しいような……
とにかく想像を絶する高音質を手に出来るマジック装置でしょう。


ストレスが吹っ飛びました。 投稿者:ジャンケン娘 投稿日:2006/09/15(Fri) 20:33 No.3375   <HOME>

ここしばらく、色々とストレスがたまって イライラのピークでした。そこで 何気なく、ある方からいただいた「ピーナッツ」さんのLP「ダブル・デラックス」の「ノスタルジック・ムード」を久しぶりに聴きました。

これはこれは、心が癒されました。何て素晴らしい世界なんでしょうか。「ふるさと」の演奏が素敵でした。もちろん「ナレーション」もですよ。こんなアルバムを作ってくれただけで キング様に感謝です。こう言う 一連の歌は「レコードの音」で聴く方が心にしみますね。音楽に包まれるといった感じがします。レコードの音って 歌っている歌手の表情まで見えるような気がします。

もっともっと こう言った歌のアルバムを作って欲しかったですね。


Re: ストレスが吹っ飛びました。 インファント@管理人 - 2006/09/16(Sat) 10:24 No.3380   <HOME>


ザ・ピーナッツさんはずっとお若い頃から、唱歌をよく歌っていました。
それがとっても好きだったのですが、なぜかレコーディングがなかった。
三十路になって、やっとこれがリリースされたのでしたが、感動でした。
これは家宝といってもいいでしょうね。
今はこれの現役CDが無い状態なので、惜しいと思います。


平成のザ・ピーナッツブーム 投稿者:直樹 投稿日:2006/09/14(Thu) 07:45 No.3369  

今年は宮川泰先生の追悼企画やNHK『歌伝説』による、
平成のザ・ピーナッツブームはやっと落ち着きましたね。
東京のCDショップも平常に戻りつつ有ります。私が知っている東京のマニアックなCDショップも商品の品揃えが通常になりました。NHKさんの『歌伝説・ザ、ピーナッツの世界』をぜひリピート放送を希望します。たぶん年内には再放送が確定すると存じます。


Re: 平成のザ・ピーナッツブーム インファント@管理人 - 2006/09/14(Thu) 13:58 No.3370   <HOME>


ちょっぴりささやかなブームってとこでしょうか。
NHK総合テレビで放送すれば、もう少し盛り上がるかも?
民放にもちょっと何かやってほしいところですね。
日テレ、TBS、フジそれぞれ映像があると思うんですが。


平成のザ・ピーナッツブーム 直樹 - 2006/09/14(Thu) 23:51 No.3372  


最近、51〜52歳の知人の男性に『歌伝説・ザ・ピーナッツの世界』をDVD−Rで見て戴いたら、懐かしむ事と当時は良かったと絶賛しましたが、CD購入迄には至りませんでした。月末には団塊世代の従兄弟に見て貰います。『歌伝説・ザ・ピーナッツの世界』のDVD−R盤を作成して親戚・知人に観賞して頂いています。だいたい昭和20年代〜35年位に生まれた方に喜ばれています。逆に昭和ひとけたから15年頃の世代の方はザ・ピーナッツさんの知名度だけで余り関心が無いご様子です。
ぜひNHKへの視聴者世代アンケートを見たいですね。
なんたって団塊世代の皆様がアイドル全盛期のファン層で次に昭和30年初頭の方が時点でした。いろいろ方にぜひ見て頂きたく願います。歌伝説は民放では制作が出来ない傑作シリーズでした。


更新情報9/12 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/12(Tue) 01:02 No.3357   <HOME>

「シャボン玉ホリデーの思い出」に昭和39年(1964年)を追加しました。

http://homepage.mac.com/infant/home/syabon00.html

今回は、故宮川泰先生を中心に取り上げてみました。(追悼特集)


Re: 更新情報9/12 インファント@管理人 - 2006/09/12(Tue) 18:46 No.3359   <HOME>


レコード随想に、「昨日の恋 」を追加しました。
↓ (直通)
http://homepage.mac.com/infant/home/242.html


Re: 更新情報9/12 アマクサのシロ - 2006/09/13(Wed) 00:24 No.3366  


う〜ん私も残念ながらインファントさんと同じ評価ですね殆ど初見で歌ってるとしか思えない。
数年後の先生のリサイタルでの「よこがお」のTV放送を録音して何度も聴きましたが物凄くは良かったものね。


CD到着 投稿者:インファント@管理人 投稿日:2006/09/06(Wed) 13:04 No.3323   <HOME>

「ザ・ピーナッツsings宮川泰」我が家に到着しました。

とりあえずの感想。
1.マスタリングがまた変ったように聴こえる。
  音色が滑らかになった。中高年のアナログ世代に歓迎される響きだと思う。
2.解説が丁寧。
  入門者にもわかりやすい。書いている方は、ピーナッツ・フリークであろう。
3.未聴の歌が聴けた。
  「昨日の恋」は楽譜を渡されたばかりで殆ど練習出来ていないような感じだが、
  貴重な記録音源といえるだろう。
4.初CD化音源(加茂の流れに捨て扇)
  やっぱりCDだなと感じる。解像度が高い。あきらかにこれはレコードより良い。
  私のレコードもアンカーさんから借りたレコードも同じ箇所が歪むのだったが、
  あれはきっとカッティングされたマスターが悪かったのだと判明した。
5.泣かせるコメント付き。
  内緒だよ。買って見てね。
総じて素晴らしい出来です。二重に買うのはどうも、という方にもお薦めしたいです。
CDがケースから外しにくいのがちょっとなあ。


ご注意!! インファント@管理人 - 2006/09/06(Wed) 13:25 No.3324   <HOME>


初めて「二人の幻想」を聴かれた方へ

ノイズと歪みがかなり盛大ですが。これはCDの不良ではありませんから返品などを
されないようにして下さいネ。

サウンド・トラックからの収録であることはご理解頂けると思いますが、ふつうは
サウンド・トラック版と言っても録音マスターのテープから作られています。
しかし、どうもこの録音はそのマスターが見つからなかったようです。
したがって本当にプリントされたフィルムと同期したサウンド・トラックからの収録
のため劣化などの要因で良好とは言えない音質になっています。

しかしながら、これは大変な名曲です。貴重な骨董品としてお聞き下さい。


あらら…… インファント@管理人 - 2006/09/06(Wed) 16:44 No.3325   <HOME>


「恋のオフェリア」なんだけど、これ、シングル盤バージョンじゃない。
LPアルバム「世界名作全集」という企画もののバージョンを収録している。
なんのつもりなんざんしょ。

こちらの荘重なアレンジはあくまで世界名作全集シリーズの最終章を締めくくる
ために重々しくドラマチックに編曲してあるので、その流れの中で活きるのだ。
ここはシングル盤の華麗なバージョンが適切じゃないのか。適材適所というしね。

LPから入れていいなら、この未CD化「明日になれば」を入れてくださいな。
          ↓
http://homepage.mac.com/infant/home/ganbou.html

どういう目的で、なにをしようとしてるのか? ポリシーがないなあ。

「決定版 ピーナッツ―]のCD持ってる人にはちょいサービスだったかもね。


Re: CD到着 ジャンケン娘 - 2006/09/06(Wed) 20:26 No.3326   <HOME>


泣かせるコメントが気になります。かなり前から予約してるのに まだ来ません。(笑)

このジャケットの写真・・僕は初めて見ます。キングには一体、どれくらいの写真があるのでしょう・・・?


待つ楽しみ インファント@管理人 - 2006/09/06(Wed) 21:08 No.3327   <HOME>


ほんとうにザ・ピーナッツの写真はたくさんあるんですね。
「歌伝説」でも、いっぱい出てきましたし、アンカーさんの家には山程あるし。
宮川先生の写真はあまり種類がないようです。
ザ・ピーナッツとお仕事をやってた頃の写真の方が時代的に一致すると思うけど、
誰だかわかんなくなっちゃうかも。(笑)

待つのがまたいいんですよ。遠足も前の晩が一番楽しいものね。


即日完売ってことかな? インファント@管理人 - 2006/09/06(Wed) 21:45 No.3328   <HOME>


あちこちのCD通販サイトを覗いたが、今日一日でメーカー入荷待ちになってます。
ショップでもし見かけたら即買った方が良いかも。


加茂の流れに捨て扇 インファント@管理人 - 2006/09/06(Wed) 23:35 No.3329   <HOME>


CD化されないと文句タラタラのページを訂正(笑)。

http://homepage.mac.com/infant/home/109.html


祝!即日完売おめで゜とう 直樹 - 2006/09/07(Thu) 08:23 No.3330  


マニアックなCDであるザ・ピーナッツsings宮川泰の即日完売おめでとうございます。NHKの歌伝説・ザ・ピーナッツの世界の多大なる影響により、平成のザ・ピーナッツのフィーバー的なブームになりましたね。宮川泰先生がピーナッツさんのために作曲した全39曲の作品群を始めて完全収録!!本当に永久保存盤になりました。録音の良し悪しは一切関係ございません。今回の秘蔵作品群が聴けるだけで自分は幸せでした。偉大な作曲家宮川泰さんを心から偲びたいと存じます。


ザ・ピーナッツ(sings)宮川泰について 直樹 - 2006/09/08(Fri) 06:31 No.3335  


このCDは一部の販売店を除いて初回プレスは完売の模様です。7月26日に発売された渡辺音楽出版が発売した『ポップスの巨匠・宮川泰の世界(TECH-22652)も初回プレスが完売で販売店には在庫が見かけなくなりました。と言う事はマニアックなファン以外にも『宮川泰先生』楽曲に郷愁を感じる皆さんが多い証拠です。宮川泰の世界.第三弾を密かに期待します。宮川先生とザ・ピーナッツさんの平成大ブーム真只中の今、ぜひDVD版のザ・ピーナッツさんの全曲集をキングレコードさんに嘆願します。ブームの時にリクエストが一番で有ります。


お気に入りは? インファント@管理人 - 2006/09/08(Fri) 09:00 No.3337   <HOME>


これだけまとめてピーナッツ&宮川ワールドを聴くと私でも
さすがに満腹感が……
直樹さんが今回初めて聴いた曲で、お気に入りはどの歌ですか?


再編集された制作スタッフの皆様ご苦労 直樹 - 2006/09/08(Fri) 11:50 No.3338  


このCDを制作された録音エンジニア(マスタリング)のご苦労に感謝しつつ聴いてみました。ちゃんと録音データが記載されています、昭和30年代にオリジナルLPの音源を聞いていませんので、『東京たそがれ』と『ウナ・セラ・ディ東京」の聴きくらべは東海林修さんのアレンジにビックリやら、山小屋の太郎さん、二人の高原、六月の花嫁、ジューンブライド等、岩谷時子作品の初見(初耳)楽曲が良かったと存じます。


Re: CD到着 ジャンケン娘 - 2006/09/08(Fri) 18:42 No.3339   <HOME>


あらら・・。「ア○○ン」ったら 「8日発送予定」になっているのに 今、見たら 発送のそぶりも無いのですぅー。(泣)予約しているのに 待たされるなんて・・。


マニアックなCDアルバムですね。 直樹 - 2006/09/08(Fri) 21:08 No.3344  


今夏はポップスの巨匠でした。宮川泰先生の追悼企画でいろいな楽曲を聴く機会が有りました。とにかくザ・ピーナッツsings宮川泰は本当に心に残るCDアルバムでした。
後はザ・ピーナッツさんのデビュー50周年をめざしてラストコンサート完全版のDVDビデオを希望します。


ザ・ピーナッツ(sings)宮川泰 インファント@管理人 - 2006/09/09(Sat) 21:59 No.3349   <HOME>


 このアルバムを聴いていますと、いかに宮川先生がザ・ピーナッツにいい歌を
贈ろうとしていたのかが実感として伝わってきます。
 ヒットしそうな曲を作るという感覚では全くないところが素晴らしいんです。
 それではプロとして失格かも知れませんが、その思い入れが私達を圧倒するの
ではないでしょうか。時代時代の世間の流行りモノとは常に別次元のイメージで
作られているから、戦前の歌謡曲みたいであったり、時代を超えて古くならない
良さもありますが、それらは全て副産物。
 このアルバム自体が宮川先生のザ・ピーナッツに注いだ「愛情の証」でしょう。
そこには傑作、駄作の区別はありません。これはラブレターと同質のものです。
是非、一行も読み飛ばさずに読んであげて下さい。


Re: CD到着 ジャンケン娘 - 2006/09/12(Tue) 21:43 No.3361   <HOME>


本日、無事届いて聴きました。CDが出しにくくて本当にあせりました。

不思議なことにこのCDでは 歌によっては ハーモニー以外のところが まるで 一人で歌っているように聴こえるように感じました。今まで そんな感想を持たなかったのに・・。僕の耳が老化したのでしょうか・・?(笑)

何故か「恋のバカンス」「愛のフィナーレ」が 不思議と「別テイク」っぽく聴こえたのも不思議でした。

宮川先生が健在で 「ピーナッツ」さんが現役なら こんな構成のコンサートをしたのでは?と 想像しながら聴いていました。

このCDのコンセプトを知らずに ただの「ベスト」と思って買った人は 「恋のフーガが入ってない!!」なんて驚いた人もいるかもしれませんね。


Re: CD到着 インファント@管理人 - 2006/09/12(Tue) 22:10 No.3362   <HOME>


ジャンケン娘さん、CD届いて安心しました。
最初は外し難いのですが、2回目からはCDが徐々に取り出しやすくなるようです。

今回の音色はかなり違うと思いませんか?
刺激的な音がなくて、滑らかに感じられます。
中音が暖かくてユニゾンやハモリが見事に溶け合います。
ただし、若干ですが、金物の音が大人しくなるんで、シンバルやブラスは従来の
マスタリングの方がかっこいいかも知れませんね。

今回のご担当は(株)キング関口台スタジオの辻裕行さんというお名前ですが、
メモリーズBOXの時も参画されておられますね。


Re: CD到着 ひかり - 2006/09/12(Tue) 23:13 No.3363  


 CDが、手に入ってから、何度も、何度も聴き返しています。
 不思議ですね。ピーナッツの歌って、なぜだか、聴けば聴くほど、魅力が増していくんです。だから、ついつい、何度も聴いてしまう。そして、また、感動してしまう。
 ピーナッツの事を、知らない人にも、是非、お二人の魅力をあじわって欲しいです。
 ただ、残念なのは、もう引退されているから、新しい歌声を聴く事が出来ない事です。それを、思うと寂しくなってしまいます。


Re: CD到着 インファント@管理人 - 2006/09/12(Tue) 23:56 No.3364   <HOME>


> 聴けば聴くほど、魅力が増していくんです。だから、ついつい、何度も聴いてしまう。

ひかりさんもそうなんですか……私も45年も聴いてて、ちっとも飽きないのです。
これはどこか悪いんじゃないか、病気のひとつじゃなかろうかなんて思っちゃいます。
これは謎です。説明出来そうで出来ない。魔法がかかってるんですよ、きっと。

歌っているザ・ピーナッツは見えないけど、眼閉じて聴くと、ほら、見えて来ますよ。


Re: CD到着 アマクサのシロ - 2006/09/13(Wed) 00:10 No.3365  


インファントさん。
私もCDの取出しには苦労しました無理すると壊れそう^_^;結局中心部の僅かの隙間に千枚通しの先を入れて取れました。
「シングルス」の時も苦労したな取り出すのに^^;