もしザ・ピーナッツが出ていなくても結構楽しめるテンポの良い映画です。  
後年、モスラで共演したフランキー境さんですが、モスラでは実際には合成なので
掛け合いの演技はなかったそうですが、こちらの映画では文字通りの共演です。
ザ・ピーナッツは、ほんの僅かの登場ですが、この映画の雰囲気と調和して物語の
一翼を担っている感じがします。                     
まさに人気絶頂のフランキー境さんの達者な演技とドラマーでもある音楽的なカンの
良さが如何なく発揮されており、ザ・ピーナッツのちゃっきり節の合いの手は絶妙。
これはゼニの取れる映画だと思いました。                 
最後は死ぬお話になるのが一般的な「森の石松」ですが、さて、どうなるのか……。

映画挿入歌の「ちゃっきり節」は
「ザ・ピーナッツ・メモリーズBOX」で聴けます。