日劇ピーナッツ・ホリディ 歌う ザ・ピーナッツ

1965年(昭和40年)5月28日より6月3日まで

<出演者>

ザ・ピーナッツ
   伊藤エミ
   伊藤ユミ
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鹿内  タカシ
  ・
尾藤  イザオ
  ・
東京音楽学院
スクール・メイツ                     
  ・
槙   みちる
恵   とも子
--------------
千 葉 信 男  
  ・
左   とん平
EH・エリック
  ・
南   利 明
--------------
ジャッキー吉川と
  ブルー・コメッツ

スマイリー小原と
  スカイ・ライナーズ
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日劇ダンシングチーム
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日劇オーケストラ
  指揮:多 忠修

<スタッフ>

構成演出----塚 田   茂
振  付----小井戸  秀宅
    ----高 木   翌
音  楽----宮 川   泰
    ----森岡  賢一郎
装  置----小 林 雍 夫
衣  装----小 磯 豊 治

照  明----長   敏 雄
舞台監督----広 田 博 行
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制  作----池 田 豊 和
制作 補----宇 田 良 弼

第一景 誰かが誰かを恋してる
        
(演奏)スマイリー小原と
             スカイ・ライナーズ
            ジャッキー吉川と
             ブルー・コメッツ

♪ラヴ
誰かが誰かを恋してる
   (ザ・ピーナッツ)
   (鹿内  タカシ)
   (尾藤  イザオ)
   (スクール・メイツ)
♪ラヴ
   (ザ・ピーナッツ)
   (鹿内  タカシ)
   (尾藤  イザオ)
   (スクール・メイツ)
♪あなたの胸に
♪ロックン・ロール
     ミュージック
   (ザ・ピーナッツ)

サブ・タイトルにピーナッツ・ホリディの名が復活。
私はやっぱり6月はピーナッツ・ホリディがいいな。
ピーナッツ・ホリディって、とっても語感がいい。

そういう勘定だと、この回は第6回に相当します。
ずっと続けられてたら、今年は第44回位なのかな?
さて、今年のタイトルは「歌う ピーナッツ」です。
あえて「歌う」とした意味はすごく良くわかります。

日劇のザ・ピーナッツはショーの要素がとても強くて、
歌はそんなに多くないのです。
歌をもっとたくさん聴かせて欲しいというファンの声を
反映させたのだと思います。
それにもう、ザ・ピーナッツは既に大変な実力派なので
歌をメインに持って来ても十分にお客さんを満足させる
ことが出来るようになったとも考えられます。

第二景 私達は姉妹

私達は姉妹    (ザ・ピーナッツ)
おぼろ月夜    (スクール・メイツ)
♪メダカの学校   (伊藤 エミ)
♪シャボン玉とんだ (ザ・ピーナッツ)
♪からたちの花
♪赤い靴
♪浜辺の歌
♪花嫁人形
私達は姉妹    (ザ・ピーナッツ)
          (千 葉 信 男)
          (南   利 明)
         (E・H・エリック)
          (左   とん平)
         (スクール・メイツ)
          (恵   とも子)

「私達は姉妹」ってどんな歌だったんだろう?
全然覚えていないや。

♪わたした〜ちはフタゴのきょうだい

って歌うあの歌かなあ...

日劇では、童謡・唱歌というのを良く歌ったものですね。
この時点では、そういうレコードは出してないのだけど。
だから、なんで吹き込まないのか不思議でならなかった。

結局、後年になってLP両面で出て嬉しかったんだけど。

第三景 スクール・メイツは歌う

☆メドレー    (スクール・メイツ)
栄光のブルース
♪史上最大の作戦
♪青春の息吹き  (スクール・メイツ)
          (尾藤  イザオ)
          (恵   とも子)
なんか凄い団体が出て来たな〜とビックリ!
第四景 スチーム・ヒート
          (ザ・ピーナッツ)
          (鹿内  タカシ)
この踊りは凄かったヨ。
ちょっぴり色っぽかったし....
第五景 ウナ・セラ・ディ東京
          (ザ・ピーナッツ)
日劇スペシャル版というべきか....
第六景 可愛いいマリア
          (槙   みちる)
槇みちるさんはまだデビュー曲歌ってたのですね。
第七景 若さは歌う
        
(演奏)日劇オーケストラ
            ジャッキー吉川と
              ブルー・コメッツ

♪イッツ・アレイニー(鹿内  タカシ)
悲しき願い    (尾藤  イザオ)
♪500マイル   (ザ・ピーナッツ)
??        (千 葉 信 男)
          (南   利 明)
         (E・H・エリック)
          (左   とん平)
♪マック・ザ・ナイフ
   (ザ・ピーナッツ)
   (鹿内  タカシ)
   (尾藤  イザオ)
   (スクール・メイツ)
南利明さんも出ているので名古屋弁でのコントなど
やったら面白いんじゃないかとは思いましたが、
そういうのはやらないのですね。
今の時代なら「あり」なんでしょうが、そういうのは
芸じゃない、というこだわりもあったのでしょう。
第八景 ダイヤモンド・ヘッド
 
(バンド演奏)スマイリー小原と
        スカイ・ライナーズ

ビッグ・バンドでベンチャーズのエレキ・サウンドを
演奏するとどうなるか?
<答>ものすごいカッコ良かったです。
下降グリッサンド・パッセージ(デケデケデケのこと)を
トランペットがパラパラパラパラ……うっそ〜
こんなレコード出ていなかな〜と探したらありました。

(超一流の)原信夫とシャープス&フラッツなんですよ!
ダイヤモンド・ヘッド〜十番街の殺人ほか全12曲。
珍盤かもしれない。(笑)

第九景 歌う ピーナッツ
        
(演奏)スマイリー小原と
             スカイ・ライナーズ
            ジャッキー吉川と
             ブルー・コメッツ

☆ピーナッツ・ヒット・メドレー
         (ザ・ピーナッツ)
 ♪小さな花<可愛い花>
 ♪情熱の花
 ♪ドミニク
 ♪恋のバカンス
 ♪アイドルを捜せ
 ♪朝日のあたる家
 ♪モア
 ♪ジューン・ブライド
♪東京からのおみやげ
         (ザ・ピーナッツ)
♪マック・ザ・ナイフ
         (ザ・ピーナッツ)
         (鹿内  タカシ)
         (尾藤  イザオ)
         (ブルー・コメッツ)
♪ダンケ・シェーン
         (ザ・ピーナッツ)

 フィナーレ   (全員)

ザ・ピーナッツ・ファンのための
ザ・ピーナッツによる
ザ・ピーナッツ・ショーという感じ。

コントは控え目にして、
歌と踊りを中心にザ・ピーナッツの魅力炸裂!
ワンマン・ショーの色合いが強い公演でした。

2004.11.09:掲載

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