まこと! 6月だよ ザ・ピーナッツ

(日劇) 昭和39年6月2日〜8日

<出演者>

ザ・ピーナッツ
   伊藤エミ
   伊藤ユミ
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内田   裕也
ほり まさゆき
尾藤  イザオ                        

平   凡太郎
なべ  おさみ

木の実  ナナ

デユーク・エイセス
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藤田  まこと
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寺内タケシと
ブルー・ジーンズ

スマイリー小原と
  スカイ・ライナーズ

日劇ダンシングチーム
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日劇オーケストラ
  指揮:多 忠修

<スタッフ>
構成演出----塚 田   茂
音  楽----宮 川   泰
    ----東海林   修
振  付----小井戸  秀宅
装  置----石 浜 日出雄
衣  装----吉 村 倭 一
照  明----村 井 嘉兵衛
舞台監督----広 田 博 行
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制  作----池 田 豊 和
制作 補----宇 田 良 弼

例年、1月と6月は日劇でザ・ピーナッツのショーが
定番となっていました。
そして、6月は、ピーナッツ・ホリデーということに
なっていたのですが、今年からはタイトルが変更。
「まこと」ということで藤田まことさん出演を強調。
本来ならば、第五回ピーナッツ・ホリデーなのです。
この表現が消えたのは残念。残して欲しかったな。

内容はザ・ピーナッツがメインであることの変更は
ありません。安心して観られるファミリー向きです。
チャンネルこそ違いますが、日曜日の午後6時台の
茶の間の人気を集めたゴールデンコンビと言えます。
ナベプロ・マネジメントという繋がリがありますが
交互にテレビ番組にもゲスト出演したりお馴染みの
組み合わせとなりました。

クレージーのメンバーはバンドマンなので当然ですが
藤田まことさんも歌がお上手なので、ミュージカル風
のコントを一緒にやっても全然OKなのです。
今ではきっと楽しい思い出になっていることでしょう。

第一景 今日は!ザ・ピーナッツ

♪カーニバルの夜は更けて  (出演者全員で)
♪ウナ・セラ・ディ東京   (ザ・ピーナッツ)
♪イッツ・ア・グッディ   (ザ・ピーナッツ)
「カーニバルの夜は更けて」は当時流行ったポップスヒット曲。
藤山一郎さんの歌ではありません。(当たり前か:笑)

第二景 レッツゴー・サーフィン  演奏:ブルー・ジーンズ

♪ほほにかかる涙      (ほりまさゆき)
♪アイ・ウォント・ユー・ウイズ・ミー
              (尾藤イザオ)
♪シェーキング・サーフ   (内田裕也)
♪ルシール         (ザ・ピーナッツ)

第三景 ナナの休日
          
♪恋のパームスプリング   (木の実ナナ)
お年寄りはたいがい「このみなな」と読んだ名前です。(笑)

     ↓「恋をしちゃった」は「好きになっちゃっちゃった」としてレコーディングされました。(すぐに買いました:笑)

第四景 まことの恋

♪恋をしちゃった  (藤田まこと
           &ザ・ピーナッツ)
♪運がよけりゃ   (ザ・ピーナッツ)
第五景 そよ風にのって歌おう
♪マイセレネード   (ザ・ピーナッツ)
           (デュークエイセス)
♪ラッキー・オールド・サン
           (デュークエイセス)
♪オーケー・オーライト・ユー・ウィン
           (ザ・ピーナッツ)
♪プリーズ・アンド・アイ
           (ザ・ピーナッツ)
「オーケー・オーライト・ユー・ウィン」
だけしかわかりません。
あとはどんな歌だったんだろう?
第六景 六月の花嫁

○コント     ザ・ピーナッツ 藤田まこと
         平凡太郎 なべおさみ
         木の実ナナ デュークエイセス
♪アイ・エンジョイ・ビーイング・ア・ガール
           (ザ・ピーナッツ)
♪ジューン・ブライド (ザ・ピーナッツ)

6月公演にふさわしい「ジューン・ブライド」

新曲でした。

第七景 珍説瞼の母

千場の忠次郎    (藤田まこと)
その母親      (平凡太郎)
浪人        (なべおさみ)
やくざ       (日劇ダンシングチーム)
「千場の忠次郎」は「番場の忠太郎」のパロディ

第八景 デュークの日記帳

♪幼なじみ     (デュークエイセス)

お馴染みの歌です。

第九景 ピーナッツ 民謡を歌う

♪深川くずし    (ザ・ピーナッツ)
♪金比羅舟々
♪ダンチェネ節
♪大島節
♪深川くずし    (以上、メドレー)

第十景 ヒット・パレード

♪バンドプレイ  (スカイ・ライナーズ)
♪ツイスト・アンド・シャウト
           (内田裕也)
           (ほりまさゆき)
           (尾藤イザオ)
♪パパとママのテレビ (木の実ナナ)
♪ワシントン広場の夜は更けて
           (デュークエイセス)
♪白い雲に胸はって  (藤田まこと)
○メドレー
♪恋のバカンス    (ザ・ピーナッツ)
♪ドミニク
♪ダンケ・シェーン

フィナーレ      (出演者全員)

ザ・ピーナッツ・ファンにとっては素敵な
ショーであることは変わりないのですが...
コントなどの楽しさはクレージーが上。
ファミリーな観客には物足りなさもある、
そんな感じだったように思いました。

↑↑↑週刊明星(昭和39年6月21日号)のグラビアより<2008.01.13追加>

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