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<出 演 者> ザ・ピーナッツ スマイリー小原と |
<スタッフ> 今回から「脚本」というスタッフ 音楽担当に東海林修先生が初登場。 |
パレード ●ザ・ピーナッツ ●クレージー・キャッツ 他・全出演者 |
華やかなオープニング |
第一景 新春に歌う ♪恋のバカンス (ザ・ピーナッツ) ♪ホンダラ行進曲(クレージー・キャッツ) |
オーケストラ・ピットはエプロン・ステージとの間に 潜っているのだが、ここからの伴奏というのもなかなかに いいもので、トロンボーンの音などがいつも以上に響きます。 |
第二景 思い出の歌 音楽:東海林 修 ♪七つの子 (浜美枝) ♪ふるさと ♪花嫁人形 (ザ・ピーナッツ) ●父親と子供達 クレージー・キャッツ |
この景だけ、音楽を東海林修先生が担当されている。 ピーナッツはこの舞台だけではなく、色々な場面で 童謡・唱歌などを歌うことが多かった。 また、それが本業(?)のポピュラー・カバーや 当時、無国籍歌謡と言われたJ-POPよりも 良かったり(笑)するのが面白いです。 |
第三景 クレージーのヒット・メロディー 演奏:クレージー・キャッツ ♪テーマ(クレージー・リズム)演奏 ♪高校三年生 (植木 等) ♪恋は神代の昔から(石橋エータロー) ♪ヘイ・ポーラ (犬塚弘・ピーナッツ ・伊藤素道) ♪けんかでデート (安田伸・桜井センリ) ♪悲しいメドレー (谷啓ほか) ♪島のブルース (植木等ほか) ♪大脱走のマーチ (全員) ♪今日は赤ちゃん (全員) ♪テーマ演奏 |
楽器を持ったクレージーは底抜けに面白い。 伊藤素道さんは一応普通のコーラス路線だったが、 |
第四景 ピーナッツは歌う ♪ノン・ムッシュ (ザ・ピーナッツ) ♪カモンナ・マイ・ハウス(ザ・ピーナッツ) ♪踊り明かして (ザ・ピーナッツ) |
日劇のステージではショーとしての構成が第一優先。 歌をもっと聴きたいという面も、全体の面白さ楽しさを |
第五景 リリオは歌う ♪メドレー (リリオ・リズム・エアーズ) |
今回のステージではナベプロのニューフェイス歌手や 若手の人気歌手の出演はなくて、ベテラン揃いです。 このリリオのように、しっかり聞かせるグループの歌唱は 華やかさはなくても、落ち着いていて素敵だと感じました。 |
第六景 クレージー海軍作戦 (配役) プリンセス(浜美枝) 兵曹長 (谷啓) 水兵 (ハナ肇、犬塚弘、安田伸、 桜井センリ、石橋エータロー、 植木等、松崎真、ナベオサミ) 広瀬中佐 (植木等) 白バイ警官(植木等) 工事人夫 (植木等) シャボン玉(ザ・ピーナッツ) セーラーのラインダンス(NDT:女性41名) |
どんなコントだったのか全然覚えていません。 抱腹絶倒。観客の反応も凄い。これが更に舞台を盛り上げる。 ピーナッツのシャボン玉って一体なんだったんだろう??? |
第七景 ピーナッツとリリオ ♪アニバーサリー・ソング (ザ・ピーナッツ) (リリオ・リズム・エアーズ) |
奇しくもピーナッツの苗字と同じ伊藤素道さんのグループとの共演。 ピーナッツと男声コーラスという組み合わせはハーモニーが分厚くて |
第八景 ヒット・パレード 注:NDT=日劇ダンシング・チーム |
プログラムには植木さんの「どうしてこんなにモテるんだろう」も 「東京たそがれ」が初登場しましたが、全然いい歌だとは思えなかった。 「ダンケ・シェーン」は凄いアレンジとサウンドに圧倒されました。 |
舞台スナップ(渡辺プロ友の会2月号より:昭和39年)
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ステージレポート(渡辺プロ友の会2月号より:昭和39年) 1月7日より一週間、有楽町駅前日本劇場で”初笑い、ほんとにクレージーだよ クレージー・キャッツの各人、去年にまさるクレージー(狂い)ぶりを発揮し、 ザ・ピーナッツのエミちゃん、ユミちゃん、増々歌に味が出て、容姿も一段と 和製のクレオパトラといわれている浜美枝も兵曹長の谷啓を始め、クレージーの この舞台、タイトルのごとく、終始、爆笑の連続であった。 |
社長紳士録という映画を併映していましたが、退屈そうなので観ないで帰りました。(笑)
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